遠賀郡水巻町で室内引き戸ガラスの交換に伺って参りました。引き戸ガラスの交換方法も解説

遠賀郡水巻町で室内引き戸ガラスが割れてしまったので交換して欲しいと言う現場に伺っいました。引き戸の建具の中に5枚のガラスが入っていてその中の一番下部分のガラスが割れています。お伺いすると元気な男の子と女の子がおばーちゃんと一緒に出迎えてくれました。”キャッキャ”言いながら実に楽しそうです。恐らく楽しい理由はなく、知らないおじさん(私)が来たので興奮している様子です。お若いおばーちゃんが「こらこら」とあやしながら私を現場である廊下に案内して下さいました。冒頭の写真の様にガラスが割れており、ケガをしない様に透明のビニールテープで養生されていました。よくよく見ると回りが加工されている加工ガラスと言う事が判明し「お客様、ガラスの回りが幅広面取りされていて同じ様なガラスを作ると時間と費用が少々かかります。同じようなガラスを使用すれば今からすぐに工事可能で、その分お安く出来ますがいかがいたしましょうか?」

お客様「ガラスが入っていれば何でも良いので今から出来るガラスでやってくださいな」とご注文を頂きました。

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室内引き戸ガラス交換は押縁に注意が必要です。

実際の室内引き戸です。一番下のガラスが割れているのが確認出来ます。また、加工が施されたガラスと言うのも確認出来ます。

子供達は相変わらず”キャッキャ”盛り上がっています。「おじちゃん、そのガラスどうやって変えると・・・」と不意質問をされました。「おじちゃん、これいつ直ると・・・」「おじちゃん。どっからきたと・・・・」「おじちゃんお金いくらすると・・・」”キャッキャ、キャッキャ”答えを待たずに連続での質問攻め。。私が苦笑いしていると、おばーちゃんが助け舟を出してくれて「ほらほら、おじちゃんの仕事の邪魔、こっちに来なさい」と子供達を別の部屋に連れていってくれました。廊下と部屋の仕切り引き戸なのですが、ちょっと暗くて建具の仕様(ガラスの交換方法)が良く見えません。室内側からも確認しましたが、枠の取り外しネジが見えずに「アレ?」と思いスマホの電気で照らして「なるなど、なるほど」と状況が分かりました。

コーキングで四方が接着されていましたがカッターで切りは無し割れたガラスを全て取り除きました。上記写真で赤丸部分が押縁になっていて、ビスを外すと押縁部分が外れます。かなり窮屈に取付られていたので押縁が中々外れません。スクレーバーを取り出し隙間に入れて捏ねるとスポッと抜けました。

ガラスは型板ガラスに入れ替えました。

室内が結構暗くちょっと作業がしずらい状況です。よくよく考えれば今日は天気も良いので引き戸を外し屋外で作業をする方が効率が良いと気が付きました。「よっこらせ!」と建具を持ち上げ外の作業台に持って行きました。

押縁ガラスの交換は交換方法をしっかり理解していないと結構ハマります。今回は1辺の押縁が外れるだけの建具です。内寸サイズが670mm×140mmのサイズで押縁を外すと15mm横幅が長く取れます。また上部の飲み込みが10mmでしたの”かかり”が5mm程です。もろもろ計算し680mm×148mmでガラスをカットする事にしました。写真は割れてしまった既存のガラス(上段)と新しく切り出したガラス(下段)を並べた写真です。色味や型板部分はほぼ同じガラスで、回りを加工していないだけなので違和感は全くありません。

ガラスの入替完了しました。一番下のガラスですが、下のアスファルトの色が混ざっているので黒っぽいですが、色味は他のガラスと同じです。

室内引き戸ガラス交換は押縁か落とし込み

室内引き戸の交換を行う場合は多くが今回の建具同様に押縁を外して入れ替える方式が多いです。1辺だけの押縁もあれば2辺の押縁や四方全てが押縁と言うケースもあります。施工は四方全て押縁が一番楽です。寸法の足し算、引き算もなく、基本開口寸法で”ズドン”とガラスをはめ込み四方枠を戻せば完成します。四方枠以外だと枠開口とガラスサイズにどうしても遊びが生じるため上下左右にガラスが動いてしまいます。これを防ぐためにコーキングで固定する必要がありその分が手間となります。

また、押縁以外の方法で建具にガラスが入れ込まれている事もあります。”落とし込み”と言う方法で建具の上部にガラスを差し込む隙間があいていてそこから下に向かってガラスを落とし込んで行きます。畳一畳分程度の大きさのガラスが1枚落とし込まれている事もあれば2段や3段に分かれて落とし込まれている事もあります。障子が上部にあり半分から下がガラスとなっている昔ながらの建具もこの落とし込み方式でガラスを交換する事となります。

上段が障子で半分から下がガラスとなっている室内引き戸ガラスです。

上記の様な建具です。ガラス周辺の枠が取り出せる様になっており、枠を取り出すと枠の上側に切り目が入っていてそこからガラスを差し込む事が出来る仕様です。

押縁と落とし込みのガラス交換方法が理解出来れば室内引き戸のガラス交換は自分でもできるかもしれませんね。

まとめ

本日は遠賀郡で行った室内引戸ガラスの交換施工実績を掲載しました。現場が終わり帰りしなお客様宅の子供に「何歳?」と聞いた所、男の子は5歳、女の子は3歳と言う事が判明しました。「それじゃーバイバイ!」と手を振って子供達とお別れしました!ご利用ありがとうございました!

Posted by doorrd