欄間は昔の住宅では、室内に設けられることがありました。比較的築年数の浅い住宅では、玄関ドアに欄間を設置するケースが多い傾向にあります。

新築やリフォームの際、玄関ドアに欄間を設けるべきか悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、欄間とはなにか、デメリットやメリットなどを解説します。ぜひ参考にしてください。

福岡市東区のガラス屋ドアード!玄関ドアなど建具やサッシ・ガラスのお困り事を解決します!修理・リフォームお任せ下さい!

欄間(ランマ)とは?

欄間(ランマ)は、日本の伝統的な建築に見られる、部屋を分ける壁や障子の上部に設けられる通風や採光を目的とした飾り窓のことです。

欄間は、部屋と部屋の間や廊下と部屋の間に設置されることが多く、美しい彫刻や装飾が施されることもあります。

欄間は木製の格子形式であったり、細かい木彫りの装飾が施されていたりと、デザインや形状が多岐にわたります。また、伝統的な日本家屋の美観を高めるとともに、室内の空気の流れを良くする、採光を取り入れやすくするなどの機能的な役割も担っていることがポイントです。

現代の住宅における欄間の特徴

築年数の古い日本家屋や神社に取り入れられている欄間の多くは、木製でなおかつ室内に設置されているのが一般的でした。

現代の住宅でも欄間自体はなくなっていませんが、欧米の文化が多く取り入れられた現在の住まいでは、ガラス張りで玄関に取り入れられることが多くなりました。

玄関にガラスの欄間を取り入れることで、採光を確保することが主な目的となっています。

玄関ドアに欄間を設けるメリット

ここでは、玄関に欄間を設置するとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

採光を取り入れやすくなる

玄関ドアに欄間を設けることは、自然光を室内に取り入れやすくなることがメリットの一つです。

たとえば、住宅街や周辺にマンションが多いエリアは、自然光が入りにくい場合が多いでしょう。

そこで、欄間を設置することで、自然光が取り入れやすくなり、玄関全体を明るくして開放感を演出できるのです。玄関がゲストを迎える最初の空間となるため、柔らかな自然光が差し込む空間は、来訪者を温かく迎え入れる雰囲気を作り出します。

日本らしい雰囲気を出せる

欄間を玄関ドアに取り入れることは、住まいに日本らしい雰囲気を加えられることもメリットといえるでしょう。

たとえば、花や自然をモチーフにした彫刻が施された欄間は、日本の四季や自然への敬愛を表現できます。このように、玄関ドアに欄間を設けることで、訪れる人に対して、洗練された伝統的な美しさと、日本の文化への敬意を示すことができるのです。

玄関ドアに欄間を設けるデメリット

採光を取り入れたり、日本らしい趣を出せたりすることが魅力の欄間ですが、デメリットもあります。

ここでは、玄関ドアに欄間を設けるデメリットを解説します。

玄関ドアが小さくなる

玄関ドアの上部に欄間のスペースを確保するため、ドアの高さを低くしなければならない点もデメリットです。

引っ越しやリフォームなどで、冷蔵庫やタンスなどの高さのあるものを出し入れする際や、身長が高い人にとっては、低い玄関ドアが不便に感じる可能性があるでしょう。また、視覚的にもドアが小さく感じられ、玄関全体のバランスが悪くなることがあります。

欄間の掃除が必要になる

欄間は繊細なデザインや彫刻が魅力的ですが、その分、掃除が必要になるというデメリットもあります。

細かい彫りの部分にはほこりが溜まりやすく、気が付いたときには汚れやほこりが付着しているというケースも少なくありません。とくに、屋外側の欄間は外からの汚れが付着するため、掃除の手間については考慮しておく必要があるでしょう。

断熱性が下がる

欄間を設けることで、玄関の断熱性が下がることもデメリットです。玄関ドアの欄間はガラス製であることが一般的であり、ガラス部分の面積が大きくなることで熱が出入りしやすくなります。

そのため、冬場に玄関の暖かい空気が外に逃げやすくなることに加え、夏場は外からの熱が室内に入りやすくなります。

断熱性の高いガラスを採用することで対策できますが、欄間がない状態と比較すると断熱性は下がってしまうので注意しましょう。

欄間の防犯対策

欄間として玄関部分にガラスを取り付けることは、防犯面で不安に感じる方も多いでしょう。

ここでは、欄間の防犯対策について解説します。

防犯ガラスにする

欄間の開口部はそれほど広くないことから、不法侵入を目的に割られる可能性は低いですが、いたずらや嫌がらせで割られる可能性もゼロではありません。そこで、防犯ガラスを使用するのが方法の一つです。

防犯ガラスは、通常のガラスと比べて衝撃に強い構造をしており、叩き割られる可能性を低くできます。

また、防犯ガラスのなかには割れてもガラス片が飛散しにくいものがあり、万が一、欄間が割れても怪我をするリスクを軽減できます。

すりガラスを選ぶ

欄間からののぞき見を防止し、プライバシーを保護するために、すりガラスを選ぶこともポイントです。

欄間に透明なガラスを採用するケースは少ないですが、しっかりとプライバシーを確保して、屋外からの視線を感じにくい空間にするためには、すりガラスを採用するのがおすすめです。

すりガラスは透明度が低く、外からの視線を遮りながらも光は通すため、室内の採光を確保しつつプライバシーを守ることができます。また、外部から室内の様子が確認しにくいため、侵入者にとっては内部の状況が見えず、侵入するかどうかの判断がむずかしくなることもポイントです。

まとめ

今回は、欄間とは何か、玄関に欄間を設けるデメリットやメリットなどを解説しました。

日本家屋に多く用いられてきた欄間を玄関部分に採用することで、和風の日本らしい雰囲気を演出できる、採光を取り入れやすくなるといったメリットがあります。一方で、玄関ドアの高さが低くなる、断熱性が下がるなどのデメリットもあるため、両方のポイントをしっかりと比較して採用を検討しましょう。

玄関ドアに欄間を採用するべきか悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考に検討してみてください。

新築で家を建てたり、リフォームしたりする際、カーポートの設置を検討する方も多いでしょう。

建築計画を立てるときは、将来ランニングコストとしてかかる固定資産税を考慮しておくことが大切です。

そこで今回は、カーポートに固定資産税がかかるのか、ガレージとの違いを含めて解説します。

福岡県古賀市でガラス・サッシのお困り事は、ドアードにお任せ下さい!詳細ページはこちらから!

固定資産税とは?

