プリーツ網戸とは?マンションにプリーツ網戸を設置するメリットとデメリットを解説
近年人気を集めているプリーツ網戸に交換したいと考えている方は多いですが、そもそもマンションに設置できるのか、メリット・デメリットがどのような部分なのかについて知らないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マンションにプリーツ網戸を設置するメリットとデメリットについて詳しく解説します。
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プリーツ網戸とは?
プリーツ網戸とは、プリーツスカートやアコーディオンのように折り目が付いており、ジャバラ状に開閉できるタイプの網戸のことを指します。
プリーツ網戸は一般的な網戸とは異なり、室内に設置するタイプの網戸となっており、収納スペースに関しても室内に設置するタイプです。
また、プリーツ網戸とロール網戸はよく間違われますが、プリーツ網戸はジャバラ状に収納するのに対して、ロール網戸は巻き付けるように収納するという違いがあります。
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えることはできる?
結論から申し上げますと、マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えることは可能です。
しかし、分譲マンションと賃貸マンションのどちらにしても、網戸の部分は廊下やエントランスと同じように「共用部分」となっていることが多いため、自分で勝手に網戸を交換できないこともあります。
そのため、マンションの網戸を交換する場合は、事前にマンションの管理会社もしくは管理組合に相談してから交換する必要があります。
もし事前に相談なしに網戸を勝手に交換してしまうと、トラブルになってしまい無駄な費用が発生してしまう可能性もあるため注意しましょう。
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるときの費用は誰が負担する?
先ほどもお伝えした通り、マンションの網戸の部分は「共用部分」であるため、網戸の交換に関してはマンションの管理会社が負担するのではないかと思うかもしれませんが、居住者の希望の網戸に交換する場合の費用は居住者が負担することが一般的です。
マンションにもともと設置してある網戸が壊れてしまった場合、通常はマンションの管理会社もしくは管理組合が連携している専門業者に交換を依頼するため、この場合は網戸の種類を選ぶことはできませんが、網戸の交換費用も発生しません。
しかし、プリーツ網戸に変更したい場合、マンションの管理会社がプリーツ網戸を指定しない限りは居住者の希望として扱われるため、費用も実費になります。
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるメリット
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるメリットは以下の通りです。
- 網戸が汚れにくい
- 高層マンションでも設置できる
- 玄関にも設置できる
- 突き出し窓に設置できる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.網戸が汚れにくい
プリーツ網戸は室内に設置するタイプの網戸となっており、常に外気にさらされることがなく、雨風の影響を受けにくいため、網戸が汚れにくいという特徴があります。
一般的な網戸はすぐに汚れてしまいますが、プリーツ網戸は汚れにくいため、お掃除も楽チンです。
2.高層マンションでも設置できる
高層マンションの高層階に網戸を設置する場合は突風のリスクがあるため、室外に一般的なパネル網戸を設置することができませんが、室内に設置するタイプであるプリーツ網戸であれば設置することができます。
そのため、網戸がないからという理由で換気できなかった方でもプリーツ網戸を設置することで、虫の侵入などを気にせずに換気することが可能です。
3.玄関にも設置できる
プリーツ網戸は玄関にも設置することが可能です。
室内の風通しが悪い場合でも、玄関口を開けていれば風通しが良くなるというケースは多いですが、通常玄関口には網戸が設置されていないため、玄関ドアを開けっぱなしにしていると虫が入ってきてしまいます。
しかし、プリーツ網戸を設置することで、虫の侵入はもちろん、外からの視界も遮ってくれるのです。
4.突き出し窓に設置できる
室外に向けてドアを開く突き出し窓は通常網戸を設置することはできませんが、室内に設置するタイプのプリーツ網戸であれば取り付けることができます。
突き出し窓を開けて換気することが多いという方はプリーツ網戸を設置することを検討してみるといいでしょう。
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるデメリット
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるデメリットは以下の通りです。
- 室内に圧迫感が生まれる
- 耐久性が低い
- メンテナンスコストが高額
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.室内に圧迫感が生まれる
プリーツ網戸は室内に収納スペースを設置するため、やや圧迫感を感じさせます。
それほど大きなスペースを使うわけではありませんので、気にならない方も多いですが、室内をスッキリと保ちたい方にとっては慣れるまで違和感を感じてしまうでしょう。
2.耐久性が低い
一般的なパネル網戸の耐用年数は5年〜10年ほどですが、プリーツ網戸の耐用年数は6年ほどとなっており、やや短くなってしまう場合もあります。
とはいえ、室内に設置しているためダメージを受けにくく、丁寧に使用していれば耐用年数以上利用できることも多いです。
3.メンテナンスコストが高額
一般的なパネル網戸が壊れたり破れたりしてしまった場合、ほとんどの場合で10,000円以下で修理交換することができますが、プリーツ網戸は壊れてしまうと収納部分まですべて交換する必要があるため、交換費用が高額になってしまいます。
プリーツ網戸が破れてしまった場合に関しても全体を交換する必要があるため、取り扱いには注意が必要です。
まとめ
本記事では、マンションにプリーツ網戸を設置するメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
マンションの網戸をプリーツ網戸に取り替えるメリットとデメリットをまとめると以下の表の通りです。
プリーツ網戸にするメリット | プリーツ網戸にするデメリット |
網戸が汚れにくい高層マンションでも設置できる玄関にも設置できる突き出し窓に設置できる | 室内に圧迫感が生まれる耐久性が低いメンテナンスコストが高額 |
プリーツ網戸にはさまざまなメリットがありますが、主に耐久性にデメリットがあるため、総合的に判断して網戸を選びましょう。