ドアラッチは、ドアを開閉させるうえで重要なパーツです。

しかし、負荷がかかりやすい部材であるため、経年劣化によって戻らなくなる、動かなくなるなどの不具合が出るケースも少なくありません。

そこで今回は、ドアラッチの不具合の原因や修理・交換方法について解説します。

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ドアラッチとは?

ドアラッチとは、ドアに取り付けられている留め具のことです。ドアノブと動きが連動するようになっており、普段は出ている状態で、ドアノブを捻る・押すと引っ込むようになっています。ドアとドア枠を固定する役割を担っており、こちらの部材があることで、勝手にドアが開かないようになっています。

しかし、ドアの開閉のたびに使用されるパーツであるため、負荷のかかりやすい部材です。そのため、経年劣化によってドアノブと連動して動かなくなるケースがあり、原因や修理・交換方法を知っておくことが大切です。

ドアラッチの不具合の原因

戻らなくなる、動かなくなるといった不具合が起こるのは、いくつかの原因が考えられます。

では、どのような原因があるのか、一つひとつ見ていきましょう。

ドアラッチの汚れ・劣化

ドアラッチにはわずかな隙間があるため、そこから小さなホコリや糸くずが入り込んでしまうことがあります。

とくに、出たまま引っ込まなくなるときは、ゴミやホコリが原因である可能性があります。

内部のバネの劣化

ドアラッチの不具合で最も多い原因が、内部のバネの劣化です。

ドアノブと連動して動くようになっているのは、バネが入っているからですが、何度もドアの開閉をくり返すことでバネが劣化して動かなくなることがあります。

また、バネが緩んだ状態であればかろうじて動きますが、中でバネが折れている場合は全く動かなくなります。

取り付け部分のズレ

強い衝撃が加わったり、施工不調や経年劣化などで取り付け部分にズレが生じたりして、戻らなくなるケースもあります。

鍵やドアノブの台座など、ドアラッチの周辺に隙間がある場合は、取り付け部分にズレが生じている可能性があるためチェックしてみてください。

ドアラッチ自体の劣化

本体が劣化して、戻らなくなっている可能性も考えられる原因の一つです。

ドアラッチは金属でできているものもあり、経年劣化によってサビが生じ、スムーズに動かなくなることがあります。見た目から明らかに劣化しているとわかる場合は、修理・交換を検討しましょう。

DIYによるドアラッチの修理方法2選

ドアラッチが引っ込んだままの状態だと、ドアが勝手に開いて困ってしまいます。反対に、元に戻らなければ、ドアを完全に閉められなくなるので不便に感じるでしょう。

ここでは、DIYでできる修理方法を2つ紹介します。

ドアラッチの清掃を行う

ホコリや糸くずが詰まって動かなくなっていることがあるため、まずは掃除をしましょう。

乾いた布でラッチとその周辺を拭いた後、水拭きしてください。ただし、水が残ったままになるとサビの原因になるため、清掃後に水分を好き取るようにすることが注意点です。

ドアラッチに潤滑剤をさす

サビができて不具合が起きているときは、潤滑剤を塗ることで状態が改善される可能性があります。

自転車のチェーンをスムーズに動かすときなどに使用されるシリコンスプレーを使って、ラッチに軽く吹きかけた後、1~2分ほど馴染ませます。時間が経ったら、スムーズに動くか確認してみてください。

ただし、潤滑油ではなく、潤滑剤を使うよう注意しましょう。万が一、潤滑油を使ってしまうとホコリが付着し、かえって動きが悪くなることがあります。

ドアラッチの交換方法

清掃したり、潤滑剤を塗ったりしても改善されないときは、本体もしくは不具合が起きている部品の交換を検討しましょう。

ドアラッチにも耐用年数があり、全体が劣化しているときは、本体を取り替えるのがおすすめです。一方、内部のばねだけが劣化しているときは部品の交換だけで済みます。そのため、まずは交換する部品を確認し、用意しましょう。

【準備するもの】

  • 交換する部品
  • プラスドライバー

【本体ごと交換するときの手順】

  1. ドアノブを固定している室内側のネジをドライバーで緩める
  2. ドアノブを取り外す(室内・室外両方)
  3. ドライバーを使って台座を取り外す
  4. フロント部分を固定しているネジを外す
  5. 交換用のラッチを取り付ける

以上が基本の交換方法となります。

ドアラッチが戻らないときの注意点

ドアラッチの不具合でドアが開かなくなった際、以下の2つの行為をしないよう注意してください。

  • ドアを力だけで開けようとする
  • ドアノブを無理にガチャガチャする

体当たりするなどして、無理に開けようとすると、ドア本体や枠を破損させる恐れがあります。さらに、ついドアノブをガチャガチャしがちですが、バネに不具合があるときに無理やり動かそうとすると逆効果となります。

そこで、ハガキや厚紙などを用意して、隙間からラッチを動かすのがおすすめの応急処置方法です。こちらの方法で対処できない場合は、無理に開けようとするのではなく、業者に相談するようにしましょう。

まとめ

今回は、ドアラッチが戻らないときの原因や対処法について解説しました。

ドアラッチとは、ドアに取り付けられている留め具のことであり、ドアの開閉に欠かせない部材です。しかし、汚れやバネ・ラッチ本体の劣化で戻らなくなるなどの不具合が生じることがあります。

そこで、不具合に悩んでいる方は、掃除したうえで、潤滑剤を塗ってみてください。それでも不具合が改善されないときは、部品の交換がおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考に、ドアラッチの不具合の改善方法を検討してみてください。

リフォームやリノベーションを検討する際、リビングや寝室のドアを付け替えるケースがあるでしょう。

ただ、室内ドアといってもさまざまな種類があり、ドアの構造で分けると「框ドア」と「フラッシュドア」の2種類に大別できます。それぞれ構造が異なる分、特徴やメリット・デメリットが異なります。

そこで今回は、「框ドア」と「フラッシュドア」の特徴やメリット・デメリットを、それぞれの違いを比較しながら解説します。また、室内ドア選びのポイントについても解説しますので、これからリフォームをしようと考えている方は、最後までご覧ください。

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框ドアの特徴

「框ドア」は「かまちドア」と言い、縦框と横框という枠材で枠組みをしたドアのことを指します。

ドアの枠組みを框で作り、中央部分に格子やガラス、羽根板を挟んで1枚の扉となります。

框ドアのメリット

框ドアの枠組みは無垢材で作られるため、本物の木の質感や重厚感が楽しめることがメリットです。「せっかく家の建具を変えるなら、素材選びからこだわりたい」という方にとっては、無垢材を使用している框ドアが魅力的に感じられrのではないでしょうか。

また、本物の木を使用しているため、傷ついても下地の合板が見えることがなく、経年劣化を楽しめることもポイントです。

框ドアのデメリット

框ドアは、自然素材ならではの質感が味わえる一方で、他のタイプのドアと比較して高額なものが多いことがデメリットです。

やはり、無垢材を使用している分、素材にお金がかかるため高額になりやすい傾向にあります。

また、床材とのアンマッチが起きやすいことも懸念点といえるでしょう。住宅の床材にフローリングを採用している場合、フローリングとの質感の違いや微妙な色の違いから、ドアが浮いて見えることがあるのです。