固定資産税は、不動産(土地や建物)の所有者に対して課される地方税の一種です。

不動産の価値に基づいて計算され、その不動産が所在する自治体に支払われます。地方自治体の重要な財源の一つであり、その収入は公共施設の整備、地域社会のサービス向上、インフラの保守などに利用されます。

固定資産税の対象となる条件

まずは、どのような不動産が固定資産税の対象となるのか確認していきましょう。

以下の3つの条件を満たしているかどうかで課税対象となるのか判断されます。

  • 土地に固定されて簡単には移動できない建築物
  • 室内と室外の空気を分断している建物(3方向が壁に覆われている、屋根がある)
  • 建築物が、建てられた目的に応じて利用できる状態になっているもの

基礎などでしっかりと固定されている建築物は、土地の定着性があると判断されます。反対に、簡単に移動できる倉庫などは、対象とならないケースが一般的です。

また、建てられた目的に応じて利用できる状態となっている建物であるかも条件の一つです。たとえば、車を停める場所としてガレージを建て、目的に合わせて利用できる状態なら用途性があると判断されます。

基本的にカーポートは固定資産税がかからない

結論として、カーポートには固定資産税がかからないことが一般的です。

カーポートは柱と雨除け用の屋根のみで構成されているため、先に解説した課税対象となる条件を満たさないからです。

しかし、固定資産税の課税対象外であっても、敷地の建ぺい率の計算に含まれることがある点には注意が必要です。建ぺい率とは、敷地面積に対してどれだけの建築面積を占めることができるかを示す割合のことであり、カーポートが建ぺい率に含まれると、その分だけ敷地内で利用可能な建築面積が減ります。

たとえば、建ぺい率が60%で敷地面積が100㎡の場合、建築できる最大面積は60㎡です。もしカーポートの面積が25㎡を占める場合、残りの建築可能面積は35㎡になってしまうのです。

このように、カーポートは建物の建ぺい率に算入されて住まい全体の建築計画に影響を及ぼす可能性があり、計画段階で考慮しておくことが重要です。

カーポートとガレージの違い

カーポートは基本的に固定資産税がかからないことがわかりましたが、「同じ駐車スペースであるガレージがどうなの?」という方も多いでしょう。

ここでは、まずそれぞれの違いを解説します。

カーポートガレージ
柱と屋根だけの駐車スペース3方向以上を壁で覆っている 屋根がある コンクリートブロックなどで基礎がしっかり造られている

上の表のとおり、基本的にカーポートは柱と屋根のみで構成された駐車スペースを指します。壁は存在せず、オープンなスペースであることが特徴です。

一方、ガレージはより閉じられたスペースを指すことが一般的です。3方向以上を壁で覆い、屋根が設けられている駐車スペースをガレージと言います。また、コンクリートブロックなどを用いて基礎がしっかりと造られており、駐車スペースだけでなく、物や作業スペースとしての機能も備えているケースが多いでしょう。

ガレージは固定資産税がかかることが多い

カーポートとガレージは駐車スペースである点が共通していますが、構造や特徴が異なり、ガレージは固定資産税の課税対象となることが一般的です。

たとえば、インナーガレージと呼ばれる、住宅の1階部分をガレージとして建てるケースや、住宅の横に備え付けのガレージを建築するケースなどは課税対象となります。

カーポートを建てる際の注意点

カーポートは基本的に固定資産税の対象にならないとはいえ、後悔なく建てるためには注意点を押さえておくことが大切です。

ここでは、カーポートを建てる際の注意点を解説します。

建築確認が必要になる場合がある

カーポートは建築物として扱われるため、建築確認申請を出してから施工を進めなければなりません。

建築確認とは、建築予定の構造物は法律に違反していないかを確認するもので、申請を行う際は施工店に書類作成などを行ってもらう必要があるため費用がかかります。

ただし、すべての施工で必要になるわけではないため、事前に確認しておくことをおすすめします。

セットバック道路に注意

建築基準法42条2項で規定された幅員が4m未満の道路をセットバック道路と言います。

カーポートを建てる敷地がセットバック道路に面している場合、道路中心線から2mの範囲に建物を建築できない制約があるため、自分の所有している土地でもカーポートを建てられないエリアが出てくる点に注意してください。

建ぺい率は地域によって異なる

先に解説したとおり、カーポートを建築する際は、建ぺい率に影響する可能性があることも注意すべきポイントです。

建ぺい率はエリアによって異なり、制限がないところもあれば、30%という低さのところもあります。建ぺい率が低いところにカーポートを建てようとすると、住宅などほかの建物を建てるのに制約が出てきてしまう可能性が高いといえます。

そのため、プランニングの段階で建ぺい率を確認し、納得できる計画を立てることが大切です。

まとめ

今回は、カーポートに固定資産税がかかるのかについて解説しました。

カーポートは原則として固定資産税の課税対象にはなりません。しかし、ガレージを建てる場合は課税対象となる可能性が高いため、利便性やデザイン、ランニングコストなどを踏まえてどちらを建てるか決めましょう。

また、カーポートは家の建ぺい率に算入されるため、建ぺい率が低い敷地に建設するときは注意してください。

ぜひ今回の記事を参考に、納得できる新築・リフォーム計画を進めてみてください。

窓ガラスは時間が経つごとにさまざまなダメージを受けます。

たとえば、うっかり物をぶつけてしまったり、子どもやペットが引っかいたりして、小さな傷がたくさんついているのを気にしている方も多いでしょう。ただ、交換するほどでもない小さな傷であれば、自分で補修できる可能性があります。

そこで今回は、自分で補修できる窓ガラスの傷の程度について解説したうえで、おすすめの補修方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

福岡市城南区のガラス修理はドアードのお任せ下さい!割れたガラスも迅速に交換します!詳細ページはこちらから。

窓ガラスの傷は自分で修理できる場合がある

窓ガラスの傷の程度によっては、自分で補修可能です。

しかし、業者に依頼すべき傷もあり、無理に自分で補修しようとして、かえって状態を悪化させたり、補修中に怪我をしてしまったりすることも少なくありません。

では、自分で補修できる場合と、業者に依頼すべき場合の窓ガラスの傷の違いを見ていきましょう。

自分で修理できる窓ガラスの傷

自分で修理できるのは、以下のような表面的な傷が該当します。

  • 浅いひっかき傷
  • 直径5mm以下の小さな傷

上のような傷は、ガラスの強度に大きな影響を与えず、よく見ると傷があるという状態です。また、ガラスの透明性にも大きく影響しないため、DIYで補修できるでしょう。

業者に依頼すべき窓ガラスの傷

深い傷やひび割れが入っている場合は、業者に修理を依頼することをおすすめします。

  • 比較的大きなひび
  • ガラスが大きく割れている

上のような状態は、ガラス自体の強度が低下している可能性が高く、自分で補修すると割れるリスクがあります。また、放っておくとさらに状態が悪化し、窓ガラスが割れるなどのトラブルにつながる可能性があるため、事故や怪我のリスクを避けるためにも、業者に依頼するようにしましょう。

