玄関ドアの腐食について、その原因や防止する方法を解説しています。
「玄関ドアの腐食ってどんな状態?」
「玄関ドアが腐食する原因は?」
「玄関ドアの腐食を防止する対処法は?」
玄関ドアは住宅のドアの中でも頑丈に作られていますが、常に雨風にさらされる場所に設置されているため、ドアの中でも腐食しやすいドアなのです。
玄関ドアが腐食してしまうのは木製のドアというイメージがあるかもしれませんが、実はアルミ製の玄関ドアも腐食してしまいます。
このように、どんな素材の玄関ドアであっても腐食する可能性がありますので、日頃から対策する必要があるのです。
そこで本記事では、玄関ドアの腐食について原因や放置するデメリット、腐食を防止する対処法についてご紹介していきます。
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【種類別】玄関ドアの腐食の状態とは?
一般的に使用されている玄関ドアの種類は下記の2つです。
・木製の玄関ドア
・アルミ製の玄関ドア
それぞれの素材の玄関ドアが腐食するとどのような状態になるのかをご紹介していきます。
木製の玄関ドア
木製の玄関ドアが腐食してしまうと、腐っている木の部分がボロボロと落ちてきてしまったり、腐っている部分全体が崩れ落ちてしまいます。
木製の玄関ドアの耐用年数は15年〜20年ほどとなっており、玄関ドアの中では短い耐用年数ですので、長年使用していると腐食しやすいので注意が必要です。
アルミ製の玄関ドア
アルミ製の玄関ドアが腐食してしまうと、ドアの表面に白い斑点が無数についてしまいます。
この白い斑点は「白錆」といって、赤錆と同じように空気と水分と亜鉛が反応することで発生するいわゆる”サビ”です。
アルミは金属の中でも錆びにくい性質を持っていますし、白い見た目をしていることからサビだと思わないという方も多いですが、アルミ製についている白い斑点の多くは白錆ですので気をつけましょう。
木製の玄関ドアが腐食する原因
木製の玄関ドアが腐食する原因は下記の3つです。
・雨風によるもの
・紫外線によるダメージによるもの
・人為的なキズによるもの
それぞれの腐食する原因について詳しくご紹介していきます。
雨風によるもの
玄関ドアは常に雨風にさらされていますが、この雨風が木製ドアの表面にコーティングされているニス加工やシート加工のコーティングを剥がしてしまい、剥がれた部分から腐食が進んでしまうのです。
特に玄関の下の部分は雨の跳ね返りなどのダメージを受けやすいので、腐食しやすくなります。
紫外線によるダメージによるもの
木製のドアは日頃から浴びている紫外線のダメージが蓄積されることで腐食しやすい状態になってしまいます。
日陰に玄関ドアがある場合でも地面に反射して紫外線のダメージを受けてしまうため、紫外線から玄関ドアへのダメージを防ぐことはできないのです。
しかし、紫外線によって数年で劣化してしまうものではありませんので、耐用年数期間内であれば紫外線によるダメージはそれほど気にしなくても問題ありません。
人為的なキズによるもの
荷物を家の中に運び入れるときなどの玄関ドアにぶつかってしまうと、その部分のコーティングが剥がれてしまい、そこから雨などによって腐食が進んでしまいます。
玄関ドアにキズが付いてしまっている場合には要注意です。
アルミ製の玄関ドアが腐食する原因
アルミ製の玄関ドアが腐食する原因は下記の2つです。
・雨水によるもの
・潮風によるもの
それぞれの腐食する原因について詳しくご紹介していきます。
雨水によるもの
アルミ製をはじめとした金属が腐食してしまう原因は酸性の物質によるものですが、雨水は酸性ですので、アルミ製の玄関ドアについた雨水をそのままにしてしまうと腐食してしまう原因になってしまいます。
潮風によるもの
ご自宅が海の近くにある場合、アルミ製の玄関ドアを使っているのであれば潮風に含まれる塩分が腐食の原因になる場合もあります。
腐食した玄関ドアを放置するデメリット
玄関ドアが腐食するデメリットは下記の2つです。
・住宅の景観が損なわれる
・さらに腐食が進んでしまう
それぞれのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
住宅の景観が損なわれる
住宅の顔とも言える玄関のドアが腐食していると、住宅全体がだらしなく見えてしまうことがあります。
また、家に入るときにかならずみることになる玄関ドアが腐食していると気分も落ちてしまうでしょう。
さらに腐食が進んでしまう
玄関ドアの腐食は放置していると自然に治ることはなく、放置した時間だけ腐食が進んでしまうため、腐食を放置し続けると玄関ドアの大部分が腐食してしまうということになりかねません。
玄関ドアの一部の腐食であれば対処法がありますが、大部分が腐食してしまうと玄関ドアを交換する手段しか残されませんので、早急な対処が必要になるのです。
玄関ドアの腐食を防止する対処法
玄関ドアの腐食を防止するもっとも効果的な対処法は、定期的に玄関ドアを拭いてお手入れすることです。
月に1度くらいの頻度で水拭きと乾拭きをすることで、玄関ドアに付着した雨水やホコリなどの汚れを落とすことができるため、腐食を防止することができます。
このとき、専用の洗剤を使用することでさらにキレイに仕上げることができますが、洗剤をしっかりと洗い流さないとそこから腐食してしまうこともありますので、洗剤を使用する場合は洗い残しがないかをしっかりと確認しましょう。
また、万が一玄関ドアに腐食が確認できたい場合は、すぐに専門業者に相談することで腐食を最小限に抑えることができます。
まとめ
本記事では、玄関ドアの腐食について原因や放置するデメリット、腐食を防止する対処法についてご紹介していきました。
玄関ドアは一度腐食してしまうと自分で直すことが難しいですし、かといって腐食を放置してしまうと玄関ドア全体まで腐食が進んでしまい玄関ドアの本体ごと交換しなくてはいけないため、日頃から玄関ドアが腐食しないようにお手入れをしてあげることが大切です。
ぜひ本記事を参考にして玄関ドアが腐食しないように対策してみてください。