せっかくこだわって框ドアを採用しても、空間によっては合わない可能性があるため、慎重に検討する必要があります。

フラッシュドアの特徴

框ドアとは異なり、フラッシュドアという構造のドアもあります。

フラッシュドアは芯材とコアという骨組みを、表面材で挟み込んだ構造をしており、ドアのなかで最も一般的な種類です。一見、一枚板のように見えるドアの大半は、中空構造のフラッシュドアとなっています。

実際のドアを叩いてみると「コンコン」と軽い音がなりますが、こちらは中空構造で中が空洞になっているためです。

フラッシュドアの種類

フラッシュドアはポピュラーな室内ドアであるため、さまざまな種類があります。

  • 積層合板フラッシュドア:ドアの表面をベニヤ板で仕上げたもの。安価でデザインのバリエーションが豊富。
  • 突き板フラッシュドア:ドアの表面を突き板で仕上げたもの。木目が美しい。
  • 金属製フラッシュドア:表面が金属となっているもの。戸建の内装ではあまり使われないが、耐久性・耐火性に優れている。

このように、表面をどのような素材で仕上げているかによって種類が変わります。

フラッシュドアのメリット

フラッシュドアは、室内ドアとして多く使用されていることからもわかるように、さまざまなメリットがあります。

たとえば、コストを抑えられることがメリットの一つでしょう。フラッシュドアは中が空洞になっている分、ほかのドアを比較して軽いことから、運賃や施工費、材料費などを抑えられます。

また、軽量であることから、施工性に優れており、下地が不要であることもメリットとして挙げられます。重たい扉の場合、設置作業に複数の作業員が必要となりますが、フラッシュドアなら少人数で設置可能です。

また、下地補強なしで設置できるケースが多いことから、作業工数を抑えられて安価にリフォームできます。

フラッシュドアのデメリット

フラッシュドアの種類によりますが、やはり框ドアよりも質感は劣ることがデメリットの一つです。とくに、積層合板フラッシュドアの表面はシートを貼ったり、塗装したりして仕上げるため、無垢材を使用している框ドアと比べると安っぽく見えがちです。

また、塗装が剥げたり、シートが剥がれてきたりして、劣化を感じやすいことも注意点です。

そのほか、表面が傷つくと下地が見えてしまったり、ノックしたときに見た目に反して軽い音がしたりすることもデメリットといえます。

このように、コストメリットは大きいものの、本物の木ではない分、高級感や重厚感には欠けてしまいます。

ドア選びは「動線・視線・光」を意識するのがポイント

住まいのドアを選ぶときは「動線・視線・光」の3点を意識するのがポイントです。

たとえば、家族が毎日行き来する玄関からリビングの間にあるドアは、行き来しやすくなる動線を意識して開き方を考える必要があります。また、プライベートな空間となる洗面所やバスルーム、寝室などは、視線が気になりにくいドアを選びましょう。

さらに、ドアは採光を取り入れたいか、インテリアの一部として馴染みやすいかなども意識すべきポイントです。リビングに無垢材を使用しているなら、框ドアを採用すると風合いを統一できておしゃれな空間になりやすいでしょう。

これらの要素を意識して、框ドアとフラッシュドアのどちらにするかを選ぶと、設置後に後悔しにくくなります。

まとめ

今回は、框ドアとフラッシュドアについて解説しました。

ドアは構造によって框ドアとフラッシュドアの2種類に大別でき、特徴やメリット・デメリットが異なります。そのため、リフォームやリノベーションをするときは、室内ドアに対して何を求めるのかを明確にし、実際に設置した様子をイメージして採用するようにしましょう。

とくに「動線・視線・光」の3点を意識することで、室内ドア選びを失敗しにくくなります。

ぜひ今回の記事を参考に、納得できるリフォーム。リノベーションを実現してください。

市営住宅に入居してから網戸がないと気づく人が多くなっていますが、そもそもなぜ市営住宅に網戸がないことがあるのかご存知ですか?

また、網戸の設置は決して安い費用ではありませんので、実費で網戸を設置するのが難しいという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、網戸がないと不便ですので、出来るだけ安い方法で網戸がないときに対処する方法を知りたいですよね。

そこで本記事では、市営住宅に網戸がない理由や以前住んでいた住人が設置した網戸について、網戸がないときの対処法などについて詳しく解説します。

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市営住宅には網戸がないってホント?

結論から申し上げますと、市営住宅には網戸がないことが多いです。

一般的な住宅には網戸が設置されていることが当たり前だというイメージを持っているという方も多いと思いますが、実は最近は市営住宅以外の新築戸建住宅やマンションなどでも網戸が標準設備として設置されていないことも増えています。

市営住宅に網戸が設置されない理由はさまざまですが、大きな理由としては以下のようなことが挙げられます。

  • そもそも生活に最低限必要な設備ではない
  • 設置費用や管理費用などのコストを削減したい
  • 落下したときのリスクを避ける

このようなさまざまな理由から市営住宅に網戸が設置されていないことも多く、網戸があると思って入居した人からは困惑の声が度々聞こえてきます。

市営住宅に以前住んでいた人が設置した網戸はそのまま?

市営住宅に入居したとき、それまで住んでいた住人が網戸を設置していた可能性があります。

しかし、住人が設置した網戸に関しては取り外して退去するように定められていることが多いため、入居した時点では網戸が設置されていないことが多いです。

そのため、そもそも網戸が設置されていない市営住宅に入居する場合は、前の住人が網戸を設置してくれているかもという期待はしないようにしましょう。

市営住宅に網戸がないときの対処法

市営住宅に網戸がないときの対処法は以下の通りです。

  • 専門業者に網戸の取り付けを依頼する
  • 自分で網戸を設置する

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

1.専門業者に網戸の取り付けを依頼する

市営住宅に網戸がない場合は工務店やリフォーム会社などに依頼して網戸を設置することが可能です。

しかし、市営住宅を勝手にリフォームすることは禁止されていることが多いため、網戸を設置したい場合は管理している自治体に事前に相談することが必要です。

また、網戸のレールなどを設置する場合は退去時に撤去する必要があるため、撤去時の対応についても相談しておくといいでしょう。

2.自分で網戸を設置する

最近は簡易的に設置できる網戸も多く販売されているため、DIYで網戸を設置することも可能です。

簡易的に設置できる網戸としては、マグネットで付けられる網戸やマジックテープで設置できる網戸などの簡単に設置できる網戸はもちろん、プリーツ網戸やロール網戸などの装飾網戸など、さまざまな種類から選ぶことができます。

ただし、市営住宅にはそもそも網戸を設置するためのレールがついてないこともあるため、レールから設置するとなるとDIYではかなり難しくなってしまうことから専門業者に依頼することが無難です。

市営住宅に網戸を設置するときの費用相場

市営住宅に網戸を設置する場合は専門業者に依頼するか自分で設置するかによっても大きく費用相場は異なります。

専門業者に設置を依頼する場合、網戸のレールが備え付けられている場合は1枚あたり10,000円〜20,000円ほどで設置することができますが、レールから付ける場合はさらに費用が高額になります。

一方で自分で設置する場合は購入する網戸に費用が依存するため、100均の網戸を購入すれば100円ほどで済みますし、ある程度しっかりとした網戸を設置する場合であっても数千円で済む場合が多いです。

このように、市営住宅に網戸を設置する場合は業者に依頼するか自分で設置するかによっても大きく異なりますし、網戸の種類によっても費用は大きく異なります。

そのため、さまざまな方法を検討して納得できる費用で網戸を設置するといいでしょう。

また、先ほどもお伝えした通り、市営住宅で網戸を設置した場合、退去時に撤去しないといけないため、設置費用だけではなく撤去費用についても考慮する必要があります。

市営住宅に網戸を設置する必要はあるのか?