窓ガラスの傷を自分で修理する方法4選

窓ガラスの傷の程度によっては、自分で補修できることがわかりました。

ここでは、自分で補修するときの具体的な方法を4つ紹介します。

方法1:重曹を使用する

重曹には研磨作用があるため、小傷であればきれいにできます。

まず、重曹と水を混ぜてペースト状にして、それを乾いた布に塗布します。そして、傷が気になる部分を擦り、最後に濡れた布できれいに拭き取ります。

なお、重曹をペースト状にするときは、トロトロになるまで水を加えてください。水が少ない状態のままでは、かえって傷つける可能性があります。

方法2:リペアキットを使用する

リペアキットとは、ガラスを補修するための製品であり、窓タイプに合わせてさまざまな製品があります。

主にコンパウンドや補修液などがセットになっており、説明書通りに補修することで傷をきれいにできます。ただし、リペアキットの多くは車用となっているため、住宅に使用できるか事前に確認することが注意点です。

方法3:歯磨き粉を使用する

歯磨き粉には研磨剤が含まれており、小さい傷であればきれいにできる場合があります。

まず、乾いた布に歯磨き粉を適量取り、傷ついた部分を擦ります。そして、湿らせた布で歯磨き粉をきれいに取り除きます。傷の状態を見ながら、こちらの手順を何度か繰り返すことで、簡単に傷を除去できることがあるのでおすすめです。

方法4:酸化セリウム(コンパウンド)を使用する

酸化セリウムはガラスを磨くのに特化した素材でありリペアキットにも入っています。リペアキットを購入するのもよいですが、こちらの酸化セリウムを購入して、ガラスを磨くのもおすすめです。

すでに紹介した歯磨き粉や重曹に含まれる研磨剤は、ガラスの表面を削って傷を目立たないようにしますが、こちらの酸化セリウムはガラスと化学反応を発生させて傷を補修するのが特徴です。

そのため、ガラスの傷を補修するのに適しており、専用のパフなどを使用することでより効果的にガラスを磨けます。

窓ガラスの大きな傷の応急処置方法

大きな傷は、自分では簡単に補修できないことが多いです。

とはいえ、業者が補修するまでに時間がかかることもあり、今すぐできる応急処置を知りたいという方もいるでしょう。ここでは、窓ガラスの大きな傷に対する応急処置方法を紹介します。

ガムテープで補強する

自宅にあるもので補修するなら、ガムテープを利用するのがおすすめです。

傷を覆うようにガムテープを貼ることで、ひび割れが大きくなったり、破片が飛び散ったりするのを防げます。ただし、ガムテープは熱に弱く、太陽光が当たると粘着面がドロドロになるため、おくまで応急処置として考え、できるだけ早く業者に補修してもらうことが大切です。

また、ガムテープだけで補強するのがむずかしい場合は、窓ガラスが割れている部分にダンボールを当て、それを固定するようにガムテープを貼る方法もあります。

瞬間接着剤でくっつける

小さな割れ目や亀裂がある場合、瞬間接着剤を使用して応急処置を行う方法もあります。

窓ガラスが大きく割れていたり、無数に傷が入っていたりする場合はむずかしいですが、接着剤を傷の部分に薄く塗ることで、亀裂が広がるのを一時的に防ぐことができます。

しかし、こちらの方法も一時的な対策であり、業者に補修してもらうまでのつなぎとして考えるようにしましょう。

まとめ

今回は、窓ガラスの傷を消す方法について解説しました。

窓ガラスは傷の程度によって、自分で補修できる場合と業者に依頼して補修すべき場合があります。自分で補修できるのは、ガラスの強度に問題がない簡単なひっかき傷であり、大きなひび割れや欠けは業者に補修してもらいましょう。

なお、窓ガラスの補修方法はいくつか方法があるため、今回紹介した方法のなかから、最適な方法を選択するようにしてください。また、窓ガラスの大きな傷については、業者に対応してもらえるまでの間にできる応急処置方法を知っておくと安心です。

ぜひ今回の記事を参考に、窓ガラスの傷消しを実践してみてください。

家の雨戸はカーテンとは異なり、開け閉めに手間がかかることから、

「ずっと閉めっぱなしにしておきたい」

と考えている方もいるでしょう。

実際に、雨戸を閉めっぱなしにしている住宅もあります。しかし、雨戸を閉めっぱなしにすることはデメリットがあるため、どのようなデメリットが起こるのかを踏まえて判断することが大切です。

そこで今回は、雨戸を閉めっぱなしにするデメリットや、閉めっぱなしにしている人の理由、メリットなどを解説します。

福岡市西区の雨戸トラブルは、ドアードが解決します!雨戸修理・交換など低価格で綺麗な仕上がり。詳細はこちらのページから!

雨戸を閉めっぱなしにしている人の主な理由

近隣の住宅などで、雨戸を閉めっぱなしにしている住宅を見かけることがあるでしょう。家中の雨戸を閉めっぱなしにしているケースは少ないかもしれませんが、一部の雨戸を閉めたままにしている住宅は珍しくありません。

雨戸を閉めっぱなしにしている人の主な理由は以下のとおりです。

  • 開け閉めが面倒だから
  • プライバシーを保護したいから
  • 日中がほとんど不在であり、人がいないことを外から判断されないようにするため
  • 日差しを遮りたいから
  • 断熱性を向上させたいから
  • 長期間、旅行で不在にするため(家にだれもいないことを屋外からわからないようにしたい)
  • 台風や地震に備えるため
  • 隣の家との間隔が狭く、視線と音を遮るため

このように、単に開け閉めが面倒というだけでなく、プライバシーの保護や断熱性向上、災害対策など、さまざまな理由で閉めっぱなしにしている方がいるとわかります。

雨戸を閉めっぱなしにするデメリット

雨戸は必要なときに閉めるイメージがあり、閉めっぱなしにしているとデメリットがあるのではないかと考える方もいるでしょう。

ここでは、雨戸を閉めっぱなしにする場合のデメリットを解説します。

室内に湿気がこもりやすくなる

雨戸を閉めっぱなしにしていると、窓を開閉できないため換気ができる室内に湿気がこもりやすくなります。

室内の空気が循環できない状態が続くと、湿度が高くなって、カビやホコリ、ダニが発生してアレルギー症状などの健康被害が出る可能性があります。

また、室内の空気が悪くなると、健康被害が出やすくなるだけでなく、家が傷みやすくなることも注意点です。柱や床材が湿気で痛み、カビやシロアリに侵食されて劣化しやすくなるため、適度に換気することをおすすめします。

自然光が入らなくなる

雨戸はカーテンとは異なり、完全に太陽光をシャットアウトするため真っ暗な空間となります。

人は太陽の光を浴びないと体内時計が狂いやすくなり、朝起きられない、睡眠の質が低下するといったことが起こりやすくなります。まら、太陽の光を浴びることで生成されるセロトニンやビタミンDが不足しやすくなり、意欲低下や骨が柔らかくなるといった症状も出やすくなるのです。

