すぐに直せる!風呂ドアが勝手に開く原因と対処法を解説
風呂ドアについてこのようなお悩みはありませんか?
「風呂ドアが勝手に開いてしまって困っている」
「風呂ドアはなぜ勝手に開いてしまうの?」
「風呂ドアが勝手に開くのを防ぐ方法は?」
何気なく日常的にお風呂を使用していると、勝手に風呂ドアが開いてしまうという現象に悩まされているという方も多いのではないでしょうか?
お風呂に入っているときに勝手に風呂ドアが開いてしまうと、シャワーの水が漏れてしまい脱衣所がびしょびしょになってしまったり、浴室内の湿気が脱衣所に溢れてしまう脱衣所のカビの原因になってしまうなどのトラブルになってしまうこともあります。
また、お風呂を使用していないときでも、お風呂上がりに勝手に風呂ドアが空いてしまうと脱衣場に湿気が溢れ出してしまい、同じようにカビの原因になってしまいます。
このように、風呂ドアが勝手に開くことはさまざまなトラブルを引き起こしてしまうため、可能であれば勝手に開かないようにしたいものですが、そもそもなぜ風呂ドアが勝手に開いてしまうのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
実は、風呂ドアが勝手に開いてしまうのは、室内に風が流れていることや風呂ドアが故障していることが原因ではなく、気圧の性質によるものなのです。
そこで、本記事では風呂ドアが勝手に開いてしまう原因と対処法について詳しく解説していきます。
「気圧の性質って難しそうだから理解できないよ」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、原因は簡単なことですので、最後まで読んでいただければどなたでも理解できるはずです。
八幡東区の浴室ドア×浴室折戸の修理はドアードにお任せ下さい。見積り無料で年中無休。詳しくは専用ページでご確認お願いします。
風呂ドアが勝手に開く原因は?
結論から申し上げますと、風呂ドアが勝手に開いてしまう原因は浴室内と浴室外の気圧の変化によるものです。
風呂ドアが勝手に開いてしまうケースは、スライドドアや引き戸では引き起こることはなく「開き戸や折り戸」で引き起こされる事が多い現象になります。
とはいえ、小さいスペースに設置されることの多い浴室には少ないスペースで開け閉めすることのできる折り戸タイプのドアが設置されることが多くなるため浴室では、よく折れ戸が勝手に開くという現象がみられるのです。
特に、風呂のドアが自然に開く場合は、浴室内で換気扇を回している状態であることが多いです。
というのも、同じ建物内で気圧の異なる部屋がある場合、気圧の高い空気が気圧の低い空気の場所に対して同じ気圧にするために移動する性質を持っているからです。
もともとは浴室内と脱衣所の気圧の高さは同じですが、風呂ドアを締め切ったまま換気を続けていると浴室内の気圧が低くなり、相対的に脱衣所の気圧が浴室内に比べると高くなるため、気圧の高い場所から低い場所に流れる性質がはたらき脱衣所の空気が浴室内の空気の気圧と同じ気圧にしようとするため、脱衣所の空気が浴室内に流れ込んでしまいます。
このような気圧の違いによって空気が流れることを「負圧(ふあつ)」といい、風呂ドアが勝手に開いてしまう原因は脱衣所と浴室の気圧の違いによって負圧が生まれるからなのです。
風呂ドアが勝手に開くときの対処法
風呂ドアが勝手に開くときの対処法は下記の3つです。
・換気扇を使用しないようにする
・換気のときは窓を開けるようにする
・風呂ドアのラッチを調整する
それぞれの対処法について詳しく解説していきます。
換気扇を使用しないようにする
先ほどもお伝えした通り、風呂ドアが勝手に開いてしまう原因は換気扇を使用することによって生まれる浴室内と脱衣所の気圧の変化によるものですので、換気扇を使わなければ勝手に風呂ドアが開くことはありません。
とはいえ、換気扇を一切回さないということはできないと思いますので、どうしても勝手に風呂ドアが開いて欲しくない、シャワーのときだけは換気扇を回さないなど、調節してみてください。
換気のときは窓を開けるようにする
お風呂上がりは風呂ドアを締め切って換気扇を回すという方も多いですが、風呂ドアを締め切ってしまうと負圧によって勝手に開いてしまうため、脱衣所内に湿気が溢れ出してしまいます。
脱衣場に湿気が流れ込んで欲しくないから風呂ドアを締め切って換気扇を回しているのに、換気扇が原因で風呂ドアが勝手に開いてしまうのは本末転倒になってしまいますので、浴室内に窓が設置されている場合は換気扇ではなく、窓を開けて換気すると勝手に風呂ドアを開けることを防ぐことができます。
ただし、一日中浴室の窓を開けたままにするのは防犯上問題になりますので、換気するとき以外は開けないようにしましょう。
風呂ドアのラッチを調整する
風呂ドアが勝手に開いてしまう原因は負圧ですが、風呂ドアにはラッチと呼ばれるドアの閉まりの固さを調整する調整ネジが付いているため、ラッチをキツく締めることで負圧の影響で風呂ドアが開かなくなる可能性もあります。
ラッチは風呂ドアの上下についていることが多く、プラスドライバーだけでラッチの調整を行うことが可能です。
ラッチをを固く締めることで負圧によって勝手に風呂ドアが開かなくなることができますが、キツく締めすぎると自分で風呂ドアを開けるときに力を入れなくてはいけなくなってしまいますので、ラッチを固く締めすぎないようにも注意しましょう。
まとめ
本記事では風呂ドアが勝手に開いてしまう原因と対処法について詳しく解説していきました。
お伝えした通り、風呂ドアが勝手に開いてしまう原因は換気扇を稼働させているときに浴室内と脱衣所に気圧の変化が生まれてしまい、気圧が高い空気が気圧の低い空気の場所に移動するという性質によるものです。
とはいえ、風呂ドアが勝手に開いてしまう原因を知っていれば、簡単に対処することができますし、どうしても勝手に開いて欲しくないときは換気扇を回さなければ基本的に勝手に開くことはありません。
また、ラッチを調整することで風呂ドアが勝手に開くことを防ぐこともできますので、ラッチの調整をしたことがないという方は一度ラッチの固さをチェックしてみるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして風呂ドアが勝手に開いてしまう原因を理解して対処してみてください。