そもそも網戸の大きな役割として挙げられるのは、換気のときや外の空気と取り入れて室内の気温を調整するときに室内に虫が入ってこないようにする効果が挙げられます。

部屋の中に虫が入ってくるのはストレスになってしまうため、網戸があると非常に便利ですが、絶対に必要かと聞かれればそうではありませんよね。

そのため、市営住宅に網戸がない場合はしっかりとした網戸を取り付けるのではなく、簡易的な網戸の設置も検討するといいでしょう。

まとめ

本記事では、市営住宅に網戸がない理由や以前住んでいた住人が設置した網戸について、網戸がないときの対処法などについて詳しく解説しました。

市営住宅には網戸が設置されていないことも多いですが、最近では市営住宅だけではなく戸建の新築住宅でも網戸が標準設備ではないことが多いです。

このように、時代の変化とともに網戸が絶対に必要ではなくなっているということもあるため、市営住宅に網戸が網戸がない場合は専門業者に依頼して網戸を設置してもらうという選択肢だけではなく、DIYで簡易的な網戸を設置するなどの対処法があることも知っておくといいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして市営住宅の網戸事情について知ってみてください。

分譲マンションに住んでいると、玄関ドアの修理が必要なタイミングが遅かれ早かれ訪れますが、勝手に修理していいのか、費用はすべて実費なのか、などの悩みを抱えてしまうケースが多いです。

分譲マンションには部屋に住んでいる人が所有する専有部分とマンション管理会社が所有する共有部分に分けることができますが、玄関ドアは両方に属してるため少しややこしい対応が必要になります。

そこで本記事では、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分のどちらなのか、修理の費用は実費なのかなどについて詳しく解説します。

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分譲マンションの玄関ドアは共用部分?専有部分?

結論から申し上げますと、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分の境目となり、玄関ドアの内側と鍵の部分については専有部分となりますが、廊下に面している外側の玄関ドアは共用部分となります。

そのため、玄関ドアの内側の内装を自分好みに変更することは問題ありませんが、玄関ドアの外側を好きなデザインや色に変更することは認められていません。

つまり、玄関ドアを勝手に交換することや全体の色を変えることはできないのです。

マンションの専有部分についてはマンション標準管理規約にて以下のように定められています。

”第7条 対象物件のうち区分所有権の対象となる専有部分は、住戸番号を付 した住戸とする。 2 前項の専有部分を他から区分する構造物の帰属については、次のとおり とする。 一 天井、床及び壁は、躯体部分を除く部分を専有部分とする。 二 玄関扉は、錠及び内部塗装部分を専有部分とする。 三 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする。 3 第1項又は前項の専有部分の専用に供される設備のうち共用部分内にあ る部分以外のものは、専有部分とする。 ” (出典:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

このように、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分が重なっている部分となるため、修理や交換などの手を加えるときに困ってしまうポイントになるのです。

分譲マンションの玄関ドアは専用使用部分に該当する

先ほどもお伝えした通り、分譲マンションの玄関ドアは共有部分と専有部分の両方が存在する設備となりますが、玄関ドアの外側は共有部分といっても住んでいる住民しか使用することのない部分ということから、共有部分の中でも「専用使用部分(専用部分)」に分類されるのです。

一般的な共有部分であるエントランスや廊下などのマンションの住人がみんな使用できますが、玄関ドアに関しては基本的に部屋に住んでいる人だけが使用する設備となるため、日頃の手入れや修繕に関しては住んでいる人が負担することになっていることが多くなります。

”(敷地及び共用部分等の管理) 第21条 敷地及び共用部分等の管理については、管理組合がその責任と負 担においてこれを行うものとする。ただし、バルコニー等の管理のうち、 通常の使用に伴うものについては、専用使用権を有する者がその責任と負 担においてこれを行わなければならない。 2 専有部分である設備のうち共用部分と構造上一体となった部分の管理を 共用部分の管理と一体として行う必要があるときは、管理組合がこれを行 うことができる。 ” (出典:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

このように、専用使用部分に関して使用者が責任を負う必要がある一方で、管理組合においても管理することができるため、使用者の独断で修理や交換を行ってはいけないのです。

分譲マンションの玄関ドアの修理の費用は実費?

分譲マンションの玄関ドアを交換する場合の費用は管理会社によって異なります。

先ほどもお伝えした通り、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部部分の両方が存在しているため、自己判断で交換や修理を行うことはトラブルのもとになってしまうため避けるべきです。

まずはマンションの管理会社に修理や交換をしたいという旨を伝えたうえで修理や交換をする必要があります。

ただし、マンション標準管理規約にもある通り、基本的には専用使用部分は使用者が責任を負うため、修理費用に関しても使用者が負担するケースが多くなります。

とはいえ、経年劣化などによって交換が必要な場合はマンション管理会社が一部費用を負担してくれる可能性もあるので相談しましょう。

分譲マンションの玄関ドアはどれくらいで修理が必要になる?

鉄筋コンクリートで作られた分譲マンションの玄関ドアの法定耐用年数は47年となっているため、経年劣化によって修理が必要になるのは設置から40年ほど経過してからになる場合が多いです。(参考:国税庁「耐用年数(建物/建物附属設備)」)

とはいえ、玄関ドアは毎日開け閉めする設備となるため、思わぬタイミングで故障してしまったり、ドアの開閉を調整するドアクローザーについては10年〜20年ほどが耐用年数となっているため、早い段階で修理が必要になる場合が多くなります。

このように、玄関ドア自体は耐用年数は長いものの、ドアクローザーなどの部品については10年ほどで修理が必要になる場合も多いため、日頃から故障していないかをチェックすることが大切です。

まとめ

本記事では、分譲マンションの玄関ドアは共用部分と専有部分のどちらなのか、修理の費用は実費なのかなどについて詳しく解説しました。

分譲マンションの修理の中でも共用部分と専有部分の両方が存在している玄関ドアの対応について困っている方も多いと思いますが、まずは管理会社や管理組合に相談することが大切となります。

専用使用部分だからといって独断で修理してしまうと管理会社や管理組合とトラブルになってしまう可能性もありますし、修理費用を負担してもらえる可能性もありますので、かならずしも事前に相談するようにしましょう。

ぜひ本記事を参考にして分譲マンションの玄関ドアの修理についてチェックしてみてください。

マンションや雑居ビルに設置されているドアにはドアストッパーがついていないことも多く、自分で購入したドアストッパーを使っているというケースも多いですが、実はドアストッパーの利用が違法行為になっている可能性もあるのです。

とはいえ、そもそもマンションの玄関ドアや雑居ビルのドアがどのような目的で設置されているのかを理解しないことにはドアストッパーをなぜ使用してはいけないのかわかりませんよね。

そこで本記事では、マンションや雑居ビルでドアストッパーを使用すると違法行為になる可能性があることについて詳しく解説します。

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マンションや雑居ビルでドアストッパーを使用するのは違法?