家中の雨戸を閉め切ってしまうと、さまざまな健康被害が出やすくなるのはデメリットといえるでしょう。

雨戸の騒音が気になりやすい

雨戸は雨風を防ぐ効果がある一方で、振動によって音が気になりやすいこともデメリットです。

少しの風や雨でも音が出やすいため、日常的に騒音が気になってストレスになる可能性があります。

雨戸を閉めっぱなしにするメリット

雨戸を閉めっぱなしにすることで、得られるメリットもあります。

保温・防寒効果がある

雨戸を閉めることで、窓を二重に閉めているような状態となることから、保温・防寒効果が期待できます。

室内の保温性や防寒性がアップすれば、冷暖房効率がよくなって室内を快適な温度に維持しやすくなったり、光熱費削減効果が期待できたりするでしょう。

急な悪天候のときに住まいを守ってくれる

外出中や寝ているときに大雨や強風が発生しても、雨戸を閉めっぱなしにしていれば安心して過ごせることもメリットの一つです。

たとえば、急な強風で近隣の住宅の屋根が飛んできた場合、何も対策していなければ窓ガラスは簡単に割れてしまいます。しかし、雨戸があれば窓ガラスが割れるリスクを軽減できます。

このように、急な悪天候でも住まいの安全を維持しやすくなるのは、閉めっぱなしにしておくこともメリットであると言えます。

防犯対策になる

住宅の防犯対策として防犯ガラスを採用していても、室内に誰もいないことが空き巣犯にばれると、狙われる可能性があります。

カーテンを閉めておくという対策もありますが、わずかな隙間から室内を覗き見られるケースがあり、完全な防犯対策とは言えません。

しかし、常に雨戸を閉めっぱなしにしていれば、家に人がいるのか簡単に判断できないため、防犯対策として有効です。また、雨戸を閉めていれば、侵入するのにも時間がかかることから、そもそも空き巣犯に狙われにくくなることもメリットとして挙げられます。

台風が接近しているときは雨戸を閉めよう

雨戸を閉めっぱなしにしておくことは、メリットがある一方で、デメリットもあります。

そのため、必要に応じて開け閉めすることがおすすめです。とくに、台風が近づいているときは飛来物によって住宅が被害を受ける可能性があるため、閉めておくことようにしましょう。

ただし、閉めっぱなしにしておくことで得られるメリットもあるため、ライフスタイルや実現したい住まいの空間に応じて判断することをおすすめします。

まとめ

今回は、雨戸を閉めっぱなしにするデメリットを中心に解説しました。

雨戸を閉めっぱなしにするデメリットは以下のとおりです。

  • 室内に湿気がこもりやすくなる
  • 自然光が入らなくなる
  • 雨戸の騒音が気になりやすい

このように、湿気がこもりやすくなったり、自然光が入らなくなったりすることから、健康被害や住宅が傷みやすくなるなどのデメリットが挙げられます。

ただし、急な悪天候に対応できることや、防犯対策になるなどのメリットもあります。

ぜひ今回の記事を参考に、雨戸の開け閉めのタイミングについて検討してみてください。

窓を開けて換気をする事は良い事です。定期的な換気はウィルスを外に吹き飛ばし気分もリフレッシュします。ただ、窓を開けっ放しにするとデメリットの方が多くなります。

窓を開けっ放しにしても大丈夫かな~とお考えの方は、是非本誌を参考に、そのデメリットを確認して下さい。開けっ放しでなく、国が推奨する効果的な換気方法についても紹介していますのでそちらも合わせてお読み頂ければと思います。

よろしいでしょうか?

それでは本文スタートです。

>福岡市南区のサッシ修理・ガラス交換など窓回りはドアードにお任せ下さい。専用ページはこちらから!

窓を開けっ放しにする5つのデメリット

窓を開けっ放しにするとまずは防犯面、さらに健康面にも悪影響を及ぼす事がります。

5つのデメリットは次の通りです。

  • 泥棒に侵入されるリスクが高まる
  • 予期せぬ体調の悪化
  • 湿気が入る
  • 虫や害虫の侵入
  • 外に音が漏れる

くわしく見て行きましょう。

1.泥棒に侵入されるリスクが高まる

まずは何と言っても泥棒など侵入者のリスクが格段に高まります。「うちはマンションの5階だから大丈夫!」「窓には面格子が設置されているから大丈夫」と思われている方も少なくありませんが、マンションの高い階層でも泥棒は侵入しますし、面格子を破壊されて宅内に侵入される被害も実際に起こっています。”窓が開いている”と泥棒に思われる事が何より危険です。だって侵入するハードルが1つ取り除かれている状態なので「いけるかも!」と泥棒に動機付けさせてしまうのです。

2.予期せぬ体調の悪化

窓を開けっ放しで涼しい風が入るとついつい気持ちよくて、そのままウトウトと寝てしまう事もあります。でも深夜帯の時間になり急に冷え込んできて風邪をひく原因にもなりかねません。冷たい空気は喉や鼻の粘膜を乾燥させ風邪のウイルスにたいする対抗力を弱めます。夏場でも日により朝方はぐっと冷え込みますので窓の開けっ放しは体を冷やし健康的にデメリットといえます。

3.湿気が入る

雨の日に窓を開けっ放しにしていると湿気が家の中に入りカビを発生させる原因になります。夏場だと熱中症のリスクを高めたり、湿気を好むダニや害虫が発生しやすい環境を作る事になります。湿気の多くなる梅雨時は特に気をつけましょう。

5.虫や害虫の侵入

最近では多くの家に網戸が設置されていますので、網戸をせずに窓を開けっ放しにされる方は少ないとおもいますが、仮に網戸をしていたとしても、細かな虫は網戸をすり抜けて家の中まで侵入してきます。網の目をくぐり抜けるミニサイズの虫でなくても、網戸には意外に隙間があいているのです。注意ポイントは窓サッシと網戸の接している際の部分です。通常はモヘアといわれる”毛”の素材で虫の侵入を防ぎますが、モヘアの劣化や適合不足で隙間があいてしまうケースも多々あります。その隙間を察知して虫や害虫が部屋の中に入ってきます。

5.外に音が漏れる

最も確実に起こる現象は、室内からの音漏れです。テレビの音や会話、寝ている時にいびきも外に漏れだしているかもしれません。住宅が密集していない田舎ならいざしらず、集合住宅やお隣さんの窓がすぐそばにある環境だと雑音としてご近所さんが迷惑をしているかもしれません。

効果的な換気方法。窓は何分開ければいい?

換気のおすすめは、2方向の窓を1時間2回以上、数分間あける感じです。1回5~10分よいと言われており、コロナの感性拡大防止にも推奨されています。

出典:首相官邸ホームページ(PDF)

ポイントは空気を流す事なので、1つだけの窓を開けても滞留しているウイルスや細菌を窓から追い出すには不十分といるようです。窓が1つしかない部屋は、入口ドアと窓を開けると良いです。開けっ放しではなくこまめに開ける様ことがポイントです。

まとめ

本日は、窓を開けっぱなしにするデメリットを5つと効果的な換気方法について説明しました。窓を”バ~ン”と開けて空気の入れ換えをすると大変気持ちのよいものですが、一定時間で必ず閉める様にしましょう。また1つの窓だけを開けても空気の入れ換えという点では不十分になりがちです。空気の流れをつくるためにも2つの窓や扉を開放することに心がけウイルスにも有効な換気を行って下さい。

多くの住宅で採用されているアルミサッシですが、経年劣化により白く変色することがあります。

住宅の美観を損ねるため、きれいにしたいと考えているものの、

「どのように掃除したらいいのか分からない」

と悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、アルミサッシが白く変色する原因や掃除方法について解説します。

早良区のガラス・サッシ屋ドアードです。サッシのお困り事はお気軽にご相談下さい。詳細ページはこちらから!

