放置すると故障の原因に！網戸が動かない原因や対処法は？

網戸が動かないときにこのようなお悩みはありませんか？

「網戸が動かない原因は？」

「網戸が動かないときの対処法は？」

「網戸が動かないのを放置するとどうなる？」

網戸を長年使用していると、力を入れないと開閉しにくかったり、網戸が動かなくなったりと、さまざまな動作不良を起こすことがありますので、網戸が動きにくいと感じたときはすぐに対処することが大切です。

網戸が多少動きにくいと感じたときにそのままにしてしまうと、網戸のレールが故障してしまい、網戸本体や網戸の枠が故障してしまう原因になってしまいます。

しかし、そもそも網戸が動かない原因が分からないという方や、網戸が動かないときの対処法がわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では網戸が動かない原因とその対処法についてご紹介していきます。

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網戸が動かない原因

網戸が動かない原因となることは下記の5つです。

・網戸がレールから外れている

・網戸のレールにゴミやホコリが溜まっている

・網戸の外れ止めがズレている

・網戸の戸車が故障している

・網戸の枠が故障している

それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。

1.網戸がレールから外れている

そもそも網戸はレールとしっかりハマっている状態で正常に動きますが、強い衝撃や普段の開け閉めのときにレールから外れてしまったりズレてしまうと網戸が動かなくなってしまいます。

網戸がレールからズレているくらいであれば動かないということにはなりませんが、レールから完全に外れてしまったりレールが歪んでしまうと網戸が動かなくなってしまうので注意が必要です。

2.網戸のレールにゴミやホコリが溜まっている

網戸の下には戸車という網戸を動かす車輪がついていますが、網戸のレールにゴミやホコリなどの汚れが溜まっている状態だと戸車に汚れが挟まってしまい網戸が動かなくなってしまいます。

網戸のレールには、落ち葉や虫の死骸などの比較的大きな汚れはもちろん、日頃から蓄積されていくホコリやチリなどの汚れもあるため、いきなり網戸が動かなくなってしまうこともありますし、徐々に網戸が動かなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

3.網戸の外れ止めがズレている

網戸の上部には網戸が外れないようにするための「外れ止め」という部品が付いていますが、強い衝撃や開け閉めによって外れ止めがズレてしまうと網戸が動きにくくなってしまうのです。

一般的に網戸の外れ止めは衝撃によって徐々に上の方にズレてしまうため、外れ止めがズレている状態で網戸を開け閉めすると金属が擦れるような高い音を立てます。

そのため、網戸の開け閉めのときに金属が擦れるような音がなるのであれば外れとめがズレている可能性が高いです。

4.網戸の戸車が故障している

先ほどもお伝えした通り、網戸を動かしているのは戸車という車輪ですので、この戸車が故障してしまうと網戸が動かなくなってしまいます。

戸車は消耗品ですので、問題なく使用していても3年ほどで経年劣化によって壊れることもありますし、強い衝撃や汚れが詰まってしまい壊れることもあるのです。

このように、網戸の戸車は非常に壊れる可能性が高い部品ですので、網戸が動かなくなった場合はチェックしてみるといいでしょう。

5.網戸の枠が故障している

網戸は窓枠に合わせて設計されているため、窓枠やレール部分が故障してしまっていると、網戸本体には異常がなくても網戸が動かなくなってしまいます。

網戸を交換したばかりなのに動かないという場合は、窓枠のレールが歪んでいたり欠けている可能性もあるので注意しましょう。

網戸が動かないときの対処法

先ほどご紹介した網戸が動かない5つの原因について、それぞれの対処法をご紹介していきます。

自分でも対処できる場合や、自分では対処できずに専門業者に依頼する必要のある場合などケースによってさまざまな対処法がありますので、ご自宅の網戸の状況と合わせて対処法を確認してみてください。

1.網戸がレールから外れている場合の対処法

網戸がレールから外れてしまっている場合は、一度網戸を取り外してから再びレールに戻すことで網戸が動きやすくすることができます。

網戸はふすまを取り外すように下のレールから外すことでひとりでも簡単に取り外すことが可能です。

2.網戸のレールにゴミやホコリが溜まっている場合の対処法

網戸のレールにゴミやホコリが溜まっている場合は、レールの汚れを取り除くと同時に戸車の中に巻き込まれた汚れを取り除くことが大切です。

また、日頃から定期的に網戸のレールを掃除することで戸車に汚れが溜まりにくくなります。

3.網戸の外れ止めがズレている場合の対処法

網戸の外れ止めがズレている場合は、ドライバーを使用して外れ止めの調整ネジを緩めてから正しい位置に戻していきます。

一般的には上にズレていきますので、外れ止めを少し下の方に調整することで網戸が正常に動く場合が多いです。

また、外れ止めのネジを緩めているときは網戸が倒れてきてしまう恐れもあるため、最新の注意を払いましょう。

4.網戸の戸車が故障している場合の対処法

戸車が故障している場合は、戸車本体を交換することが必要です。

戸車を交換するときは、型番などが合っているかどうかを確認する必要があるため、メーカーに問い合わせをするか、ホームセンターなどに戸車を持っていき代替品を教えてもらうことで正しい戸車を選ぶことができます。

5.網戸の枠が故障している場合の対処法

網戸の枠が故障している場合は、自分では修理が難しいので専門業者に修理を依頼しましょう。

歪みだけの場合であっても自分で修理しようとしてしまうと、さらに故障を悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。

まとめ

そこで、本記事では網戸が動かない原因とその対処法についてご紹介していきました。

網戸が動かない原因はさまざまですが、ひとつひとつチェックすることで原因を突き止めることは可能ですし、レールに汚れが溜まっている場合や外れ止めがズレているだけであれば自分で修理することも簡単です。

ただし、網戸の枠が故障している場合や戸車が故障している場合はDIYなどに慣れていない方が修理してしまうと、さらに網戸の動きを悪くしたり故障の原因になってしまうこともあるため、専門業者に依頼するといいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして網戸が動かないときの原因と対処法を抑えてみてください。