福岡市南区のFIX窓の網入りガラスひび割れは”熱割れ”

福岡市南区のお客様から朝一でご依頼のお電話を頂きました。「知らない間にガラスに”ひび”が入っているのを発見した。。気持ち悪いので直ぐに入れ替えて欲しい」と言う様な内容でした。

施工前のガラスは赤丸の所に”ひび”が入っています。

2階の明り取りのFIX窓に入っている網入りガラスです。「熱割れ」の可能性が高いので、その様にお伝えすると「あ~だったら少し安心しました。てっきり誰かが侵入しようとしてガラスを割ろうとして入った、ひび割れかと思ったので本当に不安でした」とおっしゃてました。

車両に網入りガラスの在庫がありますので、その場で作業を開始し完成しました。

こちらが完成した写真です。

同じガラスなので見た目は一切かわりません。

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この窓はFIXと言って「はめごろし」窓となります。なんだか文字に書くと怖い表現なので、少しでも柔らかく表現するために、あえて”ひらがな”にしました。笑

通常の引き違い窓とは違い、動かない窓なので「はめごろろし」と言います。

はめごろし窓=FIX

です。

FIX窓のガラス交換方法

普通のサッシ窓であれば、障子と言われる「窓」を外して窓枠(サッシと言う言い方をされますね)をL型に分解してガラスの交換を行います。

ただ、FIX窓は取り外す事すら出来ないのでお客様から「これどうやってガラスを入れ替えるの?」と聞かれる事も少なくありません。

今回の様に比較的に小さめのFIXもあれば、店舗やビルなどに取付られている大型(例えば、横幅1200mm×高さ2200なんていうサイズも普通にあります)の窓もあります。基本的な交換方法は同じなのですが、サッシの”押し縁”と言われる部分が外れる仕掛けになっています。

ガラスが、サッシ枠から外れない様に自然な感じでアルミの枠が別に取付られています。上の写真にも、もちろん”押し縁”はついていますよ。

サッシによって、四方”押し縁”があるものもあれば、1か所しかないもの、上下が”押し縁”になっているものなど様々です。

基本的にはコーキングで回りが埋められている(ビートの場合もあります)のでカッターでコーキングを切って「空間を作り」”押し縁”を文字通り”押す”様に外し、ガラスが外れる仕組みです。

ガラスのサイズを出すのも少々知識が必要(慣れれば誰でもわかりますけど)で”押し縁”が外れる状況によってガラスの原寸を算出します。割れたガラスを撤去しまわりのゴミなどを綺麗に片づけ、新しいガラスをはめ込んでいきます。

この時に必要なのが「吸盤」です。↓

吸盤の性能にもよりますが、私どもで一般的に使用しているものでも60kg程度はこの吸盤だけで持ち上げる事が出来ます。FIX窓がガラスの端を手で持って入れる事が出来ないので「吸盤」は必須の道具となるのです。

ちなみに、吸盤もホームセンターに売っていますが、透明ガラス専用のものがあり、型板ガラスの凸凹に対応出来ないものもありますので購入を考えられている方は気をつけて下さい。

ガラスを枠にはめたら仕上げをします。

無事にガラスが枠にセット出来たら70%完成です。あとは取り外した押し縁を元通りにセットし、バックアップと言われるスポンジ的な材料でガラスが動かない様に固定して行きます。仕上げはコーキングで行いますので”シールテープ”でガラス面とサッシ部分に裏表しっかり養生し、コーキング充填。。綺麗にコーキングを仕上げて作業完了となります。

福岡市南区のお客様のガラス交換もこの様な工程でバッチリ施工完了しました。

ご利用ありがとうございました。

Posted by doorrd