アルミサッシが変色して白くなる原因

まずは、アルミサッシが白くなる原因について見ていきましょう。

そもそもアルミサッシとは、アルミニウムを主成分とした合金でつくられたサッシのことです。加工しやすく軽量であり、なおかる価格が安いこともあり、高度経済成長期から一般の住宅に普及しました。

ただ、アルミサッシは熱伝導率が高く、住宅の断熱性が低くなりやすいことがデメリットです。アルミサッシに室内から触れてみると、夏は暑く、冬は氷のように冷たくなるのは、熱伝導率の高さが原因です。

そのため、近年ではアルミサッシに変わって、熱伝導率の低い最近の住宅では樹脂サッシを採用するケースが増加しています。とはいえ、依然としてアルミサッシの普及率は80.5%を高い水準を維持しています。

実際に、自宅のサッシにもアルミサッシを採用しているという方が多いのではないでしょうか。しかし、アルミサッシは経年劣化が進むにつれて、変色して白くなることがあります。

窓のサッシとして使用されているアルミは、表面が酸化膜で守られているため、腐食しにくい性質があります。しかし、雨水や雪、結露などで付着したままになると、酸化膜と水分が結合し、次第に白い汚れ(白サビ)に変化してしまうのです。

アルミサッシの変色は取り除ける?

アルミサッシの白く変色した部分は白サビであることがわかりましたが、きれいに取り除くことはできるのでしょうか。

結論として、白サビができて時間が建っていないときに掃除すれば、取り除ける可能性があります。白サビは時間が経つにつれて結晶化が進み、頑固な汚れになってしまします。

そのため、頑固な汚れになる前に対処できれば、きれいな状態に戻せる可能性があるのです。

また、そもそも白サビが発生しないよう、水が付着しているのも見つけたらこまめに拭き取るのも効果的だといえます。

変色したアルミサッシの掃除方法

白く変色したアルミサッシを掃除するときに用意すべきものと、手順を見ていきましょう。

用意するもの

アルミサッシの白い変色を掃除するときは、以下の2つを用意しましょう。

  • アルミクリーナー
  • 研磨剤が入っていないナイロンスポンジ
  • ウエス
  • フッ素コート
  • ブラシ

アルミサッシの白い変色はサビであることから、サビ落としに効果的な洗剤が必要となります。アルミクリーナーはサッシの表面をほとんど傷めることなく、本来の風合いを取り戻せます。なお、アルミクリーナーの成分は乳酸とクエン酸でできています。

自己判断で、家にある洗剤を使ってしまうと変えて状態を悪くしてしまう可能性があるため注意してください。

また、アルミサッシの白サビを落とすときは、研磨剤の入っていないナイロンスポンジを用意することもポイントの一つです。研磨剤入りのスポンジは汚れを落とすのに適していますが、アルミサッシの表面を傷つけてしまうのでおすすめしません。

掃除の手順

白サビが発生したアルミサッシの掃除手順は以下のとおりです。

  1. 洗剤を使用する前に、水とブラシで落とせる汚れを取り除く
  2. 洗剤をスポンジに含ませて、白い部分に塗布する
  3. しばらく時間を置いて擦り洗いをする
  4. 洗剤の成分が残らないように入念に水洗いする
  5. ウエスで水分が残らないよう拭き上げる
  6. サッシの表面にフッ素コートを塗布する

以上が一般的な掃除手順となります。掃除後、水分が残ったままになるとサビが発生する原因となるため、きちんと拭き上げるのがポイントです。

アルミサッシの白サビに関する注意点

最後に、アルミサッシの白サビに関する注意点を見ていきましょう。

できるだけ早めに対処する

アルミサッシが白く変色しているのを発見し、白サビであることはわかっていても、

「目立たないしそのままでいいかな」

「サッシは問題なく使えるし、とくに何もしなくていいだろう」

と考える方もいるでしょう。

しかし、白サビはアルミサッシを腐食させている証拠であるため、サッシの使い勝手に問題がなくても放置するのはおすすめしません。白サビが発生したまま放置すると、サッシ本体の腐食が進み、変形したり、サッシが破損したりする可能性があります。

そのため、アルミサッシの白サビを見つけたら、早めに対処するようにしましょう。

こまめに掃除して発生を防止する

アルミサッシの白サビを見つけたら早めに対処することが大切ですが、そもそも発生させないように意識することも重要です。

白サビの発生を抑えるのに最も効果的な方法は、こまめに掃除することです。

とくに、雨水や雪などが付着した状態が長く続くと白サビが発生しやすくなるため、水分や汚れが付着しているのを見つけたら拭き取るようにしてください。

もし、乾拭きや水拭きで汚れが落ちない場合、中性洗剤を使って汚れを落としましょう。ただし、中性洗剤の拭き残しは白サビの原因となるため、濃度を薄めて使用し、掃除後はしっかりと水洗い・乾拭きするのが注意点です。

まとめ

今回は、アルミサッシが白く変色する原因や掃除方法について解説しました。

アルミサッシは経年劣化が進むにつれて、変色して白くなることがあります。変色の正体は白サビであり、見つけた段階で早めに対処することできれいに汚れを落とせる可能性があります。

ただ、白サビを放置すると、頑固な汚れになって簡単に落とせなくなったり、サッシ本体に劣化が生じたりすることがあるため注意してください。

ぜひ今回の記事を参考に、アルミサッシが白い変色についての対処法を検討してみてください。

ドアラッチは、ドアを開閉させるうえで重要なパーツです。

しかし、負荷がかかりやすい部材であるため、経年劣化によって戻らなくなる、動かなくなるなどの不具合が出るケースも少なくありません。

そこで今回は、ドアラッチの不具合の原因や修理・交換方法について解説します。

博多区のドアノブ・ドアラッチの修理交換はドアードが解決します!専用ページこちらからご確認下さい!

ドアラッチとは?

