室内にある廊下とリビングを間地切っているガラスが割れた場合、「これってどうやって交換するのだろう?」「え!?まさか取替できないタイプで扉一式交換とかいわれないよね?」とご心配の方に向けた記事になります。「安心して下さい。交換できますよ!」と言えるのは国産建具に関してです。外国製やステンドグラスだとそうとは言い切れないケースもありますが9割以上はガラス交換可能と言えます。

本日は、そんな室内ドアガラスの交換写真を掲載していますので、気になる方は参考にして下さい。

糸島市|ガラス修理・交換はガラス屋ドアードにお任せ下さい!安く丁寧に作業を行います。

室内ドアガラスがどうやって交換するの?

はい。まずは室内ドアガラスの取替方法についてお伝えします。基本的には”押縁(おしぶち)”と言われる枠がガラスの縁にありますので、その押縁を取り外してガラスを交換します。

押縁はガラスが取付けられている枠の一部に設けられている事もあれば2箇所、又は3箇所、さらには四方全て外れる事もあります。

業者としては四方全て枠が外れてくれた方がガラスの入替が楽ですが、割合としては1つの枠だけが押縁になっている事の方が多い様に感じます。

押縁の外し方、取り付け方

押縁は、大抵ほそく目立たないビスで固定されています。枠の大きさにより3~4本は止まっていると思いますので注意深く枠の周りをみて下さい。通常のプラスドライバーではサイズが大きな場合があります。無理やり外そうとするとネジ山が壊れて大変な事になります。ネジのサイズに適した道具で取り外します。全部のネジを外し終わったらスクレーバーの様な平べったい工具を枠の隙間に差し込み少し捏ねる様に押縁を浮かせます。私も失敗の経験がありますが、ネジを外し忘れていて「なかなか押縁はずれないな~」と無理にグイグイやると押縁が割れてしまう事があります。少しずつ慎重に作業を進めなければならない局面です。

ガラスを入れ替えて再度押縁を元に戻す時にネジが無くならない様に、ネジはまとめてわかる場所にとっておきましょう。

コーキングで接着している事も珍しくありません。

押縁が無事外れると、通常であればガラスを建具枠から取り外す事ができます。しかし、現場によってはガラスが外れない事も。原因はガラスと建具がコーキング(シリコン)で接着してあるからです。この様な場合はカッターでコーキングとガラスを切り離してガラスを建具から取り出します。

ガラス交換後は用心のためにコーキング充填

建具の中でガラスと建具をコーキングで接着するケースと、枠の隙間からコーキングを充填しガラスの接着強度を上ケースと現場によって仕上げ方を選択します。もちろん、コーキングを打たない事もできますが、どの様なメリットがあるか説明いたしますね。

コーキングで接着するメリット

建具ガラスをコーキングで固定すると2つのメリットがあります。

・ガラスのガタツキがなくなる

・万が一ガラスが割れても大きく割れ落ちる可能性が軽減される

ガラスのガタツキがなくなる

例えば、サッシのガラスだとサッシとガラスを押さえるためにグレチャンやビートの様なゴムで固定していますのでガタツキは一切生じません。しかし、建具の場合はその様な押さえがありません。昔の家で使用される多くの室内木製建具は、ガラスが入れっぱなしになっており固定がされてないので戸を動かす度にガタガタと音がします。コーキングで固定しなくてもガラスが落ちる事はありませんが、カタカタうるさいのでコーキングで固定をした方が良い場合はあります。もちろんコーキングをせずとも、ガッチリ納まっているガラスであれば音はしませんのであしからず。

万が一ガラスが割れても大きく割れ落ちる可能性が軽減される

万が一ガラスが割れてしまった場合、コーキングでガラスの端が固定されていると、大きなガラス片が抜け落ちる可能性は低いです。中心部分だけ大きく落ちる可能性はなくなりませんが、安全面を考えるとコーキングしておいて損はないと思います。

まとめ

本日は、室内建具のガラス交換について、交換方法やコーキングのメリットについて説明しました。もしも、ガラスが割れて今から業者を呼ぶ、もしくは自分で取替を行うという方は、記事を参考に押縁や、コーキングのポイントを確認してみて下さい。

ステンドグラスのドアガラス割れの現場にお伺いしました。以前もステンドグラスの室内ドアガラスに対応した事があったのですが、その構造上、同じガラスに取替をしようとするとかなり高額になる(というか現実的ではない)という事を知り「お客様、ガラスのみ、同じステンドグラスのガラスにするのは、ちょっと難しいと思います。仮に出来たとしてもメチャクチャ高額になります。。ドア一式交換するか、ステンドグラスは諦めて、加工ガラス、もしくは型板ガラスに入れ替えられた方が良いかもしれませんよ」この様に案内させて頂きました。

こちらの室内ドアガラスが割れた事の発端は、強風でドアが勢いよく閉まりその衝撃でガラスが割れたというものです。ドア枠のガラスを押さえる部分も割れており相当な衝撃であった事が分かります。

本日は、このステンドグラスのドアガラスを修理した施工例になります。よろしくお願いします。

宗像市のガラス屋。ガラス屋ドアードは、窓ガラス修理・交換、網入りガラス修理・交換、ドアガラス修理・交換などあらゆるガラスに対応しています。会社や店舗、工場のガラス修理も歓迎です。お気軽にご相談下さい!

