ドアの蝶番が壊れる原因や修理する方法をご紹介
ドアの蝶番の修理についてこのようなお悩みはありませんか?
「ドアの蝶番が故障する原因は?」
「ドアの蝶番を修理する前に確認するべきポイントは?」
「ドアの蝶番を修理する方法は?」
開き戸や折り戸などのドアに使用されている蝶番という金具は、開き戸とドア枠を接続するためや折り戸のドアとドアを接続するためなど、ドアを正しく動かすための役割がありますが、経年劣化や重い負荷などの原因により壊れてしまうこともあります。
ただし、蝶番の耐用年数は15年〜20年ほどですので、一般的に使用している分にはすぐには故障することは少なく、修理する頻度は高くはありません。
しかし、万が一蝶番が壊れてしまって、その状態を放置してしまうとドア本体や床、ドア枠などの周辺部分が故障する原因にもなりますので、蝶番が壊れてしまったら早めに修理する必要があるのです。
そこで、本記事ではドアの蝶番について壊れてしまう原因や修理方法についてご紹介していきます。
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ドアの蝶番が故障する原因は?
ドアの蝶番が故障する原因は下記の4つです。
・蝶番の経年劣化
・蝶番の留め具が緩んでいる
・蝶番に重い負荷がかかる
・蝶番が錆びてしまう
それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。
1.蝶番の経年劣化
ドアを大切に使用していたとしても耐用年数である15年〜20年ほど使い続けていると蝶番の動作に不具合が生じたり部品が故障してしまうことがあります。
経年劣化の症状は徐々に起こるものですので、なんとなく蝶番の動きが悪いと感じたら一度蝶番が経年劣化していないか確認してみましょう。
2.蝶番の留め具が緩んでいる
ドアの開け閉めを繰り返していると、蝶番とドア枠を止めているネジなどの留め具の固定が緩んでしまうことがあります。
固定が緩んでしまうと蝶番の動きが悪くなってしまうだけではなく、ドアを支えきれずにドアの重さによって留め具の部分に傷ができてしまうこともあるのです。
ドアの開きが悪くなったり、ドアの建て付けが悪いと感じるのであれば蝶番の留め具が緩んでいる可能性があるので確認してみてください。
3.蝶番に重い負荷がかかる
蝶番はドアを支えている部品のひとつですので、ドア本体やドアノブに重い負荷がかかると蝶番が故障する原因になります。
大きな家具や荷物を室内に運び入れるときに誤ってドアにぶつけてしまうことや、ドアノブに全体重を乗せたり力強くドアノブを押し下げたりなど必要以上にドアノブに力を入れてしまうとドアノブだけではなく蝶番まで故障してしまうこともあるのです。
また、蝶番に重い負荷がかかると故障しなくても部品がズレて正常な動作ができなくなってしまうこともありますので、ドアノブやドア本体に重い負荷がかからないように気をつけましょう。
4.蝶番が錆びてしまう
蝶番は錆びにくいように加工がされていますが、長年使用していたり湿気の多い場所に設置されている場合、蝶番に使用されている部品の一部が錆びてしまいます。
蝶番が錆びてしまうと正常な動作ができないことはもちろん、錆を放っておくと蝶番全体にまで錆が侵食してしまいますので、シリコンスプレーや錆び取りなどを使用して対処することが大切です。
ドアの蝶番を修理・交換する前にチェックしたいポイント
ドアの蝶番を修理・交換する前にチェックしたいポイントは、「蝶番がズレているだけではないか?」ということです。
先ほどもお伝えした通り、重い負荷がかかってしまったときや何度もドアを開け閉めしている中で蝶番の金具が徐々にズレてしまってドアの動作を妨げている可能性があります。
ですので、ドアの蝶番が壊れていると判断する前に、まずは金具がズレているだけではないかを確認することが大切です。
蝶番には調整ネジが付いている筒型のタイプと調整ネジの付いていないシンプルな蝶番の2つのタイプがありますが、筒型のタイプは蝶番の中央付近にある調整ネジの高さを調整することでドアの位置を調整することができますし、調整ネジがついていないタイプであっても蝶番とドア枠の間に段ボールや新聞紙などを挟ませることでドアの高さや位置を調整することができます。
どちらの作業も一度ドアと蝶番の接続を取り外して作業する必要があるため、ドアが倒れてこないかに細心の注意を払って作業してみてください。
ドアの蝶番を修理・交換する方法
ここでは、ドアの蝶番を修理・交換する方法についてご紹介していきます。
1.ドアの蝶番を修理・交換するときに準備する道具
ドアの蝶番を修理・交換するのに必要な道具は、ドライバー・かなづち・養生用マットの3つです。
ドアの蝶番を修理・交換するときは一度ドアを外すことになりますので、床を傷付けないためにも養生用のマットをかならず用意するようにしましょう。
2.ドアの蝶番を修理・交換する手順
ドアの蝶番を修理・交換する手順は下記の通りです。
①:ドアの蝶番の上についているツマミを持ち上げてドアを外す
②:ドア枠側の蝶番の上下についている取り付けネジを外す
③:新しい蝶番の安定性を保ためにネジ穴をうめ木などで塞ぐ
④:新しい蝶番を取り付けてキャップをする
以上の4ステップで簡単に蝶番を修理・交換することが可能です。
新しい蝶番に付け替えたり部品の一部を交換する場合は、すでに同じ部品や蝶番は廃盤になっている可能性が高いので、メーカーに使用できる蝶番を聞くもしくは蝶番の型番などをメモしてホームセンターの店員さんに使用できるものを選んでもらうと失敗せずに蝶番を選ぶことができます。
まとめ
本記事ではドアの蝶番について壊れてしまう原因や修理方法についてご紹介していきました。
ドアの蝶番の耐用年数は15年〜20年ほどと長いですが、使用している環境によっては耐用年数内であっても蝶番が壊れてしまうことはよくあります。
特に、子どもがドアを乱暴に扱ってしまうことや大きい家具や荷物を運び入れるときにドアにぶつけてしまうなどの原因で蝶番が壊れてしまうというケースは非常に多いです。
蝶番が故障してしまった場合は、ご自身で修理するもしくは専門業者に修理を依頼してみてください。