ドアラッチとは、ドアに取り付けられている留め具のことです。ドアノブと動きが連動するようになっており、普段は出ている状態で、ドアノブを捻る・押すと引っ込むようになっています。ドアとドア枠を固定する役割を担っており、こちらの部材があることで、勝手にドアが開かないようになっています。

しかし、ドアの開閉のたびに使用されるパーツであるため、負荷のかかりやすい部材です。そのため、経年劣化によってドアノブと連動して動かなくなるケースがあり、原因や修理・交換方法を知っておくことが大切です。

ドアラッチの不具合の原因

戻らなくなる、動かなくなるといった不具合が起こるのは、いくつかの原因が考えられます。

では、どのような原因があるのか、一つひとつ見ていきましょう。

ドアラッチの汚れ・劣化

ドアラッチにはわずかな隙間があるため、そこから小さなホコリや糸くずが入り込んでしまうことがあります。

とくに、出たまま引っ込まなくなるときは、ゴミやホコリが原因である可能性があります。

内部のバネの劣化

ドアラッチの不具合で最も多い原因が、内部のバネの劣化です。

ドアノブと連動して動くようになっているのは、バネが入っているからですが、何度もドアの開閉をくり返すことでバネが劣化して動かなくなることがあります。

また、バネが緩んだ状態であればかろうじて動きますが、中でバネが折れている場合は全く動かなくなります。

取り付け部分のズレ

強い衝撃が加わったり、施工不調や経年劣化などで取り付け部分にズレが生じたりして、戻らなくなるケースもあります。

鍵やドアノブの台座など、ドアラッチの周辺に隙間がある場合は、取り付け部分にズレが生じている可能性があるためチェックしてみてください。

ドアラッチ自体の劣化

本体が劣化して、戻らなくなっている可能性も考えられる原因の一つです。

ドアラッチは金属でできているものもあり、経年劣化によってサビが生じ、スムーズに動かなくなることがあります。見た目から明らかに劣化しているとわかる場合は、修理・交換を検討しましょう。

DIYによるドアラッチの修理方法2選

ドアラッチが引っ込んだままの状態だと、ドアが勝手に開いて困ってしまいます。反対に、元に戻らなければ、ドアを完全に閉められなくなるので不便に感じるでしょう。

ここでは、DIYでできる修理方法を2つ紹介します。

ドアラッチの清掃を行う

ホコリや糸くずが詰まって動かなくなっていることがあるため、まずは掃除をしましょう。

乾いた布でラッチとその周辺を拭いた後、水拭きしてください。ただし、水が残ったままになるとサビの原因になるため、清掃後に水分を好き取るようにすることが注意点です。

ドアラッチに潤滑剤をさす

サビができて不具合が起きているときは、潤滑剤を塗ることで状態が改善される可能性があります。

自転車のチェーンをスムーズに動かすときなどに使用されるシリコンスプレーを使って、ラッチに軽く吹きかけた後、1~2分ほど馴染ませます。時間が経ったら、スムーズに動くか確認してみてください。

ただし、潤滑油ではなく、潤滑剤を使うよう注意しましょう。万が一、潤滑油を使ってしまうとホコリが付着し、かえって動きが悪くなることがあります。

ドアラッチの交換方法

清掃したり、潤滑剤を塗ったりしても改善されないときは、本体もしくは不具合が起きている部品の交換を検討しましょう。

ドアラッチにも耐用年数があり、全体が劣化しているときは、本体を取り替えるのがおすすめです。一方、内部のばねだけが劣化しているときは部品の交換だけで済みます。そのため、まずは交換する部品を確認し、用意しましょう。

【準備するもの】

  • 交換する部品
  • プラスドライバー

【本体ごと交換するときの手順】

  1. ドアノブを固定している室内側のネジをドライバーで緩める
  2. ドアノブを取り外す(室内・室外両方)
  3. ドライバーを使って台座を取り外す
  4. フロント部分を固定しているネジを外す
  5. 交換用のラッチを取り付ける

以上が基本の交換方法となります。

ドアラッチが戻らないときの注意点

ドアラッチの不具合でドアが開かなくなった際、以下の2つの行為をしないよう注意してください。

  • ドアを力だけで開けようとする
  • ドアノブを無理にガチャガチャする

体当たりするなどして、無理に開けようとすると、ドア本体や枠を破損させる恐れがあります。さらに、ついドアノブをガチャガチャしがちですが、バネに不具合があるときに無理やり動かそうとすると逆効果となります。

そこで、ハガキや厚紙などを用意して、隙間からラッチを動かすのがおすすめの応急処置方法です。こちらの方法で対処できない場合は、無理に開けようとするのではなく、業者に相談するようにしましょう。

まとめ

今回は、ドアラッチが戻らないときの原因や対処法について解説しました。

ドアラッチとは、ドアに取り付けられている留め具のことであり、ドアの開閉に欠かせない部材です。しかし、汚れやバネ・ラッチ本体の劣化で戻らなくなるなどの不具合が生じることがあります。

そこで、不具合に悩んでいる方は、掃除したうえで、潤滑剤を塗ってみてください。それでも不具合が改善されないときは、部品の交換がおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考に、ドアラッチの不具合の改善方法を検討してみてください。

リフォームやリノベーションを検討する際、リビングや寝室のドアを付け替えるケースがあるでしょう。

ただ、室内ドアといってもさまざまな種類があり、ドアの構造で分けると「框ドア」と「フラッシュドア」の2種類に大別できます。それぞれ構造が異なる分、特徴やメリット・デメリットが異なります。

そこで今回は、「框ドア」と「フラッシュドア」の特徴やメリット・デメリットを、それぞれの違いを比較しながら解説します。また、室内ドア選びのポイントについても解説しますので、これからリフォームをしようと考えている方は、最後までご覧ください。

北九州市のドア修理・交換はドアードにお任せ下さい!框ドア、フラッシュドア対応します!

框ドアの特徴

「框ドア」は「かまちドア」と言い、縦框と横框という枠材で枠組みをしたドアのことを指します。

ドアの枠組みを框で作り、中央部分に格子やガラス、羽根板を挟んで1枚の扉となります。

框ドアのメリット

框ドアの枠組みは無垢材で作られるため、本物の木の質感や重厚感が楽しめることがメリットです。「せっかく家の建具を変えるなら、素材選びからこだわりたい」という方にとっては、無垢材を使用している框ドアが魅力的に感じられrのではないでしょうか。

また、本物の木を使用しているため、傷ついても下地の合板が見えることがなく、経年劣化を楽しめることもポイントです。

框ドアのデメリット

框ドアは、自然素材ならではの質感が味わえる一方で、他のタイプのドアと比較して高額なものが多いことがデメリットです。

やはり、無垢材を使用している分、素材にお金がかかるため高額になりやすい傾向にあります。

また、床材とのアンマッチが起きやすいことも懸念点といえるでしょう。住宅の床材にフローリングを採用している場合、フローリングとの質感の違いや微妙な色の違いから、ドアが浮いて見えることがあるのです。

せっかくこだわって框ドアを採用しても、空間によっては合わない可能性があるため、慎重に検討する必要があります。

フラッシュドアの特徴

框ドアとは異なり、フラッシュドアという構造のドアもあります。

フラッシュドアは芯材とコアという骨組みを、表面材で挟み込んだ構造をしており、ドアのなかで最も一般的な種類です。一見、一枚板のように見えるドアの大半は、中空構造のフラッシュドアとなっています。

