窓ガラスにシェードを付けるメリット・注意点を解説
一般的に窓ガラスにはカーテンを付けることが多いですが、窓ガラスにシェードを設置するという選択肢を持っているという方も増えています。
とはいえ、カーテンとシェードの違いがわからなかったり、シェードにはどのようなメリットがあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、窓ガラスにつけるシェードの種類とメリット・注意点について詳しく解説していきます。
窓ガラスにカーテンかシェードのどちらを設置しようか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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窓ガラスのシェードとは?
窓ガラスのシェードとは、カーテン生地の布をコードやチェーンなどで昇降できるように設置する商品です。
一般的には「シェード」と呼ばれていますが、正式名称は「ローマンシェード」といい、ブラインドのように上下に開け閉めすることのできるカーテンというイメージを持っていれば間違いありません。
窓ガラスのシェードの種類
窓ガラスのシェードの主な種類は以下の通りです。
- プレーンシェード
- シャープシェード
- バルーンシェード
- ダブルシェード
- オーストラリアンシェード
- ムースシェード
それぞれのシェードの種類について、以下で詳しく解説します。
シェードの種類①:プレーンシェード
プレーンシェードとは、もっとも定番のシェードの種類で、自然に折り目がついているシンプルなシェードです。
自然な雰囲気を感じることができるため、どんなお部屋にもピッタリです。
シェードの種類②:シャープシェード
シャープシェードとは、シェードの裏側に床と平行なバーを付けることでよりシャープな印象を感じることのできるシェードです。
ただし、折り目のひだが少なくなるため、明るい時間帯にシェードを降ろしていると裏側のバーが見えてしまいます。
シェードの種類③:バルーンシェード
バルーンシェードとは、下の部分に丸みを持たせるように折り畳むことのできるシェードです。
途中まで折り畳むと生地の下側が波を打つような形になるため、レース生地などを使用することで可愛らしくエレガントな印象を感じることができます。
シェードの種類④:ダブルシェード
ダブルシェードとは、一般的には厚手の生地とレース生地の2枚を使用したシェードです。
それぞれのシェードを別々に使用することができるため、明るい時間帯はレース生地のみ、夜は厚手の生地も下ろすというように、時間帯によって使い分けることができます。
シェードの種類⑤:オーストラリアンシェード
オーストラリアンシェードとは、生地全体に折り目がついているシェードです。
裾にはフリルが付いている対応が多いため、バルーンシェードよりも可愛らしい印象を感じることができます。
シェードの種類⑥:ムースシェード
ムースシェードとは、生地を中央からつまみ上げていくタイプのシェードです。
生地の中央にボリュームが出るため、柔らかく高級感のある雰囲気を感じることができます。
窓ガラスにシェードを付けるメリット
窓ガラスにシェードを付けるメリットは以下の通りです。
- 高さを調整できる
- 換気時に目隠しとしても利用できる
- 部屋をスッキリと見せることができる
- カーテンと同じ素材を利用できる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく説明します。
1.高さを調整できる
窓ガラスにシェードを設置することで、高さを調整することができます。
高さを調整することで、シェードをすべて締め切らなくても太陽光を遮ることができます。
2.換気時に目隠しとしても利用できる
換気時にカーテンであればすべて開けて換気する必要がありますが、シェードであれば必要な部分だけ生地を上げることで目隠ししながら換気することができます。
人通りの多い道路に面している窓で換気する場合でも人目を気にする必要はありません。
3.部屋をスッキリと見せることができる
カーテンは横に収納するためどうしてもボリュームが出てしまい部屋を圧迫してしまうこともありますが、シェードは窓の上部に収納されるため、部屋をすっきりと見せやすくなります。
4.カーテンと同じ素材を利用できる
大きな窓にはカーテン、小さな窓にはアルミ製のブラインドを利用している方も多いですが、ブラインドをシェードにすることでカーテンと同じ生地を選ぶことができるため、より部屋に統一感を出しやすくなります。
窓ガラスにシェードを付けるときの注意点
窓ガラスにシェードを付けるときの注意点は以下の通りです。
- カーテンに比べると費用が高い
- 出入りの多い窓には不向き
- 風に煽られると音がうるさいことがある
それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。
1.カーテンに比べると費用が高い
カーテンは生地だけの費用ですが、シェードは昇降するために必要な機械を合わせて購入する必要があるため、カーテンに比べて費用が高くなることが多いです。
2.出入りの多い窓には不向き
シェードは昇降にやや時間がかかるため、出入りの多い窓には不向きです。
そのため、出入りの多いベランダなどにはカーテン、そのほかの窓にはシェードというように使い分ける必要があります。
3.風に煽られると音がうるさいことがある
換気のときにシェードを途中まで下げていると、風に煽られて金属部分と壁がぶつかってうるさい音を立ててしまうことがあります。
そのため、風の強い日はシェードを最上部まで上げる必要があります。
まとめ
本記事では、窓ガラスのシェードの種類とメリット・注意点について詳しく解説していきました。
窓ガラスにシェードを付けるメリット・注意点をまとめると以下の表の通りです。
シェードを設置するメリット | シェードを設置するときの注意点 |
高さを調整できる換気時に目隠しとしても利用できる部屋をスッキリと見せることができるカーテンと同じ素材を利用できる | カーテンに比べると費用が高い出入りの多い窓には不向き風に煽られると音がうるさいことがある |
シェードを上手に利用することで、カーテンでは感じることのできない雰囲気を出すこともできますし、機能的にも優れている部分が多いため、日常生活がより便利になります。
ぜひ本記事を参考にして窓ガラスにシェードを設置してみてください。