窓ガラス交換を自分で行う事は出来るのか?ガラスの購入先や、取替え方法!

窓ガラスが割れたしまった時、ガラス板さえあれば自分で交換できるんじゃないかな~そう思われる方のいらっしゃるのではないでしょうか?ガラス屋さんに依頼するとガラス代金以外に、ガラス交換作業費やガラスの処分費、出張費も請求されるかもしれません。自分でガラスの取替が出来れば、費用としてかかるのは”ガラスの部材代のみ”DIYが得意で割れた窓ガラスの交換や、透明ガラスから型板ガラスに交換したいなどご検討されている方は、本記事を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?意外に簡単かもしれませんよ!

春日市のガラス屋。ガラスのドアードは、窓ガラス修理交換、ペアガラス交換、網入りガラス交換、すりガラス交換、透明ガラス交換、各種ガラスの取替対応しています。複層ガラスや、強化ガラスなど特殊ガラスの迅速に修理交換を行います。その他、鏡の設置もお気軽にお問合せ下さい。

自分で窓ガラスの交換を行う事はできるのか?

まず、自分で窓ガラスの交換を行う事はできるのか?についてです。

チェックポイントは、窓ガラスとサッシの際の部分で、ガラスを固定しているのが、ゴム(グレージングチャンネル、通称:グレチャン)なのか、コーキングなのかです。

グレチャンおさまり

グレチャンで施工されている窓ガラス

グレチャンで固定されているのであれば取替は比較的簡単でしょう。Uの字のゴム(グレチャン)にガラスを挟みこんでいる状態でサッシに取付けています。グレチャンは余程古いもので硬化していなければ再利用も可能です。簡単にサッシをばらす事が出来ますのでDIYに自信がある方なら問題無く取替できるのではないでしょうか。

コーキングおさまり

窓ガラスのコーキングおさまり

コーキングおさまりの場合は、窓ガラス交換の難易度がグッとアップします。コーキングの作業をした事がないのであれば基本的に自分で窓ガラスの交換を行う事をおすすめしません。コーキングの押さえでガラス交換をする場合は下記の作業工程を経る事になります。

1.窓両面のコーキングをカッターで切る

2.サッシをばらす

3.ガラスやバックアップ材、コーキングの残りを綺麗に取り除く

4.ガラスをサッシに建て込んでサッシを組み立てる

5.バックアップ材をサッシとガラスに噛ませガラスを仮固定する

6.マスキングテープで養生する

7.コーキングをサッシに充填する

8.へらでコーキングを切る

9.マスキングテープを外して完成

取り敢えず、ガラスが入れば仕上がりは気にしないと仰る方はチャレンジ出来なくもないですが、コーキングの扱いは意外に難しいですのでご注意下さい。

グレチャンとコーキングの見分け方

それでは、コーキングとグレチャンの見分け方はあるのでしょうか?グレチャンだったらチャレンジしてみた、コーキングだったらやめておこうかな、とお考えの方に、見分けるポイントをお教えしますね。

上部の写真は割れたガラスとグレチャンの写真ですが、グレチャンでおさまっている時はグレチャン部分はプクッと膨れている事も少なくありません。サッシよりももっこりはみ出ている場合はほぼ間違いなくグレチャンです。逆にサッシの面と同位置または少し窪んでいる感じであればコーキングの可能性が高くなります。また、カッターを挿し込んでみて”スッ”と入れば、これまたコーキングの可能性が高いですね。

ちなにみ、マンションの網入りガラス等はコーキング施工されている事が多いです。戸建て住宅のサッシは殆どがグレチャン施工となっています。

ガラスは何処で購入する?

グレチャンのおさまりなので、ガラス交換が出来そうだと思った方が次の検討しなければならないのが、板ガラスの購入先です。ガラスの部材はホームセンターで販売されている事はほとんどないので、ネットや近くのガラス店が購入先となります。

ネットでガラスを購入する

ネットでガラス販売を行っているECサイトはいくつかあります。

オーダーガラス板.com

株式会社コダマガラス

コーワガラス

見積り無料で必要な板ガラスを購入する事が出来ます。

近くのガラス屋で購入する

ネットで購入するのはイマイチ心配とお考えの方は、お近くのガラス屋さんに材料(板ガラス)だけ販売してもらえるか聞いてみましょう。ネット通販と地元のガラス屋さんだと、ガラス屋さんから直購入する方が安く納まる可能性が高いですね。下記の様なサイトで近くのガラス屋さんが検索できます。

e-業者

iタウンページ

窓ガラスを交換する時のポイント

それでは最後に窓ガラスを交換するポイントをお伝えします。

必要なガラス原寸の測り方

板ガラスを購入する時に、必要なガラスの大きさを知る必要があります。横のサイズ縦のサイズガラスの厚みガラスの種類です。

ガラスの横幅と高さはサッシからサッシまでを測ります。サッシの内々(うちうち)と言うような言い方をしますが、のみこみなど考慮せずに、まずはサッシの内々を測り、プラス12mmをすれば発注寸法(原寸)となります。

具体的に説明します。

例えばサッシからサッシまでの長さが810mmだったとします。その810mm+12mmなので822mmが必要なサイズとなります。

要は、サッシの四方に6mmづつガラスが入り込んでいるという事です。左6mm右6mmで6+6=12mm。上6mm下6mmで、これも6+6=12mm。

横幅と、高さの内寸を測って、それぞれ12mmを足すと必要なガラスのサイズがわかるという事です。

ガラスの取替方法

ガラスの取替ポイントを画像で説明します!

窓ガラスの取替方法を説明します。FIX窓(動かない窓)はまた特殊な取替方法となりますので別記事で説明したいと思います。

サッシ枠を窓枠から取り外して、画像の様に作業台に置きます。基本的にL字でサッシを分解してガラスを取替えるとスムーズな作業が出来ます。画像のオレンジで四角に囲った部分にネジが1~2本ありますので、そのネジを取り外しLの字でサッシを分解します。コーキングおさまりの場合は事前にコーキングをカットしておかないとサッシを分解する事ができませんのでご注意下さい。

サッシをL字に分解したら予め用意していた新しいガラスにグレチャンを巻き、サッシを元の様に組み立てれば作業完成です。

コーキングの場合はグレチャンが無いのでガラスを枠に収めて、前述した様に、コーキングを充填する為の工程を踏みましょう。

まとめ

本日は窓ガラスを自分で交換する為の情報をお届けしました。ガラス交換を行う上で、その難易度はグレチャンorコーキングで確認する点、材料となるガラスの購入先、必要なガラスの採寸方法と具体的なガラス交換の方法についてです。ガラスの交換が必要な時はお役立て下さい!

Posted by doorrd