実際のドアを叩いてみると「コンコン」と軽い音がなりますが、こちらは中空構造で中が空洞になっているためです。

フラッシュドアの種類

フラッシュドアはポピュラーな室内ドアであるため、さまざまな種類があります。

  • 積層合板フラッシュドア:ドアの表面をベニヤ板で仕上げたもの。安価でデザインのバリエーションが豊富。
  • 突き板フラッシュドア:ドアの表面を突き板で仕上げたもの。木目が美しい。
  • 金属製フラッシュドア:表面が金属となっているもの。戸建の内装ではあまり使われないが、耐久性・耐火性に優れている。

このように、表面をどのような素材で仕上げているかによって種類が変わります。

フラッシュドアのメリット

フラッシュドアは、室内ドアとして多く使用されていることからもわかるように、さまざまなメリットがあります。

たとえば、コストを抑えられることがメリットの一つでしょう。フラッシュドアは中が空洞になっている分、ほかのドアを比較して軽いことから、運賃や施工費、材料費などを抑えられます。

また、軽量であることから、施工性に優れており、下地が不要であることもメリットとして挙げられます。重たい扉の場合、設置作業に複数の作業員が必要となりますが、フラッシュドアなら少人数で設置可能です。

また、下地補強なしで設置できるケースが多いことから、作業工数を抑えられて安価にリフォームできます。

フラッシュドアのデメリット

フラッシュドアの種類によりますが、やはり框ドアよりも質感は劣ることがデメリットの一つです。とくに、積層合板フラッシュドアの表面はシートを貼ったり、塗装したりして仕上げるため、無垢材を使用している框ドアと比べると安っぽく見えがちです。

また、塗装が剥げたり、シートが剥がれてきたりして、劣化を感じやすいことも注意点です。

そのほか、表面が傷つくと下地が見えてしまったり、ノックしたときに見た目に反して軽い音がしたりすることもデメリットといえます。

このように、コストメリットは大きいものの、本物の木ではない分、高級感や重厚感には欠けてしまいます。

ドア選びは「動線・視線・光」を意識するのがポイント

住まいのドアを選ぶときは「動線・視線・光」の3点を意識するのがポイントです。

たとえば、家族が毎日行き来する玄関からリビングの間にあるドアは、行き来しやすくなる動線を意識して開き方を考える必要があります。また、プライベートな空間となる洗面所やバスルーム、寝室などは、視線が気になりにくいドアを選びましょう。

さらに、ドアは採光を取り入れたいか、インテリアの一部として馴染みやすいかなども意識すべきポイントです。リビングに無垢材を使用しているなら、框ドアを採用すると風合いを統一できておしゃれな空間になりやすいでしょう。

これらの要素を意識して、框ドアとフラッシュドアのどちらにするかを選ぶと、設置後に後悔しにくくなります。

まとめ

今回は、框ドアとフラッシュドアについて解説しました。

ドアは構造によって框ドアとフラッシュドアの2種類に大別でき、特徴やメリット・デメリットが異なります。そのため、リフォームやリノベーションをするときは、室内ドアに対して何を求めるのかを明確にし、実際に設置した様子をイメージして採用するようにしましょう。

とくに「動線・視線・光」の3点を意識することで、室内ドア選びを失敗しにくくなります。

ぜひ今回の記事を参考に、納得できるリフォーム。リノベーションを実現してください。

市営住宅に入居してから網戸がないと気づく人が多くなっていますが、そもそもなぜ市営住宅に網戸がないことがあるのかご存知ですか?

また、網戸の設置は決して安い費用ではありませんので、実費で網戸を設置するのが難しいという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、網戸がないと不便ですので、出来るだけ安い方法で網戸がないときに対処する方法を知りたいですよね。

そこで本記事では、市営住宅に網戸がない理由や以前住んでいた住人が設置した網戸について、網戸がないときの対処法などについて詳しく解説します。

福岡市南区の網戸取り付けはドアードにお任せ下さい!網戸、サッシ、ドア、ガラスなど開口部の修理・交換に対応しています。

市営住宅には網戸がないってホント?

結論から申し上げますと、市営住宅には網戸がないことが多いです。

一般的な住宅には網戸が設置されていることが当たり前だというイメージを持っているという方も多いと思いますが、実は最近は市営住宅以外の新築戸建住宅やマンションなどでも網戸が標準設備として設置されていないことも増えています。

市営住宅に網戸が設置されない理由はさまざまですが、大きな理由としては以下のようなことが挙げられます。

  • そもそも生活に最低限必要な設備ではない
  • 設置費用や管理費用などのコストを削減したい
  • 落下したときのリスクを避ける

このようなさまざまな理由から市営住宅に網戸が設置されていないことも多く、網戸があると思って入居した人からは困惑の声が度々聞こえてきます。

市営住宅に以前住んでいた人が設置した網戸はそのまま?

市営住宅に入居したとき、それまで住んでいた住人が網戸を設置していた可能性があります。

しかし、住人が設置した網戸に関しては取り外して退去するように定められていることが多いため、入居した時点では網戸が設置されていないことが多いです。

そのため、そもそも網戸が設置されていない市営住宅に入居する場合は、前の住人が網戸を設置してくれているかもという期待はしないようにしましょう。

市営住宅に網戸がないときの対処法

市営住宅に網戸がないときの対処法は以下の通りです。

  • 専門業者に網戸の取り付けを依頼する
  • 自分で網戸を設置する

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

1.専門業者に網戸の取り付けを依頼する

市営住宅に網戸がない場合は工務店やリフォーム会社などに依頼して網戸を設置することが可能です。

しかし、市営住宅を勝手にリフォームすることは禁止されていることが多いため、網戸を設置したい場合は管理している自治体に事前に相談することが必要です。

また、網戸のレールなどを設置する場合は退去時に撤去する必要があるため、撤去時の対応についても相談しておくといいでしょう。

2.自分で網戸を設置する

最近は簡易的に設置できる網戸も多く販売されているため、DIYで網戸を設置することも可能です。

簡易的に設置できる網戸としては、マグネットで付けられる網戸やマジックテープで設置できる網戸などの簡単に設置できる網戸はもちろん、プリーツ網戸やロール網戸などの装飾網戸など、さまざまな種類から選ぶことができます。

ただし、市営住宅にはそもそも網戸を設置するためのレールがついてないこともあるため、レールから設置するとなるとDIYではかなり難しくなってしまうことから専門業者に依頼することが無難です。

市営住宅に網戸を設置するときの費用相場

市営住宅に網戸を設置する場合は専門業者に依頼するか自分で設置するかによっても大きく費用相場は異なります。

専門業者に設置を依頼する場合、網戸のレールが備え付けられている場合は1枚あたり10,000円〜20,000円ほどで設置することができますが、レールから付ける場合はさらに費用が高額になります。

一方で自分で設置する場合は購入する網戸に費用が依存するため、100均の網戸を購入すれば100円ほどで済みますし、ある程度しっかりとした網戸を設置する場合であっても数千円で済む場合が多いです。

このように、市営住宅に網戸を設置する場合は業者に依頼するか自分で設置するかによっても大きく異なりますし、網戸の種類によっても費用は大きく異なります。

そのため、さまざまな方法を検討して納得できる費用で網戸を設置するといいでしょう。

また、先ほどもお伝えした通り、市営住宅で網戸を設置した場合、退去時に撤去しないといけないため、設置費用だけではなく撤去費用についても考慮する必要があります。

市営住宅に網戸を設置する必要はあるのか?