ステンドグラスのドアガラス交換(施工写真)

それでは早速、現場に伺った時の写真からご覧ください。

ステンドグラスのドアガラス、ガラス割れ

ドア中央部分の最も大きなガラスが外れ落ちています。

ガラスを押さえる枠も一部外れています。

ドアが勢いよく閉まった時にはお客様もリビングにいらっしゃったらしく、爆発が起きたのではないか?というレベルの音だったそうです。「でも、何も爆発してなくて良かったです。床は傷だらけでドアもメチャクチャになりましたが誰も怪我した人もいなかったのでラッキーでした」と凄くポジティブなお客様でした。

同じステンドグラスタイプにする事が少々ハードルが高い事をお伝えすると「何でもいいですよ、ただ廊下とリビングの間仕切りドアなので向こう側が見えないお洒落な感じのガラスがいいな~」とリクエストを頂きましたの、フロスト加工ガラスをお勧めし、ご依頼を頂く事になりました。

フロスト加工ガラスも受注生産になるので、4~5営業日程お時間を頂き、日程を調整後ガラス交換を行いました。

その間、割れたガラスそのままだと大変危険なので、もちろん、既存の割れたガラスはドアから全て撤去して暫くお待ち頂く事になりました。

【施工前】

上記の状態から、下記の様にガラス修理完了しました。

【施工後】

お洒落なガラスにして欲しいというオーダーでしたが、「感じがいいですね!」と大変気に入って頂き現場を後にしました。

施工写真は以上となります。

ステンドグラスの現場はあまりないので、せっかくのなので、引き続き、ステンドグラスについて少しお話ししたいと思います。

ステンドグラスとは

ステンドグラスとは、1枚1枚のガラスを鉛でつなぎ、一体化した1つの素材として作製された商品の事です。イメージが最もしっくりくるのは、美術館や教会などで使用される、色とりどりの窓やドアのデザインガラスではないでしょうか?

ステンドグラスの特徴である赤や青、緑や黄色などカラフルな色味は金属酸化物をガラスに混ぜ合わせる事で着色させます。着色させたガラスを1つの商品とするには大変な時間とコストがかかります。1メートル四方のサイズでも1ヶ月~2か月の時間、20万円以上の費用が掛かる事も珍しくありません。

今回の現場のドアガラスは色とりどりではなかったものの大きさや形をオーダーで製作しなければならず、ガラスだけでも数十万円の費用がかかったのではないかと思われます。

ステンドグラスが使用される場所

ステンドグラスは、窓やドアに使用される事が多いです。デザイン性が高く、洗練されたイメージの空間にする事ができます。継ぎ接ぎで造られている特性上、強度は弱いので、外に面した場所で使用する時は複層ガラス仕様にされる事も多いです。

また、雑貨や照明、インテリア商品としての需要も多いです。

ステンドグラスのメリット・デメリット

ステンドグラスのメリットとデメリットは下記の様に考えられます。

メリット

・意匠性が高い

・希少性が高い

・高級感がある

・プライバシーを守る

・明かりの取り込みが綺麗

デメリット

・費用が高い

・修理の際リスクが高い(費用・納期)

・強度が弱い

まとめ

本日は、ステンドグラスの室内間仕切りドアガラスを交換した施工実績を元に施工写真を掲載しました。ステンドガラスの修理を行う事もレアケースなので、ステンドグラスについて、その使用場所やメリットデメリットも合わせて考えてみました。

今回は、ステンドグラスのドアガラスから加工ガラスに交換しましたが、もしも、同じようなケースの破損が発生した先はステンドグラスは諦めて別のガラスにする事をお勧めします。どうしてもステンドグラス仕様の商品を望まれる場合は、もしかしたら、ドアを全体的に交換した方が安く修理できるかもしれませんよ。詳しくは対応した業者に相談して見て下さい。

建築会社様よりマンションの大規模修繕に際し、ガラス交換の依頼を頂きました。殆どが網入りガラス仕様になっていて”熱割れ”箇所のガラス交換やコーキングが切れている窓の補修を行うご依頼です。

網入りガラスの”熱割れ”は10枚ちょっとだったのですが、ルーバー窓のガラス割れが結構多く30枚以上交換する事になりました。ルーバーガラスの場合はサイズを工場に発注し工場で面取りまでしてもらって”取付だけ”を行う事も多いですが、今回の現場は急ぎという事もあり、当社のサービスマンが網入りガラス(WKH)のガラスカット及びグラインダーで面取り加工をしましたので、その様子を記事にいたしました。

若松区のガラス屋。窓ガラス修理交換、サッシ修理交換、玄関ドアリフォーム、窓リフォーム、雨戸修理交換、戸車交換、ドア修理、ドアクローザ交換調整、フロアヒンジ交換、内窓施工、二重窓工事、窓とドアの事ならドアードへ!

ガラスの面取りが必要な理由

ガラスの面取りはグラインダーにガラス用の砥石を装着し行います。ガラス用砥石以外で研磨するとガラス表面が凸凹になったりガラスが割れてしまう事があります。

ガラスの面取りとはガラスの角を落とす作業を言います。グラインダーを使用しガラスの角に対し研磨して行きます。この面取り作業を行わないとガラスの角で怪我をする事がありますので大切な作業です。

ガラスの面取りは直接ガラスの角を触る可能性がある場合に行います。今回の様なルーバー窓のガラスや、テーブルトップ(テーブルの上に置くガラス)、食器棚のガラスで、ガラスの一部が露出している物この様なガラスを設置する時には必ず面取りを行います。

ガラスの面取りが必要な理由は”怪我をしないため”と言う事です。

網入りルーバーガラスの製作方法

網入りルーバーガラスの製作方法は、それ程難しくありません。原寸と言われる実際に必要なサイズを確定しそのサイズにガラスをカットして行きます。通常のガラス定寸は3*6サイズ(約90cm×180cm)なので、この1枚の網入りガラスからルーバーガラスは30枚程とる事が出来ます。

ルーバーガラスのガラスのサイズが仮に横幅45cm×縦幅10cmだとした場合、180÷10=18枚。

90cmー45cm=45cmなので18枚の倍の枚数がとれる事になりますので36枚のルーバーガラスが取れますね。適寸に全てをカットし、そこからはグラインダーで面取りを行いますが、ギリギリと押し付ける感じではなく、ガラスの角を軽く撫でる様に裏表の角を取って行きます。網入りガラスは6.8mmの厚みがあるので面取りで割れる事はまずありませんが、例えば食器棚のガラスの面取りで3mmのガラスの面取りを行う事もあります。3mmのガラスだと下手な作業を行うと”パリ”と割れたり欠けたりする事もあり作業は慎重に行わなければなりません。