結論から申し上げますと、マンションや雑居ビルでドアストッパーを使用するのは違法行為に当たります。

というのも、マンションや雑居ビルに設置されているドアは出入り口のためだけではなく、万が一火災が発生したときに延焼を防ぐための防火扉としての役割を担っているからです。

そのため、防火扉として設置してあるドアがドアストッパーによって開けっ放しになっていると防火扉の役割を果たすことができず、建築基準法によって定められている防火扉の基準に満たないため、違法行為となります。

このような理由からマンションや雑居ビルでドアストッパーを使用することは違法行為となりますので、換気や出入りに便利だからといってドアストッパーを使用することはやめましょう。

ドアストッパーは消防法に違反している

ドアストッパーの設置は、消防庁が定める消防法という法律にも違反しています。

マンションの玄関ドアについては総務省消防庁の「特定共同住宅等の位置、構造及び設備を定める件」によって以下のように定められています。

”イ 上下に設けられた開口部(直径〇・一五メートル以下の換気口等及び相互間の距離が三・六メートル以上である開口部を除く。)に防火設備である防火戸が設けられていること。 ロ 住戸等で発生した火災により、当該住戸等から当該住戸等及びそれに接する他の住戸等の外壁に面する開口部を介して他の住戸等へ延焼しないよう措置されたものであること。 (三)住戸等と共用部分を区画する壁は、次に定めるところによること。 イ 開口部((イ)から(ハ)までに掲げる換気口等を除く。)には、防火設備(主たる出入口に設けられるものにあっては、随時開くことができる自動閉鎖装置付のものに限る。)である防火戸が設けられていること。 (イ)直径〇・一五メートル未満の換気口等(開放性のある共用部分に面するものに限る。) (ロ)直径〇・一五メートル以上の換気口等であって、かつ、防火設備が設けられているもの。 (ハ)(イ)及び(ロ)に掲げるもののほか、開放性のある共用部分以外の共用部分に面し、かつ、防火設備が設けられている換気口等”   (出典:総務省消防庁「特定共同住宅等の位置、構造及び設備を定める件」

このように、マンションにおける玄関ドアは随時開くことのできる自動閉鎖装置付のものに限るとされているため、自動閉鎖装置の機能を妨げるドアストッパーの使用は基本的には認められていないのです。

マンションによってはドアストッパーが付いている玄関ドアが設置されている場合もありますが、消防の指導によって撤去されているケースが多いようです。

ドアストッパーは建築基準法にも違反している

ドアストッパーは延焼を防ぐために定められている建築基準法にも反しています。

建築基準法の防火区画については以下の通りです。

防火区画内容
面積区画大規模な建築物における火災の拡大を防ぐために、一定の面積で分けた区画のことです。耐火建築物では、1,500平米以内ごとに区画されます。 主要構造が耐火構造となる建築物では、床と壁は耐火構造で、開口部は特定防火設備にする必要があります。
高層区画11階以上の高層部分を、一定の面積で分けた区画のことです。建物の高層部分には消防車の梯子が届かないことから、火災拡大を抑えるために設けられた区画となります。床と壁は耐火構造で、開口部は特定防火設備にする必要があります。
竪穴区画火災時に吹き抜けや階段など、縦につながる部分からの延焼を抑えるための区画のことです。主要構造部が準耐火構造以上で、地階または3階以上の階に居室がある建物に適用されます。床と壁は45分の準耐火構造で、開口部は遮炎性能を持つ防火設備にする必要があります。
異種用途区画建物の一部が一定の用途に該当する場合に、その部分と他の部分を分けた区画のことです。床と壁は1時間の準耐火構造で、開口部は遮炎性能を持つ特定防火設備にする必要があります。

(出典:東急リバブル「防火扉(防火戸)の設置基準は?仕組みや機能も解説」

このように、建築基準法の防火区画は延焼を防ぐために設けられた区画であり、それぞれに十分な遮炎性能のある設備の設置が求められています。

そのため、遮炎性能を著しく欠いてしまうドアストッパーの使用は建築基準法にも違反してしまう恐れがあるのです。

まとめ

本記事では、マンションや雑居ビルでドアストッパーを使用すると違法行為になる可能性があることについて詳しく解説しました。

ドアストッパーを使用することで換気や出入りをスムーズにすることができますが、常用的にドアストッパーを使用してしまうと消防法や建築基準法の基準に満たないため違反行為となってしまう可能性があります。

そのためドアストッパーを使用する場合は必要最低限に抑えることが大切で、基本的に延焼を抑える役割のあるドアについては締め切っておくことが大切です。

実際に防火性能の基準に満たないドアを設置した建物で火災が発生して数十分で火の気が建物全体に回ってしまったというケースもあるため、万が一に備えておくことがとても大切なことです。

ぜひ本記事を参考にしてドアストッパーの使い方についてチェックしてみてください。

引き戸の中でも憧れることの多い「吊戸」ですが、実際にどのようなメリット・デメリットがあるのかをご存知ですか?

そのオシャレな見た目から住宅に導入するという方も多いですが、その中には意外なデメリットから後悔してしまうというケースも増えているのです。

とはいえ、吊戸の見た目からは想像できないようなデメリットもあるため、事前にメリット・デメリットを理解しておくことは非常に大切になります。

そこで本記事では、吊戸を設置するメリット・デメリット、壊れやすいと言われる理由などについて詳しく解説します。

吊戸のメリット・デメリットを総合的に理解して、後悔なく扉を選びたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

八女市で吊戸や引き戸が悪くなった際はドアードにご連絡下しさい。低価格でしっかり修理します!専用ページはこちらから!

吊戸(つりど)とは?

