室内ドアの交換を行いました!お洒落な店舗トイレのドア交換は78,000円でした!
飲食店の方から「室内建具なんでが、トイレのドア交換とか出来ますか?私の不注意で傷を付けてしまって弁償しなければなりません」この様な趣旨のお電話がありました。なんでもお酒に酔っ払ってしまいドアノブを強く引っ張ってしまった為に動きがおかしくなったと言う事でした。現地を拝見すると確かにドアノブが外れかかっています。一旦正常な位置には戻るのですが何度か開け閉めをするとまた不具合を発生させる様な感じでした。ドアを交換せずともドアノブ交換で行けそうですよ。と伝えると加害者のご依頼主様は「いや、ドアの全体を交換して下さい。お店の方とも約束したので・・・」奥に店主らしき女性の方がいらっしゃいます。こちらにスタスタやってこられて「私も修理が出来て元に戻せばいいっていっているのですが、どうしてもキチンと修理をしたいのでドア交換をしますって聞かないんですよ」この様な仰っていました。
雰囲気的にはこの男性の依頼主様はこのお店の常連客の様で女将さんとの関係は不明ですが、ま~取替えてくれと言われるのであれば勿論ご対応できますけど・・・。と、今回はこんな感じの室内ドア交換のを行った施工実績になります。白でお洒落なドアの交換をいたしました。
室内ドア交換は78,000円でした!
まずは、施工写真をご覧下さい。
【ドア交換施工前の写真】
交換する前の写真です。見た目には何ともありません。ドアレバーハンドルは取って付けた様な状態で何度か動かすと外れて来ます。
【ドア交換施工後の写真】
シックでお洒落なフラッシュドアに取替えしました。
ドア本体の金額や取付費用、既存ドアの処分費用などが必要となります。あとあとお聞きすると保険で出る様な事も仰っていましたがどうなった事やら。当社としましては見積書と領収書をご提出させて頂きました。
抜き差し丁番が合わない
今回の工事で一番大変だった事は抜き差し丁番の調整加工です。通常の丁番と違って差し込み丁番はドア枠に取付けられた丁番とドア本体に取付けられた丁番が分離します。下の写真をご覧ください。
ドア本体に取付けられていた差し込み丁番です。差し込み側になります。ドア枠には差し込み出来る様に筒状の穴があいています。この丁番の最大のメリットはドアの脱着が非常に容易な事です。一般的な丁番であればドア枠側の丁番を取り外してドア本体に”ブラン”とぶら下げる様にドアを取り外し取付ける時にも丁番の穴と固定ネジの既存穴を合わせながら6~8本程度の固定ネジを取付けなくてはなりません。
一方、この差し込み丁番は固定ネジを外す必要がありません。ドアを持ち上げれば直ぐに外れます。差し込む時は筒状の穴に差し込まなければならないので少々コツが要りますがそう難しくはないでしょう。
そんな便利で施工に優しい差し込み丁番でトラブルです。
新しく取り寄せていた差し込み丁番の差し込むが側と受け側の動きも悪くサイズも合っていない状態です。諸々加工が必要となりここで1時間以上時間のロスが発生してしまいました。ま~工事にトラブルはつきものなので慣れてはいますが印象深い現場になりました。
丁番の取付けさえ上手くいけば後はドアノブを取付けし施工完了です。
まとめ
本日は店舗の室内建具ドアを交換した施工実績でした。工事日にはこちらのお店の店主の方とドアを壊した男性の方の奥様と言われる女性の方にお立合い頂きました。なにやら店主の方と奥様も親し気に会話をされているので家族ぐるみのお知り合いなのか。関係性がますますわからなくなりましたが、深く掘り下げる所でもないので動作確認等を店主の方に行って頂きOKを頂きました。加害者の奥様も何度も「忙しいのにありがとうございました!」とお礼を言って頂き恐縮しながら現場を後にしました。ご利用ありがとうございました。