雨戸閉めっぱなしにするデメリットとは?メリットや閉めるべきかなどを解説
家の雨戸はカーテンとは異なり、開け閉めに手間がかかることから、
「ずっと閉めっぱなしにしておきたい」
と考えている方もいるでしょう。
実際に、雨戸を閉めっぱなしにしている住宅もあります。しかし、雨戸を閉めっぱなしにすることはデメリットがあるため、どのようなデメリットが起こるのかを踏まえて判断することが大切です。
そこで今回は、雨戸を閉めっぱなしにするデメリットや、閉めっぱなしにしている人の理由、メリットなどを解説します。
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雨戸を閉めっぱなしにしている人の主な理由
近隣の住宅などで、雨戸を閉めっぱなしにしている住宅を見かけることがあるでしょう。家中の雨戸を閉めっぱなしにしているケースは少ないかもしれませんが、一部の雨戸を閉めたままにしている住宅は珍しくありません。
雨戸を閉めっぱなしにしている人の主な理由は以下のとおりです。
- 開け閉めが面倒だから
- プライバシーを保護したいから
- 日中がほとんど不在であり、人がいないことを外から判断されないようにするため
- 日差しを遮りたいから
- 断熱性を向上させたいから
- 長期間、旅行で不在にするため(家にだれもいないことを屋外からわからないようにしたい)
- 台風や地震に備えるため
- 隣の家との間隔が狭く、視線と音を遮るため
このように、単に開け閉めが面倒というだけでなく、プライバシーの保護や断熱性向上、災害対策など、さまざまな理由で閉めっぱなしにしている方がいるとわかります。
雨戸を閉めっぱなしにするデメリット
雨戸は必要なときに閉めるイメージがあり、閉めっぱなしにしているとデメリットがあるのではないかと考える方もいるでしょう。
ここでは、雨戸を閉めっぱなしにする場合のデメリットを解説します。
室内に湿気がこもりやすくなる
雨戸を閉めっぱなしにしていると、窓を開閉できないため換気ができる室内に湿気がこもりやすくなります。
室内の空気が循環できない状態が続くと、湿度が高くなって、カビやホコリ、ダニが発生してアレルギー症状などの健康被害が出る可能性があります。
また、室内の空気が悪くなると、健康被害が出やすくなるだけでなく、家が傷みやすくなることも注意点です。柱や床材が湿気で痛み、カビやシロアリに侵食されて劣化しやすくなるため、適度に換気することをおすすめします。
自然光が入らなくなる
雨戸はカーテンとは異なり、完全に太陽光をシャットアウトするため真っ暗な空間となります。
人は太陽の光を浴びないと体内時計が狂いやすくなり、朝起きられない、睡眠の質が低下するといったことが起こりやすくなります。まら、太陽の光を浴びることで生成されるセロトニンやビタミンDが不足しやすくなり、意欲低下や骨が柔らかくなるといった症状も出やすくなるのです。
家中の雨戸を閉め切ってしまうと、さまざまな健康被害が出やすくなるのはデメリットといえるでしょう。
雨戸の騒音が気になりやすい
雨戸は雨風を防ぐ効果がある一方で、振動によって音が気になりやすいこともデメリットです。
少しの風や雨でも音が出やすいため、日常的に騒音が気になってストレスになる可能性があります。
雨戸を閉めっぱなしにするメリット
雨戸を閉めっぱなしにすることで、得られるメリットもあります。
保温・防寒効果がある
雨戸を閉めることで、窓を二重に閉めているような状態となることから、保温・防寒効果が期待できます。
室内の保温性や防寒性がアップすれば、冷暖房効率がよくなって室内を快適な温度に維持しやすくなったり、光熱費削減効果が期待できたりするでしょう。
急な悪天候のときに住まいを守ってくれる
外出中や寝ているときに大雨や強風が発生しても、雨戸を閉めっぱなしにしていれば安心して過ごせることもメリットの一つです。
たとえば、急な強風で近隣の住宅の屋根が飛んできた場合、何も対策していなければ窓ガラスは簡単に割れてしまいます。しかし、雨戸があれば窓ガラスが割れるリスクを軽減できます。
このように、急な悪天候でも住まいの安全を維持しやすくなるのは、閉めっぱなしにしておくこともメリットであると言えます。
防犯対策になる
住宅の防犯対策として防犯ガラスを採用していても、室内に誰もいないことが空き巣犯にばれると、狙われる可能性があります。
カーテンを閉めておくという対策もありますが、わずかな隙間から室内を覗き見られるケースがあり、完全な防犯対策とは言えません。
しかし、常に雨戸を閉めっぱなしにしていれば、家に人がいるのか簡単に判断できないため、防犯対策として有効です。また、雨戸を閉めていれば、侵入するのにも時間がかかることから、そもそも空き巣犯に狙われにくくなることもメリットとして挙げられます。
台風が接近しているときは雨戸を閉めよう
雨戸を閉めっぱなしにしておくことは、メリットがある一方で、デメリットもあります。
そのため、必要に応じて開け閉めすることがおすすめです。とくに、台風が近づいているときは飛来物によって住宅が被害を受ける可能性があるため、閉めておくことようにしましょう。
ただし、閉めっぱなしにしておくことで得られるメリットもあるため、ライフスタイルや実現したい住まいの空間に応じて判断することをおすすめします。
まとめ
今回は、雨戸を閉めっぱなしにするデメリットを中心に解説しました。
雨戸を閉めっぱなしにするデメリットは以下のとおりです。
- 室内に湿気がこもりやすくなる
- 自然光が入らなくなる
- 雨戸の騒音が気になりやすい
このように、湿気がこもりやすくなったり、自然光が入らなくなったりすることから、健康被害や住宅が傷みやすくなるなどのデメリットが挙げられます。
ただし、急な悪天候に対応できることや、防犯対策になるなどのメリットもあります。
ぜひ今回の記事を参考に、雨戸の開け閉めのタイミングについて検討してみてください。