戸車を取り外すのはとても簡単!引き戸に付いている戸車の取り外し方は?

戸車の取り外し方についてこのようなお悩みはありませんか?

「そもそも戸車にはどんな種類がある?」

「引き戸から戸車を取り外し方は?」

「戸車を交換するときの注意点は?」

戸車を取り外して新しい戸車に交換することは簡単に行えますが、いくつかのポイントを抑えていないと部屋を傷つけてしまったり、不要に戸車を交換することになってしまうのです。

そこで本記事では、戸車の種類と取り外し方をご紹介していきます。

戸車の調子が悪いと感じている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

熊本市中央区でサッシ戸車、引き戸戸車の修理や交換を行っているドアードです!窓サッシやドアの修理リフォーム専門店です。ガラス、サッシ、網戸、ドア、フロアヒンジ、雨戸など各種メンテナンスを低価格で行います。出張見積り無料なのでお気軽にお問合せ下さい!

戸車の種類

一般的に使用されている戸車の種類は下記の4つです。

・鉄製戸車

・ステンレス製戸車

・ナイロン製戸車

・ゴム製戸車

何製で作られている戸車なのかを把握することは、戸車と取り外してから修理や交換をするときにかならず必要となる情報ですので、見分けが付けられるようにしておくといいでしょう。

それでは、それぞれの戸車について詳しくご紹介していきます。

1.鉄製戸車

鉄製戸車は、もっとも一般的に使用されている戸車で、強度に優れており幅広い場所に使用することが可能です。

ただ、湿気にはとても弱く錆びやすいという特徴を持っており、戸車が錆びてくるとキュルキュルという音がしてしまうこともあります。

2.ステンレス製戸車

ステンレス製戸車は、ステンレスで作られていますので非常に湿気に強く強度もほかの戸車に比べて優れています。

ですので、トイレや脱衣所などの水場にも使用されることの多く、耐用年数も長いので交換頻度も少なく済むことが特徴的です。

3.ナイロン製戸車

ナイロン製戸車は、車輪部分がナイロン樹脂でコーティングされているため、ドアを開け閉めしたときの静音性にも優れており、さらに湿気にも強い特徴を持っています。

ただ、耐久性がほかの戸車に比べて劣ってしまいますので、長期期間使用するのにはあまり適しておらず、交換する頻度も高いので、浴室や窓に使用されることの多い戸車です。

4.ゴム製戸車

ゴム製戸車は、ゴムで作られているだけあって静音性にとても優れており、ほかの戸車と比べてもドアを開け閉めするときの静かさはダントツです。

ですので、リビングや寝室などドアの開け閉めの音がしてほしくない場所に用いられることが多いですが、ゴムであることから耐久性に難があり、ほかの戸車に比べても比較的早く寿命を迎えてしまいます。

戸車の取り外し方

戸車を取り外すときの手順は下記の4ステップです。

ステップ①:レールの汚れをチェックする

ステップ②:引き戸を取り外す

ステップ③:戸車の汚れ掃除する

ステップ④:戸車を取り外す

戸車の動きが悪いと感じるようになったりして戸車を交換しようと考えたときは、これからご紹介する方法を試してみてください。

実は戸車はまだまだ正常に使える状態で、ほかの部分に問題がある可能性もあるのです。

それでは、それぞれのステップについて詳しくご紹介していきます。

ステップ①:レールの汚れをチェックする

意外と見落としがちですが、戸車がスムーズに動作しなくなる原因として、レール部分に汚れが詰まっている場合がありますので、戸車を取り外す前にかならずレールの汚れをチェックしましょう。

定期的にレール部分に掃除機をかけていたとしても、レールの溝深くに汚れが溜まっている可能性がありますので、爪楊枝などの細い棒を使用して掻き出すようにして掃除してみましょう。

ステップ②:引き戸を取り外す

引き戸のレール部分を掃除しても戸車が正常に動作しないのであれば、戸車本体に問題がある可能性が高いので、戸車を取り外していきます。

そのために、まずは戸車が付いている引き戸を取り外していきましょう。

引き戸はふすまと同じ要領で、ドアの両端を持って上に持ち上げることで簡単に取り外すことができますが、ふすまよりも重量が重いのでできれば2人で行うとより安全に引き戸を取り外すことができます。

また、引き戸が壁や床などに触れてしまうと傷がついてしまう恐れがありますので、タオルなどで養生しておくとより安心して取り外すことができますよ。

ステップ③:戸車の汚れ掃除する

引き戸を取り外し終えたら、戸車本体の掃除をしていきましょう。

戸車本体は、普段レールの上に設置されていますので、掃除する機械はありませんが、車輪部分に巻き込まれているホコリや髪の毛が原因となって正常な動作をしなくなっている可能性もあります。

ピンセットなどを使用することで、手では取れない汚れまでキレイに取ることができますよ。

ステップ④:戸車を取り外す

戸車本体の汚れを掃除しても問題が解消されない場合は、戸車が故障している可能性が高いので引き戸から戸車を取り外していきます。

戸車は簡単なネジで固定されているだけですので、ドライバーがあれば簡単に取り外すことが可能です。

長い間締め続けられているネジは固くなっている場合もありますが、力ずくでネジを回してしまうと引き戸本体やネジ穴を傷つけてしまい、新たな戸車を正しく取り付けることが難しくなってしまうので注意しましょう。

戸車を交換するときの注意点

新しい戸車に交換するときの注意点は、かならず同じサイズと形状の戸車を選ぶことです。

古い戸車と同じ車輪の大きさや羽の長さなどを正確に測って、同様のサイズのものを選ばないと正常に引き戸が動作しないこともあります。

もしサイズに不安がある場合は、取り外した戸車をホームセンターなどに持っていき、同じものを店員さんに選んでもらうとより安心して選ぶことができますよ。

まとめ

本記事では、戸車の種類と取り外し方をご紹介していきました。

戸車は経年劣化したり汚れが溜まりやすい部分であることからも、不具合がよく起こります。

そこで大切になるのが、正しく戸車を取り外す方法を抑えて戸車を正しく交換できるようになっておくことです。

戸車を外すことは決して難しい作業ではありませんが、正しい手順や注意点を抑えておかないと壁や床を傷つけてしまったり、不要な戸車の交換をすることになってしまいます。

ぜひ本記事を参考にして、正しく戸車を取り外すことができるようになってください。

Posted by doorrd