また今回は網入りガラスをカットしてルーバー用の網入りガラスを製作していますが、網(ワイヤー)の部分がガラスから少々飛び出していたりします。この部分のグラインダーで綺麗にならしておくと見栄えが良くなります。

ルーバーガラスはガラスの種類がほぼ決まっている

ルーバーガラスはガラスの種類が大体決まっています。

網入りガラスの6.8mmもしくは型板ガラス6mm(F6K)です。

網入りガラスは型板のヒシクロス(WKH)と言われるガラスが使用率No1です。まれに網入り型板ガラス縦ワイヤー(WKT)や透明網入りガラス(PHW)と言う種類が使用されています。

網入りガラス以外では前述した型板ガラスの6mmである(F6K)一択です。型板ガラスは通常窓ガラスなどで4mmの厚みのガラス(F4K)といわれる材料が使用される事が多いですが、ことルーバー窓に関してはF4Kが使用される事はまずありません。

このように「ルーバーガラスが割れた!」とお問合せがあれば「網入りですか?網は入っていませんか?」とお尋ねすれば大体の種類は判明します。

網入りルーバーガラス交換料金の目安

ルーバーガラスは複数枚交換する事が多いです。特に網入りガラスの熱割れの場合、全て同じだけ陽が当たりますので概ね3~4枚はひび割れしてボロボロの事が多いです。野球のボールが飛んできて割れた場合も2~3枚は割れています。

そんな事もあり当社では3枚までは1枚あたり5,000円、4枚からは1枚あたり4,000円で料金設定しています。もちろん現地で面取り作業を行ってもコチラの料金で行います。ただ1枚だけの場合や特殊な現場では別途見積りとさせて頂いております。

料金はガラス屋ごとに代わってきますので詳しくは依頼されるガラス屋にお問合せ下さい。網入りガラスだとそれなりに高く設定されているガラス屋さんもいらっしゃるようです。

まとめ

本日は網入りルーバー窓のガラス交換について解説いたしました。ルーバー窓は気密性や防犯性の問題もありサッシ事交換される方も多いですが、マンションなど集合住宅にお住いの方は勝手に交換する訳にもいきません。ただ、網入りガラスを通常の板ガラス(F6K)に交換する事で”熱割れ”防止にはなりますので”熱割れ”でお悩みの方はご検討の余地はいるのかなと思います。

遠賀郡水巻町で室内引き戸ガラスが割れてしまったので交換して欲しいと言う現場に伺っいました。引き戸の建具の中に5枚のガラスが入っていてその中の一番下部分のガラスが割れています。お伺いすると元気な男の子と女の子がおばーちゃんと一緒に出迎えてくれました。”キャッキャ”言いながら実に楽しそうです。恐らく楽しい理由はなく、知らないおじさん(私)が来たので興奮している様子です。お若いおばーちゃんが「こらこら」とあやしながら私を現場である廊下に案内して下さいました。冒頭の写真の様にガラスが割れており、ケガをしない様に透明のビニールテープで養生されていました。よくよく見ると回りが加工されている加工ガラスと言う事が判明し「お客様、ガラスの回りが幅広面取りされていて同じ様なガラスを作ると時間と費用が少々かかります。同じようなガラスを使用すれば今からすぐに工事可能で、その分お安く出来ますがいかがいたしましょうか?」

お客様「ガラスが入っていれば何でも良いので今から出来るガラスでやってくださいな」とご注文を頂きました。

遠賀郡のガラス屋。窓ガラス交換修理、サッシ修理、ドア修理、ドアクローザ交換、ドアノブ交換、戸車交換、網戸交換(網戸作製、張替え)、雨戸交換修理、フロアヒンジ交換、内窓取付、浴室ドア折戸交換、窓とドアの事ならドアードへ!

室内引き戸ガラス交換は押縁に注意が必要です。

実際の室内引き戸です。一番下のガラスが割れているのが確認出来ます。また、加工が施されたガラスと言うのも確認出来ます。

子供達は相変わらず”キャッキャ”盛り上がっています。「おじちゃん、そのガラスどうやって変えると・・・」と不意質問をされました。「おじちゃん、これいつ直ると・・・」「おじちゃん。どっからきたと・・・・」「おじちゃんお金いくらすると・・・」”キャッキャ、キャッキャ”答えを待たずに連続での質問攻め。。私が苦笑いしていると、おばーちゃんが助け舟を出してくれて「ほらほら、おじちゃんの仕事の邪魔、こっちに来なさい」と子供達を別の部屋に連れていってくれました。廊下と部屋の仕切り引き戸なのですが、ちょっと暗くて建具の仕様(ガラスの交換方法)が良く見えません。室内側からも確認しましたが、枠の取り外しネジが見えずに「アレ?」と思いスマホの電気で照らして「なるなど、なるほど」と状況が分かりました。

コーキングで四方が接着されていましたがカッターで切りは無し割れたガラスを全て取り除きました。上記写真で赤丸部分が押縁になっていて、ビスを外すと押縁部分が外れます。かなり窮屈に取付られていたので押縁が中々外れません。スクレーバーを取り出し隙間に入れて捏ねるとスポッと抜けました。

ガラスは型板ガラスに入れ替えました。

室内が結構暗くちょっと作業がしずらい状況です。よくよく考えれば今日は天気も良いので引き戸を外し屋外で作業をする方が効率が良いと気が付きました。「よっこらせ!」と建具を持ち上げ外の作業台に持って行きました。

押縁ガラスの交換は交換方法をしっかり理解していないと結構ハマります。今回は1辺の押縁が外れるだけの建具です。内寸サイズが670mm×140mmのサイズで押縁を外すと15mm横幅が長く取れます。また上部の飲み込みが10mmでしたの”かかり”が5mm程です。もろもろ計算し680mm×148mmでガラスをカットする事にしました。写真は割れてしまった既存のガラス(上段)と新しく切り出したガラス(下段)を並べた写真です。色味や型板部分はほぼ同じガラスで、回りを加工していないだけなので違和感は全くありません。