吊戸とは、上部に設置されたレールだけによってスライドされるタイプの引き戸です。一般的な引き戸は上部と下部の両方にレールが設置されており、さらに引き戸の下には戸車が付けられていますが、吊戸は上部だけでスライドします。

吊戸(つりど)を設置するメリット

吊戸を設置するメリットは以下の通りです。

  • 日頃の掃除がラクになる
  • 生活感を無くしたオシャレな空間を作れる
  • 開閉時の音が静か

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

日頃の掃除がラクになる

吊戸は床の部分にレールが設置されていないため、ゴミやホコリが溜まりやすいレール部分の掃除をする必要がなく、普通の床と同じように掃除機をかけたりクイックルワイパーなどでも簡単に掃除することができます。

また、一般的な引き戸の場合はこまめにレール部分の掃除をしないと、戸車にごみやホコリが絡まってしまい故障の原因になったり、戸車を分解して汚れを取り除くという面倒なメンテナンスが必要になりますが、吊戸であればそのような面倒なメンテナンスも必要ないのです。

生活感を無くしたオシャレな空間を作れる

一般的な引き戸に使用されているレール部分は、どうしても生活感が出てしまいオシャレな雰囲気の部屋を作るときにインテリアの邪魔になってしまうこともありますが、吊戸であれば床の部分にレールが設置されていないため、インテリアの邪魔になることもなく、開放的なオシャレな空間を作ることができます。

そのため、部屋と部屋の区切りに吊戸を使用することで、開放的な空間を作ることもオススメです。

開閉時の音が静か

一般的な引き戸は戸車の音がうるさいと感じることも多いですが、吊戸は下にレールがついていないため、比較的静かに開閉することができます。

そもそも引き戸のスライド音はそれほどうるさいものではありませんが、住宅によってはスライドの振動が気になったり、戸車の音が響いてしまう場合もありますので、そのような場合は吊戸にすることで騒音をなくすることができるのです。

吊戸(つりど)を設置するデメリット

吊戸を設置するデメリットは以下の通りです。

  • 遮音性が低い
  • 空調が効きにくい
  • 通常の引き戸よりもコストが高い

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

遮音性が低い

吊戸は下の部分にどうしても小さなスキマができてしまうため、一般的な引き戸に比べると遮音性が低くなってしまいます。

そのため、寝室などのリラックスする部屋の扉として吊戸を使用する場合は音が気になってしまうこともあるでしょう。

空調が効きにくい

遮音性が低い原因と同様に、吊戸の下のスペースから空気が出入りしてしまうため空調が効きにくくなってしまいます。

冷たい空気は下に溜まってしまう原理から、特に冬場の吊戸の近くは足元が冷えてしまうことが増えてしまうでしょう。

また、空調が効きにくいことから光熱費が割高になることも考えられるため、どこに吊戸を設置するかどうかをしっかりと検討することは大切です。

通常の引き戸よりもコストが高い

吊戸は通常の引き戸よりも丈夫な扉を使うことが一般的であるため、費用相場も1枚10万円〜30万円ほどになるケースもあります。もちろん、工事を依頼する業者によっても費用は異なりますが、一般的な引き戸に比べると費用が割高になることがほとんどです。

そのため、しっかりと吊戸のメリット・デメリットを理解したうえで検討することが大切になります。

吊戸(つりど)は本当に壊れやすいのか?

吊戸は上からだけ吊り下げられていることや、実際に使用したことがなく壊れやすいイメージがあるなどの理由から「壊れやすいのではないか」と思われることも珍しくありませんが、実は吊戸は壊れやすくはありません。

というのも、吊戸は扉を上部だけで支えることのできる丈夫なレールや金具が使用されているため、人がぶつかったり地震などの衝撃でもまず落ちることはないくらいの強度になっているのです。

また、力強く閉めてしまった場合でも引き戸を閉めているときに壁に当たる寸前でドアが一時的に停止してゆっくりと閉まるようになる「ソフトクローズ」という機能を付けることでドアの開閉による故障を防ぐことができます。

このように、吊戸は壊れにくい設計がされていると同時に、故障を防ぐための機能も充実しているため、壊れにくいということはありません。

まとめ

本記事では、吊戸を設置するメリット・デメリット、壊れやすいと言われる理由などについて詳しく解説しました。

吊戸を設置することで、掃除がラクになることや、おしゃれな雰囲気の部屋を作ることができるなどの大きなメリットがある一方で、気密性が低くなることから防音性が下がったり、空調が効きにくくなるなどのデメリットもあります。

吊戸は見た目が非常におしゃれであるため、検討される方は多いですが、工事が完了してから後悔するケースもあるため、事前にメリットとともにデメリットについても知っておくことが非常に大切です。

ぜひ本記事を参考にして吊戸のメリット・デメリットについて理解してみてください。

利便性や防犯性の高さなどから、玄関ドアを指紋認証式にしたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、玄関ドアといえば、鍵穴式やタッチ機能式のものが一般的であるため、本当に設置してもよいのか疑問に感じている方も多いでしょう。

そこで今回は、指紋認証式の玄関ドアの仕組みやメリット・デメリット、取り付ける場合の費用相場などを解説します。

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指紋認証式の玄関ドアの仕組み

指紋認証は静脈や声、顔などを使って本人認証を行うのと同じく、生体認証の一部です。

そのため、事前に指紋を登録しておくことで、指紋を検知する場所に指をかざすだけで開錠できるようになります。一般的な玄関ドアといえば鍵穴に鍵を指して開錠しますが、指紋認証式であれば鍵は不要です。

なお、指紋認証式の玄関ドアは「電池式」と「電気式」があります。電気式の場合、電気配線を通して設置するため、電気工事が必要となります。一方、電池式は指定の電池をセットするだけで使えるため電気工事は不要ですが、電池交換が必要です。

指紋認証式の玄関ドアのメリット

インターネット広告やチラシなどで指紋認証式の玄関ドアを知り、実際に自宅の玄関ドアに設置したいと考えている方もいるでしょう。

ここでは、指紋認証式の玄関ドアのメリットを解説します。

鍵を持ち歩く必要がない

玄関ドアを持ち歩く必要がなくなることがメリットとして挙げられます。

一般的な鍵の場合、出かけるときは必ず鍵を持ち歩かなければなりません。過去に、急いで家を出ようとして鍵を忘れ、再び取りに戻ったという経験をした方も多いのではないでしょうか。また、子どもに鍵を持たせて紛失する心配があったり、荷物を抱えて帰ってきたときに玄関前でごたごたしたりするのもストレスに感じるものでしょう。

しかし、指紋認証式ならそもそも鍵を持ち歩く必要がなくなるため、従来の鍵のデメリットをカバーできます。

鍵を紛失するリスクがない

鍵の紛失リスクを軽減できることもメリットの一つです。

たとえば、家族全員がそれぞれ鍵を持っており、誰かが外出先で紛失するケースがあるでしょう。その際、探して見つかればよいですが、見つからなければ拾った誰かが悪用する可能性があります。その場合、鍵をシリンダーごと交換したり、詐欺を再発行したり必要があり、お金も手間もかかります。

家族のほか、親戚やホームヘルパーなどに合い鍵を渡す場合、さらに紛失リスクが高まります。

一方、指紋認証式の玄関ドアは100個程度の指紋を登録可能であり、複数人の指紋を登録しても鍵の紛失リスクは上がりません。

防犯性が高い

指紋は一人ひとり異なるため、鍵のように第三者が模倣することはむずかしいとされています。玄関ドアにあらかじめ登録している指紋以外は開錠されないため、防犯性が高いといえるでしょう。

