鏡の交換を考えた時に必要な情報です!交換可能な鏡と交換出来ない鏡
鏡の交換を考えるタイミングは、鏡が割れてしまった時、鏡が汚くなって交換をしたいと思った時です。鏡に物が当たってひび割れを起こす事もありますが、鏡を交換したいと思っている多くの方は「鏡が汚くなった」と言う動機で交換を検討されます。
鏡が汚くなる症状として、水道水のカルキが原因で鏡の表面に白っぽい汚れがこびり付くケースと、鏡の表面に黒ずみが発生し汚くなってしまうケースが最も多いです。鏡の表面に見える白っぽいカルキの除去についてはネットなどでも色々とグッツが売られていますがイマイチ綺麗に取れない事もあります。鏡の表面に出てきた”黒ずみ”は鏡の経年劣化のより、鏡の機能を維持する為に施されている裏止め塗料が傷ついたり防湿処理の不具合、浴室などで長時間高温多湿の環境に置かれた鏡に発生する交換のサインともいえる症状です。
本日はそんな状況で鏡の交換を考えた時に事前に知っておくと為になる情報をまとめてみました。参考にして下さいね。
鏡の交換が出来る物、出来ない物。
当社で請ける鏡の交換と言えば、圧倒的に浴室の鏡が多いです。次の多いのが洗面台の鏡、ダンススクールなどで壁に張られている鏡。とこの様な感じです。状況にもよりますが、原則洗面化粧台の鏡の交換は出来ないです。その理由ですが、一般的に普及している洗面化粧台には曇り止めの為に熱線が入っており鏡だけの交換は出来ない様になっています。洗面化粧台の販売元LIXILのサイトも参考にどうぞ→https://faq.lixil.co.jp/faq/show/7052?site_domain=default
造作された洗面台で鏡は曇り止めの熱線などが入っていない物であれば交換は可能かと思われます。
浴室に関してはシステムバスなどで曇り止めが入っているガラスも同様に鏡だけの交換は出来ない可能性が高いです。一方、ユニットバスや曇り止めの機能がない浴室鏡に関しては交換可能です。
鏡の交換方法と”鏡のみ”の費用は(鏡の種類や参考価格など鏡について”まとめ”てみました。)で記述していますのでご確認下さい。
鏡の交換を業者に依頼する時の費用
鏡の交換を業者に委託する場合は鏡代金以外にも施工費用や諸経費が必要となります。
洗面化粧台の鏡
前述しました様に曇り止めの熱線が入っている鏡では洗面化粧だ全体の交換が必要です。
洗面化粧台の交換費用=3万円~5万円程度が相場です。勿論高級な化粧台であればもう少し値段が上がる事になります。
浴室の鏡
取替可能な一般的な物で2万円~4万円程度が相場です。浴室で使用されている一般的な鏡は400mm×600mm程度の物です。防湿加工が施されており
鏡の取り外しや取付費用、既存鏡の処分費用などを入れるとこのくらいの金額になって来ます。
スクールや美容室、施設などでの鏡の交換費用
一般家庭でもお洒落なご住宅には壁に鏡が貼り付けられている事があります。また、各種スクール(ダンス、ヨガ、ダイエット等)、美容室でも鏡が使用されている事が多いです。その厚みや大きさにもよりますが参考となる鏡交換費用は下記の通りです。なお金額には鏡の代金と施工費、既設鏡の処分費など含まれています。3mmの面取り加工のみで防湿仕様ではありません。また、交換費用として考えていますので新規の取付けのみは下記の代金よりもお安いと思います。
400mm×600mm=18,000円
800mm×800mm=23,000円
900mm×1800mm=30,000円
大きさが大きいほど割安になりますが、範囲は1名で施工できる900×1800以内までです。このサイズを超えてくると厚みも5mm以上になりますし施工人数が2名以上になる為に割高になって行きます。また、施工の階層は1階で出入りに障害がない想定です。
業者に依頼する時には鏡の大きさや階層なども見積り金額に影響していきます。
まとめ
鏡交換を行う時に知ってると役に立つ情報という事で、交換可能な鏡と交換出来ない鏡、そして業者に依頼する時の費用について解説しました。個人で使用する鏡であれば少しぐらい”汚れ”があってもさほど問題ないのでじっくりと業者を検討して鏡交換を行う事をお勧めします。鏡交換はガラス屋で対応していますので2~3社費用の相見積もりをとってはいかがでしょうか。