ガラスの入替完了しました。一番下のガラスですが、下のアスファルトの色が混ざっているので黒っぽいですが、色味は他のガラスと同じです。

室内引き戸ガラス交換は押縁か落とし込み

室内引き戸の交換を行う場合は多くが今回の建具同様に押縁を外して入れ替える方式が多いです。1辺だけの押縁もあれば2辺の押縁や四方全てが押縁と言うケースもあります。施工は四方全て押縁が一番楽です。寸法の足し算、引き算もなく、基本開口寸法で”ズドン”とガラスをはめ込み四方枠を戻せば完成します。四方枠以外だと枠開口とガラスサイズにどうしても遊びが生じるため上下左右にガラスが動いてしまいます。これを防ぐためにコーキングで固定する必要がありその分が手間となります。

また、押縁以外の方法で建具にガラスが入れ込まれている事もあります。”落とし込み”と言う方法で建具の上部にガラスを差し込む隙間があいていてそこから下に向かってガラスを落とし込んで行きます。畳一畳分程度の大きさのガラスが1枚落とし込まれている事もあれば2段や3段に分かれて落とし込まれている事もあります。障子が上部にあり半分から下がガラスとなっている昔ながらの建具もこの落とし込み方式でガラスを交換する事となります。

上段が障子で半分から下がガラスとなっている室内引き戸ガラスです。

上記の様な建具です。ガラス周辺の枠が取り出せる様になっており、枠を取り出すと枠の上側に切り目が入っていてそこからガラスを差し込む事が出来る仕様です。

押縁と落とし込みのガラス交換方法が理解出来れば室内引き戸のガラス交換は自分でもできるかもしれませんね。

まとめ

本日は遠賀郡で行った室内引戸ガラスの交換施工実績を掲載しました。現場が終わり帰りしなお客様宅の子供に「何歳?」と聞いた所、男の子は5歳、女の子は3歳と言う事が判明しました。「それじゃーバイバイ!」と手を振って子供達とお別れしました!ご利用ありがとうございました!

施設や工場のガラス割れ修理、マンションの高層階のガラス交換を行う時に必要な高所作業車。足場を組んで工事を行う事も可能ですが1枚や2枚のガラス交換作業であれば高所作業車で十分対応可能です。足場を組み費用に比べればかなりお安く工事出来る事が一番のメリットではないでしょうか。本日は久留米市の施設で行った高所ガラス交換工事の実績写真と高所作業を行う場合、高所作業車と足場組の比較について記事にしました。施設関係者の方や工場、マンション管理の関係者に参考になればと思います。

久留米市のガラス屋、窓ガラス交換修理、サッシ交換修理、ドアクローザ調整交換、ドアノブ交換、網戸作製(張替え)、ドア修理交換、雨戸修理交換、フロアヒンジ交換調整など、窓とドアの事ならドアードにお任せ下さい!

高所のガラス交換施工実績

【施工前】

網入りガラスにヒビが入っています。通常の網無しガラスであればもしかしたら下に落ちてしまったかもしれない危険状況です。施設やマンションなどのガラスはこの様な場合でも滑落しない様に網入りガラスであったり、サッシとガラスの間の収まりがコーキング施工になっています。ガラスが割れても網が入っていれば簡単に落下する事はありませんし、ガラスをコーキングがしっかり接着していますので二段の落下防止機能がいざと言う時には役に立ちます。

【施工前】

【高所作業車にてサッシガラスの取り外し】

室内側と外で協力しながらひび割れした網入りガラスをサッシごと取り外します。サッシにはストッパーと丁番が取付けられていて、その部分を室内から取外し外のスタッフに渡します。安全帯は必須のアイテムで安全帯を装着していないと高所作業車に乗り込む事が出来ません。

取りはずしたガラスです。こうして見ると結構大きいですね。650×1800程度の大きさでした。作業台を車両から出してガラス交換作業を行います。

ガラス交換が終わったら、再度高所作業車に乗り込み、サッシの建付けを行います。コーキングでの収まりの場合は、地上でコーキング充填をすると取付の際にまだ固まっていないコーキングが色んな所についてしまう危険性があります。コーキングはサッシを建て付けた後に行う方がベターです。

【建付け後のコーキング作業】

室内、室外の両方から丁寧にコーキングを行います。コーキングがある程度固まるまで24時間は必要ですのでその間は扉の開閉は避けて頂くようにお伝えしました。

【ガラス交換作業完了】

工事完了です。ピカピカの網入りガラスが入りました。

高所のガラス交換を行う際の高所作業車と足場組の比較

今回は高所作業車を使用してガラス交換工事を行いましたが、足場を組んで作業を行う事もあります。足場組と高所作業車のメリット・デメリットなどをまとめてみました。

高所作業車のメリット

作業までの期間が短い(早い)

高所作業車はレンタルする事が出来、作業までの段取りもスムーズにできます。高所作業車が侵入出来る道幅さえあればどこからでも高層階にブーム(アームの部分)を伸ばす事ができますので高所作業のハードルはかなり低くなります。

費用が安い

自社で高所作業車を保有していると維持費などが掛かる為、コスト増になりますがレンタルで都度利用する場合は時間あたりの費用を支払うのなのでコスト的には安価に使用出来ます。3時間3万円や5時間8万円など業者により価格は異なりますがオペレーター付きのサービスもあるので自社で操作が出来ない時も気軽に利用できます。

高所作業車のデメリット

作業スペースが限られている

あくまでも足場との比較に際してのデメリットですが、バスケットのスペースが狭いので作業範囲は限られます。ガラス交換などは一旦地上に降りてから作業を行う必要があります。

車両が侵入出来る場所に限られる

高所作業車が侵入できる所でないと作業できません。車の大きさにもよりますが最低でも4m道路以上は必要となる可能性が高いです。また樹木や電線などの障害物にも注意が必要で、明らかに障害になる位置や角度からはブームを伸ばす事が出来ないです。

