玄関のドアから油が垂れてる?ドアクローザーの油漏れの原因や対処法は?
玄関のドアから油が垂れていることについてこのようなお悩みはありませんか?
「玄関のドアの油漏れの原因はなに?」
「ドアクローザーは自分で交換することはできるの?」
「ドアクローザーの油汚れのお掃除方法は?」
長年住居に住んでいると、玄関のドアの開閉スピードが変化したり、見覚えのない油が垂れてきていたりと、さまざまなトラブルを感じることがありますが、それらの原因はドアクローザーという装置の故障かもしれません。
ドアクローザーの故障を放っておくと、さまざまなトラブルが生じてしまうので早期の対処が必要なのです。
今回は、ドアクローザー本体からベタベタした液体、油が漏れだす原因や対応方法について考えてみました。
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そもそもドアクローザーとは?
ドアクローザーとは、ドアの上部に取り付けられており、油圧によってドアの開閉をゆっくりと調整して自動的に閉めてくれる、室内のドアではなく玄関などのドアに取り付けられていることの多い装置のことです。
このドアクローザーには、ドアを閉める面に平行に設置する「パラレル型」とドアを開く側に垂直に設置する「スタンダード型」の2種類が存在しており、ドアクローザーが取り付けられていないと、ドアが閉まらなかったり、減速しないのでドアの重さによって勢いよくドアがしまってしまいます。
つまり、ドアの重量が重くて開閉回数の多い玄関などのドアにはドアクローザーは欠かせない装置なのです。
ドアクローザーの油漏れの原因は?
先ほどもお伝えしたように、ドアクローザーは油圧によってドアの開閉を調整する装置ですが、本体の故障から油が漏れてしまうことがあります。
そしてドアクローザーの故障の主な原因は、本体の経年劣化によるものです。
ドアクローザーの寿命は10年〜15年と言われていますので、長く使用しているとどうしても経年劣化で故障してしまいます。
ドアクローザーの異常を知らせる3つのサイン
ドアクローザーの故障は、油が垂れてくるという視覚的に明らかなものもありますが、日ごろからドアクローザーから油漏れしているのかをチェックする方は多くないはずです。
そこで、ドアクローザーから油漏れしている可能性が高い、異常を知らせる3つのサインをご紹介していきます。
そのサインとは下記の3つです。
・ドアクローザーから油が垂れている
・ドアの開閉時にギーギーと音がする
・ドアの開閉スピードが以前と変わった
上記の3つの異常を感じた場合、ドアクローザーから油漏れしている可能性が高いのでチェックしてみるといいでしょう。
ドアクローザーの油漏れを対処する方法
ドアクローザーから油漏れしてしまった場合の対処法は、本体ごと取り替える方法以外にありません。
というのも、ドアクローザーから油漏れしている段階で本体が壊れている場合がほとんどですし、そもそも内部に使用されている部品だけが販売されていませんので、部分的に交換することができないからです。
ドアクローザーから油漏れをしてしまったら、速やかに業者に連絡していただくことが必要になります。
ドアクローザーを自分で取り替えることができる?
ドアクローザーから油漏れしていて、自分で取り付けをしたいと考えている方もいるかと思いますがオススメではありません。
なぜなら、ドアクローザーが設置されているのはドアの開閉部分ですし、ドアクローザーの故障からドアの開閉スピードが調整されないことから、カラダや指を挟んでしまうと大ケガにつながってしまうからです。
ドアクローザーは頻繁に故障するものではありませんので、万が一故障してしまった場合は業者に依頼することで安全に取り付けることができますよ。
ドアクローザーの油漏れを放置するとどうなる?
先ほどもお伝えしたように、ドアクローザーは開閉スピードを調整している装置ですので、多少ドアの開閉がスムーズに行かなくてもそのまま放置してしまう方もいますが大変危険です。
ドアクローザーから油漏れして間もない段階ではドアの開閉のスピードや音に異変を感じる程度ですが、放置する期間が長くなってくるとドアの開閉ができなくなってしまったり、ドアが開いたまま閉まらなくなってしまうなどのトラブルが生じる場合があります。
中でも「ドアが開いたまま閉まらなくなってしまった…」や「カギは開いているのにドアが開かない…」などの症状が出てからドアクローザーの修理をしようと考える方は非常に多いので、そうならない段階で修理することを検討することが大切です。
ドアクローザーの油漏れのお掃除方法
ドアクローザーの油漏れの汚れを掃除する方法は、「木製のドア」と「金属製・樹脂製のドア」によっても異なります。
それぞれのお掃除方法についてみていきましょう。
1.木製のドアから油漏れした場合のお掃除方法
木製のドアのドアクローザーから油漏れした場合は、雑巾や料理用のキッチンシートなどで油を乾拭きしてお掃除します。
木製の場合、ドアクローザーから漏れた油が染み込んでしまうこともありますが、その場合は木製用の中性洗剤を使用して拭き取るとキレイに油シミを取ることができますよ。
2.金属製・樹脂製のドアから油漏れした場合のお掃除方法
金属製・樹脂製のドアクローザーから油漏れした場合は、木製のドアと同様に雑巾やキッチンシートで油を拭き取った後に、表面に残っているベトベトとした油を一般的な中性洗剤を使用して拭き取っていきます。
変色してしまう場合がありますので、酸性洗剤やアルカリ性洗剤を使用することは絶対にやめましょう。
まとめ
本記事では、ドアクローザーの油漏れの原因や対処法についてご紹介していきました。
ドアクローザーはどのご家庭にもある装置ですが、なかなかその仕組みや故障について知っている方は少ないのではないでしょうか。
しかし、ドアクローザーは私たちを守ってくれる重要な装置ですので、故障してしまうとケガの原因にもなってしまいます。
そうならないためにも、本記事を参考にしてドアクローザーの異変をいち早くキャッチしてトラブルになる前に対処してみてください。