そもそも網戸の大きな役割として挙げられるのは、換気のときや外の空気と取り入れて室内の気温を調整するときに室内に虫が入ってこないようにする効果が挙げられます。

部屋の中に虫が入ってくるのはストレスになってしまうため、網戸があると非常に便利ですが、絶対に必要かと聞かれればそうではありませんよね。

そのため、市営住宅に網戸がない場合はしっかりとした網戸を取り付けるのではなく、簡易的な網戸の設置も検討するといいでしょう。

まとめ

本記事では、市営住宅に網戸がない理由や以前住んでいた住人が設置した網戸について、網戸がないときの対処法などについて詳しく解説しました。

市営住宅には網戸が設置されていないことも多いですが、最近では市営住宅だけではなく戸建の新築住宅でも網戸が標準設備ではないことが多いです。

このように、時代の変化とともに網戸が絶対に必要ではなくなっているということもあるため、市営住宅に網戸が網戸がない場合は専門業者に依頼して網戸を設置してもらうという選択肢だけではなく、DIYで簡易的な網戸を設置するなどの対処法があることも知っておくといいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして市営住宅の網戸事情について知ってみてください。

分譲マンションに住んでいると、玄関ドアの修理が必要なタイミングが遅かれ早かれ訪れますが、勝手に修理していいのか、費用はすべて実費なのか、などの悩みを抱えてしまうケースが多いです。

分譲マンションには部屋に住んでいる人が所有する専有部分とマンション管理会社が所有する共有部分に分けることができますが、玄関ドアは両方に属してるため少しややこしい対応が必要になります。

そこで本記事では、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分のどちらなのか、修理の費用は実費なのかなどについて詳しく解説します。

福岡市の玄関ドア修理はドアードにお任せ下さい。ドアのパーツ交換やドア全体の交換まで安く・綺麗に仕上げます!詳細ページはこちらから。

分譲マンションの玄関ドアは共用部分?専有部分?

結論から申し上げますと、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分の境目となり、玄関ドアの内側と鍵の部分については専有部分となりますが、廊下に面している外側の玄関ドアは共用部分となります。

そのため、玄関ドアの内側の内装を自分好みに変更することは問題ありませんが、玄関ドアの外側を好きなデザインや色に変更することは認められていません。

つまり、玄関ドアを勝手に交換することや全体の色を変えることはできないのです。

マンションの専有部分についてはマンション標準管理規約にて以下のように定められています。

”第7条 対象物件のうち区分所有権の対象となる専有部分は、住戸番号を付 した住戸とする。 2 前項の専有部分を他から区分する構造物の帰属については、次のとおり とする。 一 天井、床及び壁は、躯体部分を除く部分を専有部分とする。 二 玄関扉は、錠及び内部塗装部分を専有部分とする。 三 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする。 3 第1項又は前項の専有部分の専用に供される設備のうち共用部分内にあ る部分以外のものは、専有部分とする。 ” (出典:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

このように、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分が重なっている部分となるため、修理や交換などの手を加えるときに困ってしまうポイントになるのです。

分譲マンションの玄関ドアは専用使用部分に該当する

先ほどもお伝えした通り、分譲マンションの玄関ドアは共有部分と専有部分の両方が存在する設備となりますが、玄関ドアの外側は共有部分といっても住んでいる住民しか使用することのない部分ということから、共有部分の中でも「専用使用部分(専用部分)」に分類されるのです。

一般的な共有部分であるエントランスや廊下などのマンションの住人がみんな使用できますが、玄関ドアに関しては基本的に部屋に住んでいる人だけが使用する設備となるため、日頃の手入れや修繕に関しては住んでいる人が負担することになっていることが多くなります。

”(敷地及び共用部分等の管理) 第21条 敷地及び共用部分等の管理については、管理組合がその責任と負 担においてこれを行うものとする。ただし、バルコニー等の管理のうち、 通常の使用に伴うものについては、専用使用権を有する者がその責任と負 担においてこれを行わなければならない。 2 専有部分である設備のうち共用部分と構造上一体となった部分の管理を 共用部分の管理と一体として行う必要があるときは、管理組合がこれを行 うことができる。 ” (出典:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

このように、専用使用部分に関して使用者が責任を負う必要がある一方で、管理組合においても管理することができるため、使用者の独断で修理や交換を行ってはいけないのです。

分譲マンションの玄関ドアの修理の費用は実費?

分譲マンションの玄関ドアを交換する場合の費用は管理会社によって異なります。

先ほどもお伝えした通り、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部部分の両方が存在しているため、自己判断で交換や修理を行うことはトラブルのもとになってしまうため避けるべきです。

まずはマンションの管理会社に修理や交換をしたいという旨を伝えたうえで修理や交換をする必要があります。

ただし、マンション標準管理規約にもある通り、基本的には専用使用部分は使用者が責任を負うため、修理費用に関しても使用者が負担するケースが多くなります。

とはいえ、経年劣化などによって交換が必要な場合はマンション管理会社が一部費用を負担してくれる可能性もあるので相談しましょう。

分譲マンションの玄関ドアはどれくらいで修理が必要になる?

鉄筋コンクリートで作られた分譲マンションの玄関ドアの法定耐用年数は47年となっているため、経年劣化によって修理が必要になるのは設置から40年ほど経過してからになる場合が多いです。(参考:国税庁「耐用年数(建物/建物附属設備)」)

とはいえ、玄関ドアは毎日開け閉めする設備となるため、思わぬタイミングで故障してしまったり、ドアの開閉を調整するドアクローザーについては10年〜20年ほどが耐用年数となっているため、早い段階で修理が必要になる場合が多くなります。

このように、玄関ドア自体は耐用年数は長いものの、ドアクローザーなどの部品については10年ほどで修理が必要になる場合も多いため、日頃から故障していないかをチェックすることが大切です。

まとめ

本記事では、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分のどちらなのか、修理の費用は実費なのかなどについて詳しく解説しました。

分譲マンションの修理の中でも共用部分と専有部分の両方が存在している玄関ドアの対応について困っている方も多いと思いますが、まずは管理会社や管理組合に相談することが大切となります。

専用使用部分だからといって独断で修理してしまうと管理会社や管理組合とトラブルになってしまう可能性もありますし、修理費用を負担してもらえる可能性もありますので、かならずしも事前に相談するようにしましょう。

ぜひ本記事を参考にして分譲マンションの玄関ドアの修理についてチェックしてみてください。