ルーバーとは?階段に設置するメリット・デメリットを徹底解説

室内のインテリアにこだわりたいという方は非常に多いですが、どこにこだわっていいのか分からないという場合も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、近代建築やおしゃれな施設などにも多く使用されている「ルーバー」の設置です。

ルーバーは天井や外階段などに設置されることも多いですが、一般住宅の中であれば階段横に設置することがおすすめです。階段横に設置することで部屋がおしゃれな雰囲気になるだけではなく、機能性にも優れています。

とはいえ、そもそもルーバーはどのような設備なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ルーバーの概要と階段に設置するメリットについて詳しく解説します。最近の住宅のトレンドを取り入れつつおしゃれなお部屋にしたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。

田川市の窓修理・交換などお困り事はドアードにお任せ下さい!見積り出張費無料でご対応いたします。

ルーバーとは?

ルーバーとは、「羽板(はいた)」と呼ばれる細い板を並行に並べたもののことを指します。そのため、ルーバー以外にも”鎧戸(よろいど)”や”ガラリ戸”と呼ばれることもあります。ルーバーはさまざまな場所に設置されることがあり、階段やクローゼット、仕切り、ドア、窓などに設置されることが多いです。設置する場所によっても役割が異なりますが、ルーバーの主な役割は視線を遮断することや外光をカットすることなどが挙げられます。

ルーバーに使用される素材

ルーバーに使用される素材は、アルミ・木材・樹脂・ガラスなどが代表的な素材です。ルーバーの素材を少し変えるだけでも部屋の雰囲気を大きく変えることができるだけでなく、費用面や機能面なども異なります。このようにそれぞれに異なる性質がありますので、以下で詳しく解説します。

1.アルミ製のルーバーの特徴

アルミ製のルーバーは、安価で耐久性に優れているという特徴があります。一方で安価な素材であるアルミを前面に出したルーバーにしてしまうとチープな印象を与えてしまう可能性があることがデメリットです。また、室内のルーバーとしては使用されることが少ないため、階段のルーバーに選ばれることも少ないです。

2.木材製のルーバーの特徴

木材のルーバーは、温かみのある雰囲気を出すことができます。しかし、天然素材であるため虫が発生してしまう可能性や、キズが付いてしまったり水に濡れてしまうと腐食してしまう可能性があります。そのため屋外で使用することが難しく、階段のルーバーとしては一般的に使用されます。

3.樹脂製のルーバーの特徴

樹脂製のルーバーは、主に石油を原料として木材に似たように作られた素材であるため、木材に温かみを感じられつつ、虫が付きにくいことや腐食しないなど、木材に比べると扱いが容易です。そのため木材の代わりとしても使用されることがありますが、費用が高額になることが多いことも特徴のひとつです。

4.ガラス製のルーバーの特徴

ガラス製のルーバーは、目隠しと採光を同時に行うことのできるルーバーです。浴室などで使用されることが多く、一般的にはすりガラスなどの目隠しできるガラスが使用されます。ただし、ほかの素材に比べると割れやすいため取り扱いには注意が必要です。そのため、階段のルーバーとしては使用されることはほとんどありません。

階段にルーバーを設置するメリット

階段にルーバーを設置するメリットは以下の通りです。

  • インテリアとして優秀
  • 部屋が明るくなる
  • 風通しが良くなる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説していきます。

1.インテリアとして優秀

室内の階段にルーバーを設置することで、開放感溢れるオシャレな空間を作ることができます。階段横に壁を設置すると階段が閉鎖的な空間になってしまいますが、ルーバーを設置することで開放的になって階段の段差ですらインテリアとして室内をオシャレにすることができます。また、素材によっても大きく雰囲気を変えることができ、例えば木製ルーバーを設置することでナチュラルな雰囲気を出すことができますし、黒色のルーバーを設置することでモダンな雰囲気を出すことができます。

2.部屋が明るくなる

階段にルーバーを設置することで部屋への採光量を増やすことができるため、全体的に明るくなります。また、夜間にいては階段の電気がルーバーのスキマから漏れ出して間接照明のようなオシャレな雰囲気を演出することもできます。

3.風通しが良くなる

階段にルーバーを設置することで壁よりも風通しが良くなります。風通しが良くなることで換気時に部屋の中で空気を循環させやすいですし、外からの空気を取り込みやすくなります。

階段にルーバーを設置するデメリット

階段にルーバーを設置するデメリットは以下の通りです。

  • 掃除するのが面倒
  • 費用が高額になることがある

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説していきます。

1.掃除するのが面倒

ルーバーはひとつひとつの間にスキマが開いているため、掃除することが面倒になることがデメリットです。階段を掃除機で掃除するという方はルーバーのスキマまで掃除することができないためモップなどを別途用意する必要があります。また、天井付近まで掃除する場合にも長いモップなどが必要になります。

2.費用が高額になることがある

ルーバーを設置する費用は素材や範囲によっても大きく異なるため費用相場はありませんが一般的な壁に比べると費用が高額になってしまうこともあります。そのため事前に予算をしっかりと話し合って決めることが大切です。

まとめ

本記事では、ルーバーの概要と階段に設置するメリットについて詳しく解説しました。ルーバーは最近のおしゃれな建物に使用されることが多く、一般住宅でも取り入れることが増えている設備です。素材を少し変えるだけでも部屋の雰囲気を一段とおしゃれに演出してくれるためインテリアとしても優秀ですし、採光量が増えたり風通しが良くなるなどの機能性にも優れています。ぜひ本記事を参考にして階段にルーバーを取り入れてみてください。

Posted by doorrd