足場組のメリット

省スペースで広範囲に作業の足場を設置できるので建物を覆う様に作業が必要な場合は大変便利です。と言うか変わる物がありません。大規模で非常に高い高層構造の建物にも足場を組む事が出来きます。

足場組のデメリット

費用的には高所作業車と比べて割り高になる事が多いです。また人の手で組み上げて行きますので足場を組んで作業が出来る様になるまでに相当の時間がかかります。あまりありませんが、高所作業車は工事の最中だけブームを伸ばせますが足場を組む際には緊急に組んだ足場を解体する事が出来ません。その為強風や突風時など臨機応変な対応が出来ずに足場が倒れてしまう事故リスクがあります。

まとめ

本日は高所のガラス交換の施工実績と高所作業車および高所作業を行う際に使用する足場についてメリットデメリットなど記載しました。大掛かりになる事の多い高所作業ですが、発注される側も多少知識があった方が業者とスムーズな商談が出来るかと思います。参考にして頂ければ幸いです。

門司区の施設から「ガラスの修理を依頼をしたいのですが、相見積もりになりますがご対応可能でしょうか?」とお問合せが入りました。「はい。もちろんご対応させて頂いております」という事で、門司区の現場に伺いました。ご担当者の方にガラス割れの窓を案内して頂きました。施設の室内側からみると天井付近に取り付けられている窓を指さされ「あそこの窓のガラスなんですよね~」と。

門司区のガラス割れ。立っている所から3.6メーター程の位置に取付られている窓です。

私「結構高い所の窓ですね~脚立で届くかな~・・・ボソボソ」

お客様「屋根からガラス交換できるみたいですよ。以前の業者さんは屋根から上って作業をされていたようです」

実際に屋根から上ってみるとこんな感じでした。

門司区のガラス屋・ガラス修理・ドアノブ交換・ドア修理・網戸張替え専用ページ

門司区のガラス交換はパテ施工

木枠のにガラスが入っています。F2N(梨地ガラス)と言う種類の厚み2ミリのガラスです。通常木製建具のガラスの場合には「押縁」と言われるガラスを押さえている木枠があるのですが、一見分かりませんでした。よくよく近くで見て見るとなんと”パテ施工”でガラスが収まっています。パテ施工と言うのはガラスを枠に押し付けた状態で「押縁」などの押さえをせずにそのまま”パテ”でガラスを固める工法です。一昔以前はパテ施工の現場も多くあったと聞きますが現在では殆ど遭遇する事がないレアな施工現場です。

パテ施工でガラスが収まっているケース

現場で作業して15年程になりますが私がいままで遭遇した中でパテ施工だった現場を思い返してみました。思い出せた現場は全部で4ケ所。その内3ケ所が工場でした。そしてもう1ヶ所は下関市の築古団地でした。鮮明に記憶がありますが、

八幡西区の工場、行橋市の工場、小倉の工場、そして下関市の市営団地です。工場3ケ所はガラスがスチール製の枠に収まっている現場で、下関の市営住宅もスチール製の枠だった記憶があります。現在はサッシの枠が工場や市営住宅問わず多いですが、昔の工場、ビル・マンション系はスチール(鉄製)のガラス枠も多くありました。

パテ施工でガラスが収まっているケースとしては、築年数が40年以上経過した工場やビル・マンション系の建物と言う事になります。

パテ施工以外でガラスが収まっているケース

では、パテ施工以外でガラスが収まっているケースとはどんな状態なのでしょうか?

現在のガラスの収まりを考えれば答えは簡単です。グレチャン、ビート、コーキングでの収まりとなります。一般の木造住宅はグレチャンが主流です。マンションやビル・店舗はビートかコーキングでガラスがサッシに収まっています。

パテ施工のガラス交換方法

パテでガラスが収まっている場合のガラス交換方法を説明します。

まず、パテを剥がす(取り除く)事からはじまります。今回の門司区の現場はパテ施工では初めての木枠でした。パテも経年劣化しておりボロボロと比較的簡単に取り除く事が出来ましたが、以前私が経験した現場の大半は、このパテの剥がし作業が最も大変な作業でした。”ガッチリ”固まっているパテはカチンカチンでそうそう簡単に剥がれません。カッターの刃を入れマイナスドライバーとトンカチで”パテ”を叩き砕きながら剥がして行きます。

悪戦苦闘の末パテとガラスを切れに取り除き枠を掃除します。恐らく回り広範囲にパテの残骸が散らばっていますので、その清掃も怠らずに行わなければなりません。ガラスの取付け方法は、先に枠側にクリアのコーキングを適量塗ります。ガラスをコーキングのついた枠にあてガラスが落ちて来ない様に仮で接着します。収まりは”パテ”ではなくコーキングで四方接着し完成です。

門司区のガラス交換、ビフォーアフター

【施工中】

ひび割れたガラスを取りはずしました。パテのボロボロと外れて行きました。

【施工後】

上のR掛かったガラスも適切にガラスカットし綺麗に収まりました。パテの代わりにコーキングで収めて完了です。

まとめ

本日は門司区で行ったガラス交換工事の施工実績を掲載しました。パテ施工と言うレアな施工方法です。私の知る限り現在”パテ施工”でガラスを収めるガラス屋はいないと思います。基本コーキングでの代用を行いガラスを取付けします。パテ施工が主流の時代には恐らくコーキングが普及していなかったものと推測します。コーキングの方が施工性が断然良いですからね。

