防犯対策に必須?面格子を後付けするメリット・デメリットを解説

面格子の後付けについてこのようなお悩みはありませんか?

「そもそも面格子とは?」

「面格子を後付けするメリット・デメリットは?」

「面格子を設置するにはどれくらいの費用が必要?」

防犯対策をさらに強化するために面格子を後付けするという方は増えていますが、なんとなく防犯対策になるからといって設置していることが多く、メリット・デメリットについて知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、防犯対策に効果的な面格子を後付けするメリット・デメリット、費用面などについて詳しく解説していきます。

面格子を後付けする意外なメリットについても解説していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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そもそも面格子とは?

面格子とは、主に窓の外側に設置される格子のことを指します。

面格子は防犯対策として設置されることが多いため、空き巣の進入経路になりやすい人が入れるくらいの大きさの窓や、マンションの一階部分にある窓に設置されることが多いです。

また、面倒しは目隠し効果もあるため、トイレや浴室などの窓に設置されることもあります。

このように面格子には防犯対策を基本としていくつかの設置用途があるため、機能性やデザインもさまざまな種類が販売されており、住宅の外観にもデザインを合わせることが可能です。

面格子を後付けするメリット

面格子を後付けするメリットは下記の3つです。

・防犯対策になる

・目隠し効果がある

・太陽光を遮ることができる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

1.防犯対策になる

面格子を設置する最大のメリットと言えるのが、防犯対策になることです。

空き巣の侵入進路のおよそ7割ほどが「窓」とされているため、窓への防犯対策は欠かせませんが、その中のひとつとして面格子の設置は非常に効果がありますが、面格子だけでは防犯対策が不十分な場合が多くなります。

というのも、「財団法人都市防犯研究センター」が元泥棒を対象におこなった調査において、住宅への侵入を試みてから侵入を諦める時間は、「2分以内」が17%ほど、「2分〜5分以内」が51%ほどであることが分かり、同時に泥棒の侵入を防ぐためには5分以上侵入されないような防犯設備を設置することで約7割の空き巣被害を未遂に終わらせることできるという情報が公開されているため、7分以上侵入されない防犯対策が基本になるからです。

つまり、窓へは複数の防犯対策を組み合わせて対策する必要があるため、例えば、防犯ガラス+面格子のように、複数の防犯対策をすることによって侵入にかかる時間を7分以上にすることが必要になります。

2.目隠し効果がある

面格子には、間隔が広く視界を遮ることの難しいタイプもあれば、間隔が狭く室内が見えないようなタイプまで、さまざまなデザインがあるため、防犯対策と一緒に目隠しをしたいという方にも選ばれています。

中でもトイレや浴室などの窓には目隠し効果の高い面格子が設置されることが多いです。

また、このような視界を遮る効果のある面格子を選ぶことで、外から見られることなく窓を開けることができるため、換気もしやすくなります。

3.太陽光を遮ることができる

面格子の中でも、間隔が狭いタイプの中でも、ひのき調に作られた面格子やブラインドが採用されている面格子は防犯対策に加えて太陽光を遮ることができます。

太陽光を遮ることで、夏場でも室内を涼しく保つことができますし、紫外線をカットすることができるため日焼けや木製家具の劣化を防ぐこともできるのです。

面格子を後付けするデメリット

面格子を後付けするデメリットは下記の4つです。

・設置費用がかかる

・窓の掃除に手間がかかる

・室内からの景色を楽しむことができなくなる

・避難経路として使えなくなる

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

1.設置費用がかかる

面格子を後付けする大きなデメリットになってしまうのが、設置費用がかかってしまうことです。

とはいえ、面格子本体のかくにもアルミ製であれば4,000円ほどから選ぶことができますし、工事内容によっても大きく異なりますが、後付けする場合にかかる費用は壁付け工事であれば3万円ほどで行うことができます。

面格子にかかる設置費用は34,000円からになりますが、防犯対策をする中では安く行うことができます。

2.窓の掃除に手間がかかる

面格子を設置することで、面格子と窓のスキマの掃除がしにくくなります。

場合によっては手を入れるスペースがないことも考えられますので、新たな掃除グッズを購入する必要があることも抑えておきましょう。

3.室内からの景色を楽しむことができなくなる

室内からの景色を楽しむことのできる窓に面格子を設置してしまうと、今まで通り室内からの景色を楽しむことができなくなってしまいます。

室内からの景色を見続けたいけれど、防犯対策をする必要がある場合は、防犯ガラスの設置や防犯ライトの設置などのほかの防犯対策を検討するといいでしょう。

4.避難経路として使えなくなる

万が一火災や地震などの災害に見舞われたとき、避難経路を確保することが大切になりますが、面格子を設置している窓は基本的に避難経路としては使用できません。

ですので、あらかじめ面格子を設置していない窓を避難経路にすることを家族で話し合っておき、万が一のときに面格子の窓以外からスムーズに脱出できるようにしておくことが大切です。

まとめ

本記事では、防犯対策に効果的な面格子を後付けするメリット・デメリット、費用面などについて詳しく解説していきました。

面格子は防犯対策にも効果がありますし、目隠しや日除けなどの機能性にも優れたオプション機能を持っている商品ですので、さまざまなメリットがあります。

もちろんいくつかのデメリットがありますが、重大なデメリットは存在しないため、防犯対策ができる面格子を設置することは非常におすすめです。

ぜひ本記事を参考にして正しく面格子を後付けするメリット・デメリットを理解して、効果的に面格子を設置してみてください。

Posted by doorrd