また、従来の鍵であれば、空き巣の手口であるピッキングなどのリスクがありますが、そもそも鍵穴がないためピッキングができません。

指紋認証式の玄関ドアのデメリット

利便性や防犯性の面でさまざまなメリットがある指紋認証式の玄関ドアですが、一方でデメリットもあります。

デメリットを把握しないまま取り付けてしまうと後悔する可能性があるため、どのような点がデメリットとして挙げられているのか具体的に見ていきましょう。

機器の後付け費用は高い

指紋認証式の玄関ドアは、「ドアごと交換する」もしくは「既存の玄関ドアの鍵穴部分に機器を取り付ける」のいずれかの方法で行います。

玄関ドアはそのままで後付けする場合、一般家庭向きのものなら機器代は1~15万円が相場ですが、精密機器であるためあまり安価なものはおすすめしません。そのため、後付け式のものでも、戸建てに取り付ける場合は機器代だけで10万円前後はかかるでしょう。さらに、自分で取り付けられない場合は業者に依頼するため、施工費用がプラスでかかります。

なお、ドアごと交換する場合はさらに高額になるため、いずれの方法でも費用が高いことがデメリットの一つです。

センサーが反応しなくなるリスクがある

指紋認証はセンサーによって反応しますが、汚れや水分、紫外線などの外部要因によって機能が低下する可能性があります。

また指を怪我した場合や、手に汗や水分がついている場合も、センサーが正確に指紋を読み取れないケースがあるでしょう。そのほか、子どもは成長とともに指紋の形状や大きさが変わっていくため、反応しなくなることがあります。

このように、最初は問題なく使えていたとしても、何らかの原因で急に反応しなくなるケースも少なくありません。突然家に入れなくなったり、不具合が起こる度に指紋を登録し直さなければならなかったりするのはデメリットといえるでしょう。

指紋を登録していない人以外は入れない

指紋認証は防犯性が高いことがメリットの一つとして挙げられますが、反対にデメリットとなることもあります。

たとえば自宅で意識を失った場合、家族や友人、救急隊員などが家に入ろうとしても、事前に登録していなければ家の中に入ることができません。ドアや窓を壊して入るなどの対応が求められ、家の中に入るまでに時間がかかるうえに、修理費用もかかるでしょう。

緊急のトラブルなどに対応するためには、登録をしていない人をどのように家に入れるか考えておく必要があります。

指紋認証機能搭載の玄関ドア仕様にして後悔しないように!

既にご説明しましたが、指紋認証式の玄関ドアに交換する場合、ドア自体はそのままで指紋認証センサーだけを取り付ける場合、機種代は1~13万円程度となります。ネットで検索すると安価な後付け用の指紋認証機器も販売されていますが、「ん?はじめて聞くメーカーだな・・」と聞き覚えのないメーカー物もあります。玄関ドアは防犯性に直結し、家族全員で使う場所です。高ければよいという訳ではありませんが、その商品・メーカーの安全性や信頼性も合わせて検討し、後悔のない商品を選びましょう。

まとめ

今回は指紋認証式の玄関ドアの仕組みやメリット・デメリット、後付け費用などを解説しました。

鍵を持ち歩かなくてもよい、防犯性が高いなどもメリットがある一方で、センサーの不具合で反応しなくなるリスクがあったり、登録していない人以外は入れなかったりするデメリットもあります。

ぜひ今回の記事を参考に、指紋認証式の玄関ドアの設置を検討してみてください。

断熱性能や防音性、結露防止など、さまざまな効果を得たいという理由から二重窓を検討する方も多いですが、カーテンレールがある場合や、窓枠のスペースが少ないなどの理由から設置できるかどうかわからないという方も多いのではないでしょうか。

また、そもそも二重窓の特徴やメリット・デメリットについて知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、二重窓とはどのような窓なのか、カーテンレールがあっても後付けで設置することはできるのか・設置するメリット・デメリットはどのようなところなのか、ということについて詳しく解説します。

二重窓を設置して日頃の生活をより便利にしたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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そもそも二重窓とは?

二重窓とは、既存の窓に加えて室内側に新しく窓サッシを内窓として設置するタイプの窓を指します。

窓ガラスが二重になっていることから「複層ガラス(ペアガラス)」と勘違いされやすいですが、複層ガラスは二重のガラスをひとつの窓サッシに取り付けるタイプの窓なのに対し、二重窓はサッシを二重にするためガラスだけが二重になっているではなく、単純に窓が2つついているというイメージを持っておくといいでしょう。

カーテンレールがあっても二重窓にすることは可能?

結論から申し上げますと、カーテンレールがあっても二重窓にすることは可能です。

ただし、二重窓を設置するためには、一般的に70mmほどの窓枠の幅が必要になるため、もし既存の窓枠に十分なスペースがない場合はふかし窓枠を設置して窓枠の幅を広げる必要があるため、すでに取り付けてあるカーテンレールなどを一度取り外してふかし窓枠を設置する工事が必要となります。

また、窓にブラインドや手すりなどがついている場合についても二重窓を設置するときには取り外す必要がありますが、一般的なものはネジで固定されているだけですので簡単に取り外すことができるため大掛かりな工事は必要ありません。

このように、二重窓を設置するためには窓枠の幅に余裕があったり、設置するときの邪魔になる設備がある場合は簡単な工事が必要になりますが、逆を言えばすでに窓枠に余裕があり周囲に干渉する設備がない場合はスムーズに二重窓を設置することができるのです。

ふかし窓枠とは?

ふかし窓枠とは、既存の窓枠のまわりに新しく窓枠を設置することで窓枠の幅を延長させるオプション部材のことを指します。

一般的にふかし窓枠が使用されるケースは、内窓を設置して二重窓にしたいときやリフォームのときに窓枠の幅を広げたいときなどに設置されることが多いです。

ふかし窓枠には、窓枠4辺すべてにふかし窓枠を設置する方法や、床の面がフラットになっている窓の場合は上枠・右枠・左枠の3辺だけにふかし窓枠を設置する方法があります。

また、ふかし窓枠の幅についても種類があり、一般的には40mm・50mm・70mmの幅から選ぶことができます。

このように、ふかし窓枠は一般的に窓枠の幅を広げる目的で設置され、必要な幅によってサイズなどを選ぶことができるのです。

二重窓を設置するメリット

二重窓を設置するメリットは以下の通りです。

  • 断熱性能が高くなる
  • 結露が発生しにくくなる
  • 防音性が高くなる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.断熱性能が高くなる

二重窓にすることで窓と窓の間に空気層が生まれるため、室外の温度が室内に影響しにくくなります。

また、サッシの種類を一般的なアルミサッシではなく、熱伝導率の低い樹脂サッシを選ぶことで、さらに断熱性能を高めることが可能です。

2.結露が発生しにくくなる

冬場の窓まわりを悩ませる結露ですが、二重窓にすることで結露の発生を防ぐことができます。

そもそも結露は外の気温と室内の気温の差が大きいときに飽和水蒸気量の違いから窓周辺に水滴が発生してしまいますが、二重窓の間に空気層ができることで気温と室温の差をダイレクトに伝えることがなくなるため、結露が発生しにくくなるのです。

