玄関ドアの開閉音がうるさい原因と対処法を解説

玄関ドアの開閉についてこのようなお悩みはありませんか?

「玄関ドアの開閉音がうるさいと感じる」

「なぜ玄関ドアの開閉音がうるさいの?」

「玄関ドアがうるさいときの対処法は?」

玄関ドアの開閉音がうるさい音を立ててしまい、開閉するたびに驚いてしまったり、うるさくて困っているけれど、どうして玄関ドアの開閉音がうるさくなってしまうのか、原因がわからずに放置しているという方も多いのではないでしょうか。

そもそも、玄関ドアは開閉時にうるさくならなくするための装置が設置されているため、本来であればうるさくなることはないのですが、それぞれの部品には耐用年数といって数年〜数十年使い続けると経年劣化で交換が必要になります。

つまり、玄関ドアの開閉音がうるさいということは、どのご家庭でもあり得ることなのです。

とはいえ、玄関ドアの開閉音がうるさい原因や対処法を知らないという方も多いと思います。

そこで、本記事では玄関ドアの開閉音がうるさい原因と対処法について詳しく解説していきます。

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玄関ドアの開閉音がうるさい原因は?

玄関ドアを閉めるときに勢いよく閉まってしまい「バタン」や「ガシャン」と大きな音を立ててうるさく閉まってしまうことも多いですが、これらの原因はどのようなことなのでしょうか?

結論から申し上げますと、玄関ドアの開閉音がうるさくなってしまうのは、ドアクローザーとエアタイトゴムという2つの部品の劣化や故障が原因となります。

つまり、玄関ドアが新しい状態ではうるさく閉まるということは少なく、経年劣化とともにうるさくなってしまうのです。

もしも、新築のマンションや戸建住宅の玄関ドアがうるさく閉まるようであれば、経年劣化とは別の問題がある可能性がありますので、設置を請け負った建設会社に連絡してみるといいでしょう。

それでは、玄関ドアの開閉音がうるさくなる原因であるドアクローザーとエアタイトゴムのそれぞれがどのようなものなのかについて解説していきます。

玄関ドアがうるさい原因①:ドアクローザー

ドアクローザーとは、油圧によってドアの開閉速度を調整して、力を入れずに自動的にゆっくりと閉まってくれる装置です。

一般的にドアクローザーは玄関ドアの上部に設置されており、アームのような形をしています。

ドアクローザーは油圧によって調整されていることから、ドアクローザー内部の油が漏れ出してしまったり、ネジが緩んでしまうと開閉スピードを上手に調整できなくなり、結果として開閉がうるさいと感じてしまうのです。

また、ドアクローザーが故障してしまうと、開閉のときにうるさいと感じるだけではなく、勢いよく閉まることで指や体を挟んでしまい大事故につながる危険性もありますし、ドア本体が痛みやすくなるというデメリットもあります。

一般的にドアクローザーの耐用年数は15年と言われていますので、油漏れなどの外見上の問題がなくても、玄関ドアの開閉に以上を感じたらドアクローザーを点検してみるといいでしょう。

玄関ドアがうるさい原因②:エアタイトゴム

エアタイトゴムとは、ドアとドア枠が接触する部分にクッション材の役割として設置されるゴム製の装置です。

エアタイトゴムを設置することで、金属製で作られることの多いドア本体とドア枠の接触するときのうるさい金属音を低減することができるため、ドアの中でもうるさいと感じやすい玄関ドアの開閉であっても静かに行うことができます。

また、エアタイトゴムには静粛性を高めるだけではなく、ドアとドア枠の小さなスキマを埋めてくれる役割を果たしてくれるため、冷暖房の効率を高めたり、小さな音が室内に侵入してくれるのを防いでくれる効果もあるのです。

ただし、エアタイトゴムはゴム製となっているため、玄関ドアのほかの部品とは耐用年数がやや短くなっており、10年ほどで交換する必要があります。

ゴムが劣化してしまうと、クッション性がなくなり固くなってしまうため、触ってみて固いと感じるようであれば交換を検討しましょう。

玄関ドアの開閉音がうるさいときの対処法

玄関ドアの開閉音がうるさいときの対処法は下記の

・ドアクローザーのネジを調節する

・ドアクローザーを交換する

・エアタイトゴムを交換する

それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

1.ドアクローザーのネジを調節する

ドアクローザーには、ドアの開閉スピードを調整する調節ネジがついており、そのネジが緩くなってしまうと玄関ドアの開閉スピードが早くなりうるさくなる原因になってしまうため、ネジを締めてあげましょう。

ネジを閉めることで開閉スピードが遅くなり、開閉音がうるさいのを軽減することができます。

ドアクローザーの調節はドライバー1本でおこなうことができますので、開閉音が気になったらまずチェックしてみるといいでしょう。

2.ドアクローザーを交換する

ドアクローザーから油が漏れていたり、調節ネジを締めても開閉スピードに変化がない場合は、ドアクローザー本体が故障している可能性が高いため、交換する必要があります。

ドアクローザーの交換は取り外しや種類選びが難しいため、専門業者に依頼することがおすすめです。

3.エアタイトゴムを交換する

エアタイトゴムが原因で開閉音がうるさいと感じる場合は、エアタイトゴムを交換しましょう。

エアタイトゴムは、基本的に接着剤などで固定されておらず、ドア枠にはめられているだけですので、ヘラなどで簡単に剥がすことができます。

古いエアタイトゴムを取り外すことができたら、同じ部分に新しいエアタイトゴムを取り付ければ交換完了です。

まとめ

本記事では玄関ドアの開閉音がうるさい原因と対処法について詳しく解説していきました。

お伝えした通り、玄関ドアの開閉音がうるさい主な原因は「ドアクローザー」と「エアタイトゴム」のいずれかですので、うるさいと感じたらまずはこの2つをチェックしましょう。

基本的には自分で対処することができますが、ドアクローザーの交換など専門的な知識必要な作業や、原因がよくわからない場合などは専門業者に依頼すると安心です。

ぜひ本記事を参考にして玄関ドアがうるさいときにはっきりとした原因を見つけて正しく対処してみてください。

Posted by doorrd