窓ガラスは時間が経つごとにさまざまなダメージを受けます。
たとえば、うっかり物をぶつけてしまったり、子どもやペットが引っかいたりして、小さな傷がたくさんついているのを気にしている方も多いでしょう。ただ、交換するほどでもない小さな傷であれば、自分で補修できる可能性があります。
そこで今回は、自分で補修できる窓ガラスの傷の程度について解説したうえで、おすすめの補修方法を解説します。ぜひ参考にしてください。
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窓ガラスの傷は自分で修理できる場合がある
窓ガラスの傷の程度によっては、自分で補修可能です。
しかし、業者に依頼すべき傷もあり、無理に自分で補修しようとして、かえって状態を悪化させたり、補修中に怪我をしてしまったりすることも少なくありません。
では、自分で補修できる場合と、業者に依頼すべき場合の窓ガラスの傷の違いを見ていきましょう。
自分で修理できる窓ガラスの傷
自分で修理できるのは、以下のような表面的な傷が該当します。
- 浅いひっかき傷
- 直径5mm以下の小さな傷
上のような傷は、ガラスの強度に大きな影響を与えず、よく見ると傷があるという状態です。また、ガラスの透明性にも大きく影響しないため、DIYで補修できるでしょう。
業者に依頼すべき窓ガラスの傷
深い傷やひび割れが入っている場合は、業者に修理を依頼することをおすすめします。
- 比較的大きなひび
- ガラスが大きく割れている
上のような状態は、ガラス自体の強度が低下している可能性が高く、自分で補修すると割れるリスクがあります。また、放っておくとさらに状態が悪化し、窓ガラスが割れるなどのトラブルにつながる可能性があるため、事故や怪我のリスクを避けるためにも、業者に依頼するようにしましょう。
窓ガラスの傷を自分で修理する方法4選
窓ガラスの傷の程度によっては、自分で補修できることがわかりました。
ここでは、自分で補修するときの具体的な方法を4つ紹介します。
方法1:重曹を使用する
重曹には研磨作用があるため、小傷であればきれいにできます。
まず、重曹と水を混ぜてペースト状にして、それを乾いた布に塗布します。そして、傷が気になる部分を擦り、最後に濡れた布できれいに拭き取ります。
なお、重曹をペースト状にするときは、トロトロになるまで水を加えてください。水が少ない状態のままでは、かえって傷つける可能性があります。
方法2:リペアキットを使用する
リペアキットとは、ガラスを補修するための製品であり、窓タイプに合わせてさまざまな製品があります。
主にコンパウンドや補修液などがセットになっており、説明書通りに補修することで傷をきれいにできます。ただし、リペアキットの多くは車用となっているため、住宅に使用できるか事前に確認することが注意点です。
方法3:歯磨き粉を使用する
歯磨き粉には研磨剤が含まれており、小さい傷であればきれいにできる場合があります。
まず、乾いた布に歯磨き粉を適量取り、傷ついた部分を擦ります。そして、湿らせた布で歯磨き粉をきれいに取り除きます。傷の状態を見ながら、こちらの手順を何度か繰り返すことで、簡単に傷を除去できることがあるのでおすすめです。
方法4:酸化セリウム(コンパウンド)を使用する
酸化セリウムはガラスを磨くのに特化した素材でありリペアキットにも入っています。リペアキットを購入するのもよいですが、こちらの酸化セリウムを購入して、ガラスを磨くのもおすすめです。
すでに紹介した歯磨き粉や重曹に含まれる研磨剤は、ガラスの表面を削って傷を目立たないようにしますが、こちらの酸化セリウムはガラスと化学反応を発生させて傷を補修するのが特徴です。
そのため、ガラスの傷を補修するのに適しており、専用のパフなどを使用することでより効果的にガラスを磨けます。
窓ガラスの大きな傷の応急処置方法
大きな傷は、自分では簡単に補修できないことが多いです。
とはいえ、業者が補修するまでに時間がかかることもあり、今すぐできる応急処置を知りたいという方もいるでしょう。ここでは、窓ガラスの大きな傷に対する応急処置方法を紹介します。
ガムテープで補強する
自宅にあるもので補修するなら、ガムテープを利用するのがおすすめです。
傷を覆うようにガムテープを貼ることで、ひび割れが大きくなったり、破片が飛び散ったりするのを防げます。ただし、ガムテープは熱に弱く、太陽光が当たると粘着面がドロドロになるため、おくまで応急処置として考え、できるだけ早く業者に補修してもらうことが大切です。
また、ガムテープだけで補強するのがむずかしい場合は、窓ガラスが割れている部分にダンボールを当て、それを固定するようにガムテープを貼る方法もあります。
瞬間接着剤でくっつける
小さな割れ目や亀裂がある場合、瞬間接着剤を使用して応急処置を行う方法もあります。
窓ガラスが大きく割れていたり、無数に傷が入っていたりする場合はむずかしいですが、接着剤を傷の部分に薄く塗ることで、亀裂が広がるのを一時的に防ぐことができます。
しかし、こちらの方法も一時的な対策であり、業者に補修してもらうまでのつなぎとして考えるようにしましょう。
まとめ
今回は、窓ガラスの傷を消す方法について解説しました。
窓ガラスは傷の程度によって、自分で補修できる場合と業者に依頼して補修すべき場合があります。自分で補修できるのは、ガラスの強度に問題がない簡単なひっかき傷であり、大きなひび割れや欠けは業者に補修してもらいましょう。
なお、窓ガラスの補修方法はいくつか方法があるため、今回紹介した方法のなかから、最適な方法を選択するようにしてください。また、窓ガラスの大きな傷については、業者に対応してもらえるまでの間にできる応急処置方法を知っておくと安心です。
ぜひ今回の記事を参考に、窓ガラスの傷消しを実践してみてください。