写真は室内側から撮影しています。室内側は透明3mmのガラスで、外側のガラスがヒビの入った網入りカスミガラスです。

台風の時にガラスに何かがぶつかっていた様で網入りガラスにヒビが入っています。

このガラスは網入りガラスと透明ガラス構成のペアガラスです。ガラスにヒビは入っているものの外側の網入りガラス部分のヒビなので室内側の透明ガラスは無傷です。

ペアガラスは原則、即日交換は出来ません。ガラスのサイズとガラスの構成で新しくそのサッシに合ったガラスを製作する流れとなります。

ペアガラスの現調方法に関しては、以前記事にした「ペア(複層)ガラスの現調方法と発見した手抜き工事の補修方法!」を参考にして下さい。

福岡市城南区のガラス屋・ガラス修理・ドアノブ交換・ドア修理・網戸張替え専用ページ

ドアのガラス交換は押縁である事が多い

窓のガラスとドアのガラスの交換方法は2種類あります。

窓のガラス交換で多いのはサッシを取り外して窓枠をL字型に分解しガラスを交換する方法です。L字型に分解する時にもコーキングの場合であればコーキングをカッターで切って作業を行う必要があります。グレチャン(ゴムで巻いてあるタイプ)の場合はそのままL字に分解する事が可能です。

また、窓のガラス交換でFIXと言って動かないタイプの窓の場合は基本的に押縁と言われる取外し可能な枠がサッシの回りに取付られているので押縁を外してガラスを入れ替える事になります。

ドアのガラスの交換方法は窓ガラスのFIXと同じ様に押縁が取付られている事が多いです。勿論ドア枠を外してガラス交換を行う事もありますが、今回作業した城南区の様なマンションのドアだと押縁を外してガラス交換を行う事になります。

まずはコーキングをカッターでカットする

ガラスとサッシの回りにコーキングが充填されていますので、そのコーキングをカッターでカットし取り出す必要があります。

カッターの刃をガラスに沿って走らせます。そして再度今後はサッシに沿ってカッターを走らせます。そうする事でコーキングをガラスとサッシから分離し、取り出す事がきます。この作業を内側と外側、両方行います。

ひび割れたドアガラス
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コーキングをカットした際の写真

コーキングを取り出すと押縁が取り外ずせる様になります。

下の写真は押縁を取り外して割れたガラスを取り出そうとしている状態です。

割れたペアガラスの取り出し

ガラス吸盤を活用して無事にドアのガラスを取り出す事に成功しました。

ペアガラスは2枚で1組と言う事が確認できる画像

実際に取り出したペアガラスです。

取り出したドアのペアガラスです。
ペアガラスの断面を写した写真です。

ペアガラスの断面は上記の写真の様になっています。画像の右側が網入りガラスの部分で左側の部分が透明ガラスの部分です。両方のガラスは黒く見える部分に接着されています。網入りガラスの部分だけ。又は透明ガラスの部分だけ。この様なガラス交換は出来ません。ペアガラスは内側と外側のガラス2枚で1組の製品となっていますのでどちらかが破損すると割れてないガラスも交換する必要があるのです。

ガラス取付作業

割れたガラスをとりだしたので、続いては新しいガラスを取付ける作業に移ります。ドアサッシの中にはコーキングの切れ端やバックアップ材と言われるスポンジ状の固定緩衝材が残っていますのでそれらを綺麗に取り出しドアサッシの中に何もない状態にします。

上部の押縁をセットしている写真です。

ガラスをドアサッシに入れ込み、上下左右の押縁をセットして行きます。

バックアップ材でガラスを固定した後、マスキングテープを貼りコーキング充填の準備に取り掛かります。

本日は2人で施工にあたっていたので室内と室外に分かれて作業をしています。外のスタッフはマスキングテープが貼り終わりコーキング充填作業を行ています。

コーキングを充填した写真

写真はまだコーキングをヘラで切る前の写真です。一通りコーキングをぐるりと充填した後にヘラでコーキングを切って行きます。

ドアのガラス交換完成

コーキングを綺麗に切ってマスキングテープを剥がしたらドアのガラス交換工事の完成です。コーキングは乾くまでに丸1日は必要なのでお客様にお伝えし触らない様にご注意頂きます。

まとめ

本日は福岡市城南区で行ったマンションのドアガラス交換工事について施工実績の記事を掲載しました。ペアガラスの交換はガラス製作までに日数がかかるのでガラス割れが酷い場合などは仮工事と言ってプラスティック段ボール(プラダン)やべニアにて養生作業を行う事もありますが、今回はそこまで酷い割れ方でもありませんでしたので「大丈夫でしょ!」とお客様のお考えもありそのままでお待ち頂く事になりました。

いずれもしましても無事に工事が終わり安心して頂く事が出来ました!ご利用ありがとうございます。

近年防犯ガラスの設置をお考えのお客様も年々増加傾向です。

泥棒の侵入経路としてガラスを割って宅内に侵入される事が広く情報公開された事も要因の1つと考えられます。またそれに伴い空き家の増加も防犯ガラス設置に多少なりとも関わっている様です。

今回、防犯ガラスセキュオ60のガラス入替をご希望されているお客様もその様な状況の方で、現在のご実家に親御様がお住まいなのですが一時的に施設に入所されていて現在は空き家の状態です。そんな中防犯ガラスセキュオ60に傷(原因不明)がついてしまったと言う事で「防犯ガラスセキュオの取り扱いはありますか?」と言うお問合せからはじまり最近施工完了、引き渡しが終わりました。

保険を適応されると言う事で警察にも被害届を出され少々お時間がかかった様です。本日はそんな案件の施工実績を紹介いたしますね。

防犯ガラス セキュオって何?

