窓サッシを塗装するのはどんなとき?塗装する費用やDIYの方法を解説
窓サッシを長く使用していると、サビがついていたり、白い斑点が付いているなどのトラブルが見られることが多いですが、どのように対処していますか?
窓サッシに異常が見られる場合、放置してしまうと症状が悪化してしまうため、塗装や交換などの対処が必要になります。
とはいえ、窓サッシを交換すると費用が高くなるイメージがあるため、できれば塗装で対処して安く済ませたいですよね。
そこで本記事では、窓サッシの塗装の費用相場やタイミング、方法、手順などについて詳しく解説していきます。
窓サッシをDIYで塗装したいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
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窓サッシを塗装することはできる?
結論から申し上げますと、窓サッシを塗装することは可能です。
しかし、窓サッシが経年劣化した場合や腐食してしまった場合などのケースにおいて、窓サッシを塗装してメンテナンスするのではなく、交換して新しく窓サッシを取り付ける方法が一般的に取られていたこともあるため、専門業者に依頼する場合は窓サッシの塗装を受け付けてくれないこともあります。
また、日本において窓サッシのシェア率の80%ほどがアルミでできた「アルミサッシ」ですが、最近では樹脂で作られた「樹脂サッシ」のシェア率も徐々に増えていますが、どちらの窓サッシでも塗装することは可能です。
このように、窓サッシの塗装をすること自体は可能ですが、いずれの窓サッシであっても塗装する難易度は高いということを覚えておきましょう。
窓サッシにトラブルが起きたときの対処法
窓サッシのトラブルが起きたとき、以下の方法で対処することができます。
- 窓サッシを塗装する
- 窓サッシを交換する
それぞれの対処法について、以下で詳しく解説していきます。
対処法①:窓サッシを塗装する
窓サッシに小さなサビや塗装剥がれなどが見られる場合、塗装することで劣化を遅らせたり、見た目を改善することが可能です。
一般的な窓サッシ用の塗料の耐用年数は5年〜10年ほどとなっているため、剥がれてきたら再び塗装するという手間が発生します。
対処法②:窓サッシを交換する
窓サッシの劣化が激しい場合は、塗装では根本的なトラブルを解決できないため、交換することがオススメです。
窓サッシを交換することで、最新の窓サッシを選ぶこともできるため、デザイン性にも機能性にも優れているものに交換することができます。
窓サッシの塗装のタイミングは?
窓サッシに塗装を行う場合、アルミサッシと樹脂サッシでタイミングが異なります。。
アルミサッシの場合は、表面に白い斑点が見られる場合や塗装にヒビが入っているタイミングで塗装をしましょう。
樹脂サッシの場合は、サッシを触ったときに白い粉が手に付く状態の場合は、チョーキングという症状になっているため、塗装のタイミングとなります。
このように、アルミサッシと樹脂サッシの塗装のタイミングは異なりますが、一般的にアルミサッシのほうが耐久性が高いため、樹脂サッシのほうが塗装のタイミングは早くなります。
窓サッシは塗装と交換どっちが費用的にお得?
窓サッシの塗装と交換にかかる費用相場を比べた表は以下の通りです。
メンテナンス方法 | 費用 |
塗装 | 3万円〜6万円/1窓 |
交換 | 15万円〜20万円/1窓 |
このように、一時的な費用だけを考えるのであれば窓サッシを塗装するほうが費用的にはお得です。
しかし、長期的な目線で考えるのであれば、かならずしも窓サッシの塗装がお得だとは限りません。
というのも、塗装の耐用年数は先ほどもお伝えした通り5年〜10年ですが、新品の窓サッシは電流を流し塗装する「電着塗装」が施されているため、耐用年数が20年〜40年となるからです。
このような理由から、窓サッシの塗装にかかる時間や塗料の費用、工具の費用などを考えると、結果的に窓サッシを交換したほうが安くなることもあります。
そのため、窓サッシのメンテナンスを塗装か交換か悩んでいる場合は、総合的な費用で考えることが大切です。
アルミサッシをDIYで塗装するときに必要なもの
アルミサッシをDIYで塗装するときに必要なものは以下の通りです。
- 汚れてもいい服
- ゴム手袋
- ペイント刷毛
- マスキングテープ
- サンドペーパー
- アルミ用下塗り塗料
- 仕上げ塗料
- コーティング剤
- 拭き取り用タオル
このように、アルミサッシをDIYで行う場合、さまざまなアイテムを用意する必要がありますが、いずれもネット通販やホームセンターで揃えることができます。
アルミサッシをDIYで塗装する手順
アルミサッシをDIYで塗装する手順は以下の通りです。
STEP①:外壁や周辺部分をマスキングで保護
STEP②:窓サッシの汚れやサビをキレイに落とす
STEP③:塗料をかき混ぜる
STEP④:下塗り塗料を塗る
STEP⑤:仕上げ塗料を塗る
STEP⑥:コーティング剤を塗る
STEP⑦:乾かす
このように、アルミサッシの塗装を行う手順は難しくありませんが、しっかりとサビを落としたり、塗料を攪拌(かくはん)する技術など、細かい部分が難しくなっています。
また、仕上げの塗料は基本的に3度塗りをするということを覚えておくといいでしょう。
まとめ
本記事では、窓サッシの塗装の費用相場やタイミング、方法、手順などについて詳しく解説していきました。
窓サッシの塗料には耐用年数が決められているため、長い年月利用しているとどうしても塗料が剥がれてしまいますが、そのまま放置しているとサビや腐食の原因となるため、塗装もしくは交換の対処が必要になります。
どちらの方法でも対処することができますが、DIYで塗装する場合は用意するものが多く、塗装に関する技術が求められるため、DIYに慣れていない方にはオススメできません。
そこで業者に依頼して対処してもらうことがオススメなのですが、一時的な費用を考えると塗装のほうが安いですが、新しいサッシに交換したほうが塗装の持ちがいいため、長期的に考えると交換したほうが安く済む場合もあります。
ぜひ本記事を参考にして窓サッシの塗装の費用相場やDIYの方法などについて理解してみてください。