施設の出入口ドア交換を行いました。親子ドアの工事は約7時間で完了です!
施設の出入口ドア交換を行った施工実績を掲載いたします。
既存のドアは動きが固くなり枠に干渉する様になっていました。修理という方法もなくはないですが、使用年数も永く、施設の方の判断でドア交換の方向でご依頼を頂く事になりました。
LIXIL製の片袖ドアをのカバー工事を行いましたのでご興味のある方は是非、ご覧下さい。
片袖ドア交換の施工実績
現状のドアはこの様な感じです。清掃がしっかりされている様子で、使用年数こそ永いと言う事ですが、見た目は全然新しいですね。試しに開閉をしました所、やはり調子は悪く、日常的に使用するのは少し大変な印象です。実際には職員の方が一番使用の不便さを感じられていますので、施設としても早急に対応されたいご様子でした。
お見積提出後、暫くしてご依頼の連絡を頂きました。そこから部材の発注を行い約2週間くらいで工事となります。
工事当日は、こちらの部屋の出入りが困難になるので、その点の影響を最小限にするため、日程の調整を行い工事を決めて行きました。
<施工開始>
既存のドアを取り外す工事からスタートします。扉にはドアクローザーが取付けられていますので、ドアクローザーと扉を分離します。ドアクローザーのアームの部分にある連結ネジを1つ外し、アームを上下に強く引く事でドアクローザーと扉を分離させる事が出来ます。ドアクローザーの影響がなくなった所で、扉を上に持ち上げると丁番の部分から”スッポリ”ドアが取り外せます。
ドア本体を取り外した次の工程として、既存枠の調整を行って行きます。カバー工事とは、既存枠をそのままの残し、新しい新規枠を既存枠の内側に取付けます。ただ、既存枠の方も不要な出っ張り等が残っていますので、不要な部分をグラインダー等工具を使用して切断します。この調整作業をしっかり行っておかないと、新しい枠の取り付けがしっくり来ず、返って時間を要す事になります。慎重かつ大胆に作業を進めて行かなくてはなりません。
調整もしっかり終わり、一区切りです。小休憩をしました。ここまででおおよそ2時間といった所でしょうか。後の工程は
1.新規枠の取り付け
2.扉の取り付け
3.金物の取り付け(ドアクローザーや押し板など)
4.ガラスの取り付け
5.コーキング充填
この様な流れと続きます。
新しい扉の枠をあてがいサイズの間違いがないか今一度確認します。
枠がしっかり取付いたら、次は扉の部分を建て付けていきます。差し込み式の丁番のため作業は楽です。枠側に丁番を取付け、さらに扉側にも丁番を取付けます。オスとメスになっているので差し込めばOKです。
はい。アルミのみドアの取り付け完了です。金物と言われるドアクローザーや錠は別で取付ける事になります。今回は押し板仕様のドアなので後程 押し板の取付も行います。アッ、それからガラスも後からの取り付けです。ドアにガラスが組み込まれているイメージもあるかと思いますが、基本的にガラスは別モノ扱いとなります。アルミドアとは別発注です。しかも今回は、ご希望により、従来と同じ感じで、ガラスの中央にフィルム貼りを希望されていましたので、ご要望に沿ったガラスを手配しました。
ドア交換工事完了です。コーキングもしっかり充填しました。押し板の部分は新品と言う事で保護剤が取付けられています。最終、施設職員の方に開け閉めなどチェックして頂き、取り外します。
新品なので動きも軽くスムーズだと大変お喜び頂けました。施工時間はおおよそ7時間でした。ご利用ありがとうございました。
まとめ
今回は、施設の親子ドアをカバー工事で取替えた施工実績をご紹介させて頂きました。今回はLIXILの商品を使用しましたが、親子ドアや片袖ドア、欄間付きドアなど各種メーカーのドアを取り扱っています。ドアのお困り事はいつでもご相談下さいね。