3.防音性が高くなる

二重窓にすることで単純に窓が2枚になるため防音性能も高くなります。

寝室などに二重窓を設置することで快適に睡眠をすることができますし、室内からの騒音も外に響きにくくなります。

また、二重窓に防音ガラスを設置することでさらに防音性能を高めることも可能です。

二重窓を設置するデメリット

二重窓を設置するデメリットは以下の通りです。

  • 掃除が面倒になる
  • 部屋に圧迫感が生まれる可能性がある
  • 費用がかかる

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.掃除が面倒になる

二重窓は窓サッシを2つ設置するため、単純に2つの窓を設置する手間が発生するのとともに、窓サッシと窓サッシの間を掃除する必要が発生します。

とはいえ、内窓は汚れにくい場所に設置されるため、頻繁に掃除する必要はありません。

2.部屋に圧迫感が生まれる可能性がある

二重窓にするためには既存の窓の内側に新しく窓サッシを設置するため、部屋の内側に窓を設置することになります。

そのため、二重窓を設置することで部屋に圧迫感が生まれてしまうこともあるでしょう。

3.費用がかかる

二重窓を新しく設置するためには、最低でも40,000円〜50,000円ほどの費用が発生します。

大きなメリットのある二重窓ですが、費用がネックになることも多いです。

まとめ

本記事では、二重窓とはどのような窓なのか、カーテンレールがあっても後付けで設置することはできるのか・設置するメリット・デメリットはどのようなところなのか、ということについて詳しく解説しました。

二重窓を設置することで大きなメリットがありますが、いくつかのデメリットや設置するための工事など、いくつかの懸念点があることも事実です。

ぜひ本記事を参考にして二重窓のメリット・デメリットを理解して総合的に設置するかどうかを検討してみてください。

住宅のさまざまな部分で鍵が使用されますが、当たり前のように設置されているため、そもそもの違いやそれぞれの特徴の違いについて詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、本締錠とシリンダー錠はそもそもの構造の違いがあるため、特徴や設置費用にも大きな違いがあるのです。

中でも防犯性能についての違いは大きなものがあるため、これから住宅に設置しようと考えている方は、しっかりと防犯性の違いについても理解しておくことが大切です。

ただし、本締錠とシリンダー錠のどちらとも呼ぶことのできる近藤しやすい鍵のタイプもあるため注意しましょう。

そこで本記事では、本締錠とシリンダー錠の違いやそれぞれの特徴、費用相場の違いなどについて詳しく解説します。

本締錠とシリンダー錠の違いを理解して正しく鍵のタイプを選びたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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本締錠(ほんじまりじょう)とは?

本締錠とは、鍵・サムターンで解錠できるタイプのドアの中でも、鍵穴を差し込むための設置される筒状の「シリンダー」と、振動や衝撃でドアが勝手に開かないようにするための空締めボルトである「ラッチボルト」が取り付けられていないものを指します。

つまり、本締錠はデッドボルトだけで構成される鍵のことを指します。

本締錠は防犯機能を高めるために本錠と併せて使用する補助錠として使用されることや、施錠する機能のない空錠の本錠として使用されることが多いです。

シリンダー錠とは?

シリンダー錠とは、ラッチボルトとシリンダーが取り付けられている鍵を指します。

シリンダー錠の中にはさまざまな種類があり、鍵の片方がギザギザとした鍵を使用し、構造がシンプルで防犯性の低い「ピンシリンダー」や、鍵の両側がギザギザとしていて防犯性が比較的高い「ロータリーディスクシリンダー(ディスクシリンダー)」、鍵の表面に多数のくぼみがあり防犯性に優れた「ディンプルシリンダー」などがあります。

このように、さまざまな種類のあるシリンダー錠はマンション・アパート・戸建住宅などで一般的に使用される鍵のタイプとなっており、価格も安価なものから高価がものまでさまざまです。

本締錠(ほんじまりじょう)とシリンダー錠の違い

本締錠とシリンダー錠はどちらもドアの施錠をする役割のある製品ですが、大きな違いは鍵の構造にあります。

本締錠はデッドボルトのみで構成されれる鍵のタイプを指すため、ラッチボルトやシリンダーがないものをさし、シリンダー錠はラッチボルトとシリンダーがあるものを指します。

また、鍵の中にはデッドボルトとシリンダーの両方があり、ラッチボルトがないタイプの鍵がありますが、このような鍵は「本締錠」とも呼ぶことができますし、「シリンダー錠:と呼ぶこともできます。

本締錠(ほんじまりじょう)とシリンダー錠の設置費用の違い

本締錠とシリンダー錠は設置する費用にも大きな違いがあります。

先ほどもお伝えした通り、補助錠としても使用されることが多く、ひとつでは防犯性能に不安が残る「本締錠」の取り付け費用の相場は15,000円〜30,000円ほどです。

一方でシリンダー錠を設置するときの費用相場は20,000円〜40,000円ほどですが、防犯性能の比較的低い「ピンシリンダー」の設置費用相場は20,000円ほど、一般的に使用されている「ロータリーディスクシリンダー」の設置費用相場は25,000円〜30,000円ほど、防犯性能の高い「ディンプルシリンダー」の設置費用相場は30,000円〜40,000円ほどとなっています。

このように、錠前ごと交換もしくは設置する場合の費用相場は防犯性能が高いほうが高額になるケースが多いという違いがあるのです。

本締錠(ほんじまりじょう)とシリンダー錠はどちらを選ぶべき?

ここまでは本締錠とシリンダー錠の違いについて解説しましたが、どちらを選ぶかは鍵を設置する目的によって異なります。

玄関ドアや勝手口など、防犯性能が求められるドアに設置する場合は防犯性に優れたシリンダー錠を設置することが一般的ですが、シリンダー錠の補助錠として設置する場合や倉庫などに設置する簡易的な鍵であれば本締錠を選ぶのもいいでしょう。

とはいえ、基本的に本締錠よりもシリンダー錠のほうが優れた機能を持っているため、よほどの理由がない限りはシリンダー錠を選ぶことがオススメです。

不安がある場合は専門業者に相談しましょう

鍵の設置は使い勝手やデザインだけではなく防犯性能という重要な役割があるため、防犯に専門的な知識を持っていないのであれば一度専門業者に相談してみることもオススメです。

専門業者に設置する鍵の種類を相談すると、機能性についてはもちろん予算やデザインなどについても相談に乗ってもらうことができます。

そのため、自分で調べてもわからないことがある場合は専門業者に相談したほうが最適な鍵を選ぶことができるのです。

まとめ

本記事では、本締錠とシリンダー錠の違いやそれぞれの特徴、費用相場の違いなどについて詳しく解説しました。

本締錠とシリンダー錠はどちらも一般的に住宅で使用される鍵のタイプですが、それぞれには違った特徴や設置費用相場の違いがあるため、どちらの鍵にするのかをしっかりと考える必要があります。