セキュオとは日本板硝子が販売している防犯ガラスの商品名です。

通常の防犯ガラスと同様に2枚の板ガラスに中間膜を挟み1つの商品として販売されています。俗に合わせガラスと言われて防犯性を重視した商品です。

セキュオには「セキュオ30」「セキュオ60」「セキュオ90」「セキュオSP」「セキュオPY」がライナップされておりセキュオ30、セキュオ60、セキュオ90の違いはガラスに挟まれている中間膜の厚みが違うと1点です。セキュオ30は30ミルの中間膜、セキュオ60は60ミルの中間膜、セキュオ90は90ミルの中間膜が使用されています。もちろん厚みが厚い90ミルが防犯性は高くなります。

また、セキュオSPは中間膜にプラスしてポリカーボネート板も挟み込む事によりさらに強力な防犯性をアップした商品です。さらにセキュオPYは通常の板ガラスと”バイロクリア”と言う防火ガラスによりセキュオ90で使用する90ミルの厚みがある中間膜を挟み込んでいるのである一定の力を加え各セキュオを貫通させようと実験を行った結果、セキュオPYだけはガラスが貫通しなかったとの実験結果が公表されています。セキュオについてはメーカーサイトで詳しく説明されています。

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もともとは、こちらのガラスに傷がついていたと言う事を警備会社が発見した様です。自然には絶対に入りそうもない傷なので泥棒が侵入を試みたのか・・・実質的な被害はなかったようですのでまずは何よりです。

真中に傷があります。何かで強く突いた感じがします。ただ、通常泥棒が行うのであればクレセント(サッシの鍵)所を破壊しようとするのですが、クレセント部分には全く傷がありませんでした。ただのイタズラかもしれません。

別の防犯ガラス セキュオ60にも傷が付いている事を発見

こちらのお客様は娘様がちょっと別の所にお住まいと言う事で、現調の立ち合いはありませんでした。なので玄関横のセキュオ60に傷がついているとはお聞きしていたのですが、玄関横には左右にサッシ窓があり「どっちかな~」と両方確認した所、どちらにも傷がついているのを発見しました。

こちらのセキュオにも傷がついています。中桟で区切られた下のガラスの中央よりちょっと左側に傷があります。

お客様に「両方に傷がありますよ」とお伝えするとお客様は警備会社から1つの窓だけと聞いていたらしく、近日にこちらのご実家に確認しに行くとおっしゃってました。

保険を適応する為に警察にも見積り書を提出

保険に加入されていると言う事でしたので、見積り書を3パターン作成しました。各1枚交換した見積りと、両方同時に交換した見積り書です。保険がどの範囲まで適応出来るのか分からないから・・・。と言う理由です、その上、保険会社と警察にも見積り書を提出すると言う事でした。警察に被害届を出さないと保険適応できない様です。このあたりは保険会社によっても変わるみたいですね。

お客様に見積りご提出後、保険適応の為ちょっと時間が掛かると思うとは言われていました。忘れた頃に警察から直接連絡があり、見積り内容などヒアリングされました。警察に見積りを出すと結構な確率で業者にヒアリングする見たいです。

1ヶ月が経過したごろでしょうか。お客様より連絡があり「2枚とも保険適応で修理できるので修理をお願いしますと言う事です。

防犯ガラス セキュオ60の納期まで約1週間

お客様より発注を頂き約1週間で商品が出来て来ました。

セキュオを2枚交換するのにかかった時間は約30分程度です。2名で作業を行いました。

ひびが入っているセキュオを交換して行きます。枠を外してガラスのみ交換します。

上記の写真は新しいセキュオ60です。まわりにビートを巻いてサッシに組み込みます。

セキュオのステッカーを希望するとこの様にステッカーが貼られて納品されます。

まとめ

本日は防犯ガラスセキュオ60の交換現場の案件を記事にしました。私たちが防犯ガラスを交換している最中、娘様ご夫婦で空き家の庭木や雑草などの手入れをされていました。結構大変な感じで私たちよりも多くの汗をかかれて作業をされており30分程度でガラス交換が終わってしまったので若干気が引けてしまいました。最後はお茶を頂き現場を後にしました。ご利用ありがとうございました!

網入りガラスでも透明の網入りガラスと型板(かすみ半透明)の網入りガラスがあります。

今回は、ある施設の電気室の鉄扉ドアガラスが割れてしまったとご連絡がありました。

お客様からは「網入りガラスが割れたので修理して欲しい」とヒアリングしていました。実際に伺ってみると透明網入りガラスでしたので「単板の中では一番高額のガラスですよ・・」とお伝えしお見積りさせて頂きました。

透明網入りと、型板網入りでは仕入れでも2倍くらい価格に開きがあります。施工にさいしては、1.5倍ぐらい透明網入りガラスが高いイメージです。

仮に型板網入りガラスが材工で20,000円だった場合、ガラスを透明網入りに変更すると30,000円ぐらいになります。もちろん大まかなイメージですが

いづれにせよ単板の中では1番高額なガラスであると言う事です。

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施設の電気室の鉄扉ガラス交換は下記の様に行いました。

押さえ枠の取り外し

まずは、押さえ枠を取り外します。アルミサッシでは押縁に当たる部分です。アルミサッシであればネジを使う事無くアルミサッシに”ビシっと”はまり込む設計ですが、鉄扉の場合は単純にガラスをはめ込んで、枠から出ない様に別途取付られている感じです。鉄扉は後から塗装を施されている事も少なくありませんが、このネジのネジ山が塗装で埋められていて、ネジを外すのが大変な現場を何度も経験しています。

今回のネジはカッターでネジ山を露にし比較的スムーズに取り外す事が出来ました。

収まりは四方コーキングでしたのでカッターを入れてコーキングを取り除きます。写真は一旦ガラスを外して、周りのコーキングを

綺麗に削いでいる所です。コーキングが中途半端に残っていると、ガラスも入れにくいですし、収める時にコーキングをする時もやりずらいです。

切り出すガラスの採寸方法

上の写真はガラスは交換押さえ枠がまだ取付されていない状態です。ガラスの切り出すサイズをちょっとご説明しますね。

下の押さえ枠を外した状態で切り出すガラスを採寸します。開口部分の一番下(押さえ枠の下面)から開口部分の上部まで。

これがH(高さ)の切り出すサイズです。あまりギチギチだとガラスが入れにくいので、3mm減ぐらいでOKです。

続いてW(横幅)を採寸します。取り敢えず開口部分を測ります(この寸法をAとします)続いて左右の呑み込み(ガラスが枠内の入り込む部分)を測ります。

仮に左右とも12mmであれば、先程測ったA+12mm(これもギチギチだとガラスが入れにくいので3mm減)=A+9mm

横幅の切り出すサイズはこの様に決めます。左右の呑み込みが12mmと15mmだった場合は、深い方の15mmを採用します。

続いて切り出したガラスを枠内に収めるのですが、高さは3mm減しているので問題ないですね。先ほど測った呑み込みが深い方の横辺から(B側)ガラスを入れて行きます。ゆっくり、ゆっくり慎重に入れその流れてもう一方の横辺(C側)にも合わせながら、こちらも入る状態になれば、B側に入り込んだガラスをC側に少し戻す様にします。

この状態で、下枠と、左右の辺にガラスが掛かっている状態です。上の部分だけ隙間が空いています。これをどうするかと言うと、ガラスを静かに持ち上げて上の枠にもガラスが掛かる様にします。下枠に空間が空きますので、セッティングブロックと呼ばれる”ゴム板”を2個ほど置いて上部と左右にガラスが入った状態にします。

これが、上記の写真です。下側が少し浮いているのが分かりますか?

