ブラインド内蔵サッシは修理することは可能?依頼するときの注意点を解説
ブラインド内蔵サッシの修理についてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそもブラインド内蔵サッシとは?」
「ブラインド内蔵サッシは修理することは可能?」
「ブラインド内蔵サッシの修理を依頼するときの注意点は?」
外からの視線が気になる場所にはカーテンを設置しますが、カーテンが設置できない場所もしくはお部屋を広く使いたいという思いから人気を集めているブラインド内蔵サッシですが、窓の内側にブラインドが入っていることもあり、故障してしまうと自分で修理することが難しいことはもちろん、専門業者でも修理することはできるのかと不安に思ったことはありませんか?
結論から申し上げますと、ブラインド内蔵サッシの内側のブラインドが故障してしまっても修理すること自体は可能なのですが、使用されている部品が一般的な1枚窓に比べて多いため、どんな業者でも修理できるわけではありませんし、さまざまな注意点が存在するのです。
そこで、本記事ではブラインド内蔵サッシの修理を正しく依頼する方法についてご紹介していきます。
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そもそもブラインド内蔵サッシとは?
ここでは、ブラインド内蔵サッシの修理にチェックするべき項目について詳しくご紹介していきます。
ブラインド内蔵サッシはほかの窓とは異なり複雑な構造をしているため、DIYに慣れている方であっても自分で修理しようとするとさらに故障してしまう原因にもなりますし、最悪の場合ブラインドや窓本体の故障だけではなく窓サッシまで故障して取り返しのつかないことになってしまうこともあるのです。
そのようなケースを防ぐためにも、まずはブラインド内蔵サッシの基本的な内容について抑えておきましょう。
1.ブラインド内蔵サッシとは?
ブラインド内蔵サッシとは、2枚の窓ガラスのあいだにブラインドを設置することでカーテンがなくても外からの視線を遮断することのできる窓ガラスです。
ブラインド内蔵サッシは、2枚のガラスの間にスペーサーと呼ばれる金属部品を使用した「複層ガラス」のひとつとして分類されます。
一般的にブラインド内蔵サッシはキッチンやお風呂場などのカーテンを付けることが難しい場所に設置されますが、リビングや寝室などを広く使用したい場合などにカーテンの代わりにブラインド内蔵サッシが設置されることも多いです。
2.ブラインド内蔵サッシの構造は?
ブラインド内蔵サッシは、2枚のガラスが合わさった構造をしていますが、「中間層」と呼ばれる2枚のガラスの間にはブラインドや乾燥剤などが密閉されています。
この構造がガラスとガラスの間に湿気が溜まることや水分が侵入することを防いでくれるため、お風呂場で使用してもブラインドが錆びてしまったり腐食してしまうことがないのです。
この中間層の密閉を保つために使用されているのが「スペーサー」と呼ばれる金属(主にアルミ製)の部品で、スペーサーを用いることで中間層に水分が侵入することを防いだり、内側にガラス結露が発生することを防いでくれています。
ブラインド内蔵サッシはこのような構造をしていることから、外からの視線を遮断するだけではなく、断熱効果や結露防止、紫外線カットなどの効果も併せ持っているのです。
ブラインド内蔵サッシの修理をすることは可能?
ブラインド内蔵サッシは、ほかの複層ガラスと同様に修理することが可能です。
しかし、もともとは1枚の窓ガラスのサッシから、サッシを取り替えることなく窓ガラスだけをブラインド内蔵サッシにすることのできるアタッチメントを使用した場合のブラインド内蔵サッシと、ブラインド内蔵サッシ専用のサッシを使用したブラインド内蔵サッシの修理方法や費用が異なる場合もあります。
ただし、どちらの場合であってもブラインド内蔵サッシの修理を取り扱っている業者であれば修理を依頼することができるので安心してください。
3.ブラインド内蔵サッシの修理で多いケース
ブラインド内蔵サッシの修理内容として多いのは、中間層の気密性を保つための部品であるスペーサーの劣化や破損から中間層に水分が侵入してしまう故障や、ブラインドを調整する部品の故障でブラインド機能が正常に機能しないなどの故障です。
ブラインド内蔵サッシの修理内容で多い内容は、いずれも小さな部品が故障してしまい、ブラインド内蔵サッシ全体に悪影響があるというものになります。
つまり、窓ガラスが割れてしまったときのようにひと目でわかる修理内容ではないため、少しでもブラインド内蔵サッシに異変を感じたら細かい部品をチェックしてみることが大切なのです。
ブラインド内蔵サッシの修理を依頼するときの注意点
ブラインド内蔵サッシの修理を依頼するときの注意点は、ご自宅に設置されているブラインド内蔵サッシの部品が生産されていない可能性があるということです。
ブラインド内蔵サッシに使用されている部品は一般的に4年ほどで廃盤になってしまい同じ部品が生産されておらず、修理に必要な部品が見つからないということもあります。
ただし、一般的な部品であれば代替品が生産されていますし、同じような部品をほかのメーカーから見つけることも可能です。
ですので、もし4年以上使用したブラインド内蔵サッシの修理を依頼するのであれば、部品について豊富な知識を持っている専門業者に依頼するといいでしょう。
まとめ
本記事では、ブラインド内蔵サッシの修理を正しく依頼する方法についてご紹介していきました。
ブラインド内蔵サッシはキッチンやお風呂場、リビング、寝室などさまざまな場所で違ったメリットを発揮する便利なサッシですが、複雑な構造をしていることや使用されている部品が多いことから、現在生産されていないタイプの構造や生産が終了している部品を使用したブラインド内蔵サッシは修理できる業者を探すことが難しいこともあるのです。
しかし、多くメーカーでは代替品や同じような性質を持った部品が販売されていますし、さらには新しく販売されたブラインドに付け替えるなどの方法で修理することも可能ですので、多くの場合では今のブラインド内蔵サッシを使い続けることができます。
ぜひ本記事を参考にしてブラインド内蔵サッシの修理を正しくおこなってみてください。