熊本市北区の窓ガラス修理は犬がガラスに突っ込んで破損していました！
熊本市北区で窓ガラスが割れてしまったとご連絡を頂きました。丁度現場近くでドアノブ交換を行っていたので、この現場が終わり次第伺えます。「時間は・・・1時間以内ってトコですね」この様に会社に受付に伝えて窓ガラス割れの現場に向かう事になりました。3号線を北上して行くルートで少し時間の余裕もありましたので、ホームセンターに立ち寄って現場に到着しました。
熊本市北区の窓ガラス修理
現場にお伺いすると奥の方から興奮気味に犬が吠えています。吠え方は明らかに大型犬で”ワンワンワン”でも”キャンキャンキャン”でもなく”ヴァフヴァフ・バフ”的な感じです。家の中からご主人様と奥様が出て来られて「急に対応頂いてありがとうございます。庭の方から回りましょう」と案内して下さいました。大きな庭で庭の向こう側にブロック塀にリードで繋がれた大型犬がこちらを見ながら”ヴァフヴァフ”と威嚇しているのか、遊びたいのか、巨体を揺らしていました。
ガラス交換の手順
案内して頂いた窓はウッドデッキの先にある掃き出し窓のガラスでした。サイズ的には横幅760ｍｍ×高さ1795ｍｍ程度なので取替の修理はすぐにご対応可能です。かなりバラバラに割れて散乱していましたので「これは・・どうされたのですか・・？」と恐る恐るお聞きして見ました。
「いや～子供と、そのにいる犬でボール遊びをしていたら、ボールがこの窓の方に来てしまって犬が体当たりして割ってしまったんですよ」
なんと、ま～「ワンちゃん（ワンちゃんて感じでもないですが笑）ケガは大丈夫でした？」とお聞きすると「見ての通り全く元気です」との事でした。
お見積後、早速、ガラス交換のご依頼を頂き今から修理を行う事になりました。
割れたガラス撤去
ウッドデッキの上やリビングに散らばったガラス、サッシ枠内にはまったままのガラスを綺麗に取り除いて行きます。順序としては、まずは窓サッシに残っているガラスをある程度綺麗に取ります。サッシ枠を外しますがこの時に枠から外れ落ちない様にする為です。サッシ枠を外すとサッシのレール部分も全て細かなガラスを取り除く事ができます。大きなガラスは手袋をした手で取りバケツに入れます。細かなガラス片は掃除機で吸い取りました。あたり一帯をある程度綺麗にするまで約10分程度かかりました。
枠を作業台に持って行く
車両に搭載していた折り畳み式の作業台を広げます。取り外したサッシを作業台の所に持って行き、サッシの内寸を測ります。必要なガラスのサイズは内寸＋12ｍｍとなります。例えば内寸で横幅760ｍｍの場合、実際に必要となるサイズは760＋12なので、772ｍｍと言う事になります。間違いのないように２～３回内寸を確認して、サッシをLの字に分解します。サッシに残っているガラスがあればこの時に全て綺麗にとり外してゴミ箱行きです。
ガラスのカット
作業台に新しいガラスを出します。当社のガラス作業車両には３×6（サブロク）サイズのガラスが複数の種類ストックされています。透明ガラス、型板ガラス、スリガラス、網入りガラス、室内ガラスなどです。今回取替えるガラスは透明ガラスです。３×６サイズ 定寸で、横幅909ｍｍ×高さ1818ｍｍありますのでこの1枚ガラスから必要なサイズを切り出します。ガラスカッター、定規、サインペン、スケール、道具はこの4点セットOKです。
ガラス取り付け
適寸切り出したガラスに、グレチャン（押さえゴム）を巻きます。ガラス屋によって作業内容は異なるかもしれませんが、当社の場合は、発泡スチロール製のブロックを２つ、３つを作業台に置いてその上に切り出したガラスを乗せます。嵩上げした状態の方がグレチャンが巻きやすいからです。基本的には元々巻いてあったグレチャンを再利用しますが、古くて硬化している物や縮んでいる物は新しいグレチャンへの交換をお勧めしています。グレチャンを巻き終わると、最初Lの字で分解したサッシを元に戻しガラスを組み込みます。これでガラス交換は完了です。最後は窓サッシに建て込みクレセント錠のかかりに問題が無いか確認し作業完了です。
まとめ
最終的にお客様に動作チェックなどの確認を行って頂きご精算となります。
今回は熊本市北区で起こった窓ガラス破損による修理エピソードを記事にしました。” ヴァフヴァフ ”吠えるワンちゃんと打ち解ける事は出来ないかと機会を伺いましたが、ちょっと恐怖の方が勝って、頭を撫でに行く勇気は湧きませんでした。「おっきなワンちゃんですね・・・」とご主人さんに話しかけると、エサ代が大変で・・・よく食べます。でもかわいい家族みたいなものなので。。と、ほっこりする感じで現場を後にしました。