とはいえ、防犯対策が重視される現代の住宅においては防犯性能に優れたシリンダー錠が選ばれることが一般的ですので、防犯対策が必要な玄関や勝手口などに設置する鍵はシリンダー錠を選ぶといいでしょう。

ただし、より防犯性を高めるための補助錠としては本締錠は非常に効果的な防犯対策になるため、本締錠とシリンダー錠を併せて設置することもオススメです。

ぜひ本記事を参考にして本締錠とシリンダー錠の特徴や費用の違いをチェックしてみてください。

不法侵入は年々減少傾向にあるものの、令和4年で3万6,588件、1日あたり約43件も発生しています。

そのため、大切な住まいを守るためにも、不法侵入の被害に遭わないよう防犯対策を強化することが大切です。とくに、窓からの侵入が多いため、窓の防犯対策をどのように強化するかが重要なポイントとなるでしょう。

そこで今回は、泥棒が不法侵入する経路や手口、防犯対策を高める方法などを解説します。

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泥棒の侵入経路は窓が最多

日本は犯罪が少なく平和な国という印象が強いですが、それでも不法侵入は令和4年で3万6,588件、1日あたり43件も発生しています。

住居への不法侵入の手口、侵入口の割合は以下の通りです。

 戸建住宅への不法侵入の手口戸建住宅への不法侵入の経路
1位無締り(51.2%)窓(53.5%)
2位ガラス破り(30.7%)表出入口(21.5%)
3位ドア錠破り(2.2%)その他の出入り口(15.4%)

参考:警視庁『住まいる防犯110番 侵入犯罪の脅威 侵入犯罪の情勢(令和4年)

このように、戸建ての不法侵入の経路は窓が約半数以上となっており、何らかの防犯対策が必要であることがわかるでしょう。また、鍵をかけていないところが狙われやすいのはもちろん、鍵をかけていても、ガラス破りという手口で窓から侵入されるケースが多いこともわかります。

泥棒が窓ガラスを割る手口3選

先に解説した通り、戸建住宅への不法侵入の手口は1位が無締り、次いで2位がガラス破りであることがわかります。

「ガラス破り」を使われれば、たとえ鍵を閉めていてもターゲットになってしまうといえます。泥棒の手口を把握することで、効果的な防犯対策につながるため、ガラス破りとはどのような手口なのか具体的な手法を見ていきましょう。

三角割り(こじ破り)

マイナスドライバーで窓の枠とガラスの間を狙って打撃を加えるというシンプルな方法です。一般的なフロートガラスであれば、簡単にヒビが入り、さらに2回、3回とドライバーで叩くことでガラスが割れてしまいます。

この手口を用いれば一般的なガラスは30秒程度で割れるとされていることに加え、窓とサッシの隙間を狙うことで大きな音が出ない手法となっており、素早くかつ静かに侵入できることから主流の手口となっています。

打ち破り

バールや釘抜きのような工具を使用し、ガラスを強く叩いて割りって侵入するという大胆かつ原始的な手口です。

しかし、この手口は大きな音が出るため、昼間の住宅街などで使用されることは少ないでしょう。しかし、ごく短時間で侵入できるため、気づかれたとしても警察が来るまでに素早く立ち去れば捕まるリスクが少なく、堂々と行われるケースがあります。

焼き破り

バーナーやターボライターを使ってガラスを熱して割る手口です。

ガラスの種類によりますが、約10秒で簡単にヒビが入ったり、割れたりしてしまいます。さらに、割れる際の音は「パキッ」と小さいため、周囲に気づかれにくいことも相まって、泥棒にとって都合の良い手口となっています。

防犯対策に効果的な窓と効果的でない窓の種類

泥棒の使う具体的な手法について解説しましたが、ほんの数十秒~数分で侵入できることがイメージできたのではないでしょうか。

実際に、『警視庁 住まいる防犯110番 侵入犯罪予防対策』においても、「泥棒は侵入に5分以上かかると約7割が断念する」とされており、早く侵入できる家が狙われやすいこととわかります。

ただ、逆をいえば不法侵入を防ぐためには、防犯対策に効果的な窓を採用し「侵入に5分以上かかる状況」を作ることが効果的であるとも言えます。では、どのような窓が効果的なのか、効果的でない窓の種類も含めて解説します。

防犯対策におすすめできない:強化ガラス

スマートフォンの保護シートなどでよく目にする強化ガラスは、同じ厚みのフロートガラスに比べて3倍ほどの強度を誇ります。

しかし、このガラスは「防犯性」ではなく「安全性」を重視して設計されているため、「割れない」のではなく「割れても怪我をしにくい」ようになっています。そのため、一般的なフロートガラスより強度が高いとはいえ、先の尖った道具で衝撃を与えると割れると簡単に割れてしまうのです。

万が一、割れても、破片が粒状になり大きなケガを防げるため、子どもやペットのいる家庭ではメリットが多いですが、防犯対策として採用するのはおすすめしません。

防犯対策におすすめできない:網入りガラス

強度が高そうな網入りガラスですが、実は防火ガラスとして設計されています。

ワイヤーが入っていることで、火事で割れたときにガラスが飛散したり、落ちたりするリスクを軽減できる特性がありますが、強度という点では一般的なフロートガラスと変わりません。

さらに、割れたときにあまり音が出ないという性質があり、泥棒から見ればむしろ好都合ともいえます。

防犯対策におすすめ:防犯ガラス

「強化ガラス」「網入りガラス」が防犯対策にならないなら、「一体どんな窓を採用すればいいの?」と不安になる方も多いでしょう。

ガラス破りを防ぐという目的なら、防犯ガラスがおすすめです。防犯ガラスには樹脂製の特殊フィルムが挟まれており、たとえヒビが入っても貫通しない性質があります。たとえ、道具でガラスを叩いても、ヒビは入るものの割れてバラバラにならず、室内に侵入するのが困難です。

先に解説した通り、「泥棒は侵入に5分以上かかると約7割が断念する」とされているため、割れても貫通しない防犯ガラスは侵入に時間がかかり、泥棒にとってはリスクが高くなります。

まとめ

今回は戸建ての不法侵入の手口や侵入経路、窓の防犯対策などを解説しました。

不法侵入は令和4年で1日約43件発生しており、窓からの侵入が約半数となっています。主な侵入手口は無締りが51.2%、ガラス破りが30.7%であり、たとえ鍵をかけていても、ガラス破りで侵入されるリスクもある状況となっています。

ガラスを割る主要な手法は「三角割り(こじ破り)」「打ち破り」「焼き破り」の3つであり、一般的なガラスならたった数十秒~数分で侵入可能です。そのため、窓の防犯対策を強化するなら、「防犯ガラス」へのリフォームを検討するとよいでしょう。

ぜひこの記事を参考に、安心できる住まいへのリフォームを検討してみてください。