賃貸アパートを退去する時にガラス修理を極力安く済ませる方法！
賃貸アパート、マンションを退去する時には経年劣化部分を除く原状回復義務は借主に発生します。故意、過失で建物内の設備等が壊れていなければなんの問題もありませんが、ガラスを割ったまま修理せずに放っておいた場合などは、その部分を修理して退去しなくてななりません。
「あ～そうか～ガラスの修理代も払わなくてはならない～お金がない～」それでなくても引っ越し費用で出費が増える現状、どうにか割れてしまったガラス代金を少しでも安く済ませる事が出来ないか！そう考えてらっしゃる方向けの記事になっています。
ガラス交換は入居者が行う場合とオーナーが行う場合がある。
そもそも、そのガラス割れは入居者である”あなた”が修理代金を負担して修理しなければならないのかの確認をしましょう。確実に自分の過失、物をぶつけてしまった場合や、故意に割ってしまった場合は確実に入居者の負担で修理する必要がありますが、故意・過失でない場合はオーナー負担で修理を行ってくれるのが一般的です。
例えば、強風や台風で何かが飛んで来てガラスが割れて場合などです。また、室内ドアが突風で勢いよく閉まりガラスが破損した場合や、物干し竿などが倒れてガラスを割ってしまった場合なども管理会社やオーナーに相談してみると良いです。故意や過失でのガラス割れではないと判断されればオーナーさん負担で修理してくれる可能性があります。
管理会社が手配するガラス業者は修理代が高い？
退去時のガラス修理代金をいかに安く済ませる事が出来るか。という事を考えると管理会社が手配するガラス屋は即決で依頼しない方が良いでしょう。絶対にダメだと言う事ではありませんが、一般のガラス屋に依頼するよりも修理代金が高くなる事があります。
管理会社の中には管理物件の修理メンテナンスを行う際に手数料を上乗せして入居者やオーナーに請求を上げる会社もあるようでう。管理会社もお仕事でやっている事なので上乗せして請求する事が悪い訳ではありませんが、なるべく安く済ませたい入居者からすると思惑と違いますね。
なので、管理会社系のガラス屋の見積を取る事も含めて、自らもガラス屋に見積り依頼をかけて２～３社の相見積もりを取得し比較検討をする事がガラスの修理代金を安くする最もポピュラーで効果的な方法と言えます。
ガラス修理は出来るだけ早く行動する事が結果的に得をする
業者に相見積もりを取るとなると入居者の”あなた”の予定とガラス業者の予定を合わせなければなりません。当社にご相談されるお客様にもいらっしゃるのですが、「2日後に退去しなければならないので、今日明日で対応して欲しい！」とかなりタイトなスケジュールで日時を希望されるお客様もいらっしゃいます。もちろん可能な限りお答えさせて頂きますが、当社に限らず、相見積もりを取得しようと思えば２～３社のスケジュールを調整しなければならず、見積りが出揃うまでにも日数がかかる事もあります。出来れば退去が決まった1ヶ月ぐらい前からガラス修理も準備をスタートさせていものです。
時間がなく退去しないといけない状態だと”選択する”と言う事が出来ずに結果的に高い費用を支払わなければならない可能性が出てきます。
入居時にガラス保険に入っていなかったか確認する
最近の賃貸住宅では入居契約の際に「水まわり・ガラス・カギの紛失」のトラブルに対し保険を勧められる事があり、実際に保険に加入されている方のたくさんいらっしゃいます。もしもあなたがこれらの保険に加入しているのであれば意外と安くガラス修理が出来る可能性があります。サービス内容を確認する必要はありますが、最も多いとされているガラス修理のサービスは、ガラス部材代のみ入居者負担でその他の作業代等は保険で賄えると言うプランです。
ただ保険に加入していたからといって安易に「ガラス代だけ自己負担ならやすい！」とは思わないで下さい。網入りガラス等で、そもそも部材代金が高い修理は案外町のガラス屋の方が、ガラス代＋作業費でも格安な場合があります。やはり比較検討をお勧めいたします。
まとめ
本日は賃貸アパート、マンションに入居の方が退去時にガラス交換を行う場合、出来るだけ安く済ませる方法を解説しました。その他の退去時に関わる原状回復の関連記事（その修理は本当に賃貸入居者の負担？ガラス割れ、ドア補修、サッシ修理、網戸張替）も参考にして頂ければと思います。