この状態で押さえ枠を取付れば、四方の枠にガラスが収まると言う仕組みです。

これが完成した扉です。

コーキングも充填し終わっていますが、せっかくコーキングの様子も写真に撮ったので掲載しておきますね。

マスキングテープを巻いて室内・屋外からコーキングを充填して行きます。施工当日はあいにくの雨でした。

マスキングテープは雨の日には対象物に付きにくいのでしっかりと水分を取り除きマスキングテープを貼り付ける必要があります。

まとめ

本日は透明網入りガラスの交換現場を記事にしました。

FIX(はめごろし)ガラスの切り出し寸法は最初はちょっと戸惑いますが慣れれば簡単に採寸出来ます。こちらの現場は約30~40分で完了しました。

担当職員の方から「もう終わったの!?」とびっくりされました笑。雨の日は特にサクサク作業を終えないとガラスや鉄扉が湿って施工しずらくなるばかりです。ご利用ありがとうございました。

糟屋郡新宮町のガラス交換を行いました。

結構値切られに値切られ、40,000円で作業を行う事になりました。実際の所は標準価格で48,000円のお仕事です。ガラスは網入りの透明ガラスです大きさは、w850とh900程あります。(横幅が850ミリと高さが900ミリと言う事です)

一番の問題は2階のガラスで室内から作業が出来ないと言う点です。

せめて室内から作業が出来れば2万円ちょっとで終わる作業でしが、外から長めの脚立を掛けて2人がかりで作業を行わなければなりません。

人工代と高所作業代がかかりますので40,000円は一般のガラス業者よりかなりお安い価格だと思います。

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糟屋郡新宮町ガラス交換の依頼者は高齢者介護のお客様

網入りガラスの高所工事を値引きさせて頂いたにはそれなりの理由がございます。こちらのお客様は高齢の方を介護されている女性の方で、女性の方も大変お元気なのですがそれなりにご高齢です。

ガラスがひび割れしているので早くガラス交換を行った方が良いですがご予算的に結構厳しいご様子。色々と交渉をさせて頂き最終的には「わかりました、では40,000円で工事させて頂きましょう!」と請け負う事になりました。

最初は私一人でお見積りに伺っていましたが、長めの脚立や追加の人工も必要な事から後日作業として、数日後に工事をする様にしました。

ガラス交換当日お客様がいない

ガラス交換の当日別の人工(スタッフ)より少し早めに現場に到着した私は2階の住居に向かいました。”あれ!?玄関引戸が半開きです”

お客様~ガラス交換に伺いました!何度も何度もお声掛けしました。

うんともすんとも反応なし。

前日に朝10時に伺いますね!とお伝えしていましたので”どうして!?”と不安になりました。。。だって玄関が開いていて高齢のご夫婦です。具合が悪くなって緊急搬送でもさらたのか・・・・。嫌な想像が頭をよぎります。その後も自宅の電話や携帯電話に電話するも、電話は鳴っている音が聞こえるのですが反応がありません。携帯電話も自宅の中で鳴っています。

そうこうしている間に別のスタッフも到着し「どうしよう・・・」としばらく現場で待機する事にしました。15分が経過した頃でしょうか。。

「あ~ごめんね~」と道路の向こうの方から急いでやってくる女性の姿。「お客様だ!」

「どうされたんですか~心配しましたよ~緊急搬送でもされたのかと・・・玄関も開いてましたし・・」

お客様「取られる物は何もないからね~寝たきりの爺さんなんて誰も取っ手いかないでしょう笑。ちょっと近くの薬局に薬を貰いにいってたんよ」

どうやらご自宅の中にはご主人様がいらっしゃった様です。寝たきりなので当然反応も出来なかったご様子でした。ま~ひとまず安心。。気を取り直して工事スタートしました。

高所作業のガラス交換工事

この建物の2階部分のガラスを交換します。4メートル以上の脚立が必要です。

2本の脚立を用意し2人で作業を行います。

ガラスの左右にガラス用の吸盤を設置し「せーの」で同時に持ち上げサッシ枠からガラスを取り外します。

息のあった作業が必要です。ガラスを取り外すと脚立にガラス当てながら一歩づつ下に降りて行きます。

窓サッシには2枚の障子(ガラスが入ったサッシ枠)が入っていて、今回交換するガラスは室内側のガラスです。つまり外の障子と内側の障子2枚取り外す必要があります。

1枚目(外障子)はスムーズに外れましたが、内障子は部品が引っ掛かって上手く外れません。

枠を一部ばらしてどうにか内障子も取りはずし成功です。

網入りガラスを新しくカットし回りのゴム(ビート)を巻き直しサッシを組み立てて行きます。

再度脚立で2枚の障子を建て込み作業完了となります。

まとめ

本日は糟屋郡新宮町の網入りガラスの交換(高所作業)の案件を紹介しました。私どもは可能か限りお安くサービスを提供する為に足場を掛けずに脚立で対応しました。作業が終わってこちらのお客様からお聞きしたのですが、別の業者にも見積りを取った所、足場代だけ8万円、ガラス交換代が4万円、総額12万円だったそうです。ドアードさんは安くしてくれたので良かったですとご満足頂きました