スチールドア(鉄扉)のカバー工事を行いました。スチールドアを取替えるタイミングはいつ?!

スチールドア(鉄扉)交換をして欲しいと言うご相談がありました。スチールドアはサイズなどによりオーダーで製作し施工を行います。製作会社様の協力を得て施工まで無事完了しました。ご依頼を頂いたのは高架下にある倉庫のドアです。交換希望をされているドアは2箇所あり建築から20~30年は経過しているようです。当初お見積り依頼を頂いたのが2021年9月24日でした。流れとしましては下記の様な感じで進んで行きました。

1.現地調査

2.お見積書提出

3.承諾

4.製作会社と再度詳細な現地調査

5。契約

6.スチールドア作製

7.工事日調整

8.工事

工事が完了し引き渡しが2021年12月24日でした。ご相談から引き渡しまで3ヶ月。当社としてはかなり永いスパンの工事が無事終わりましたので記録という意味も含め記事にしています。施工画像やスチールドアの取替時期などについても掲載していますので、ご興味のある方は是非ご一読下さい。

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スチールドア(鉄扉ドア)交換はカバー工事で行いました!

【施工前】

少々年季の入ったスチールドアです。ドアノブ部分や開閉に難ありという事で現地調査を行いました。「ドアの動きが悪いので見てもらえませんか?」と言うご相談からドア本体の交換になる事は良くありますが、今回はドアの交換を行う前提でご訪問しました。ただスチールドアの交換は設計も関わってきますのでまずは寸法出しをして見積り金額をご提示した上でご検討して頂く事になりました。お客様としてもスチールドアの交換がどれくらいかかるかも分からないのでまずは金額が知りたいご様子です。

【施工中】

お見積金額でご了承を頂きましたので、具体的に製品の製作を行って行きます。協力会社様にスチールドアの設計等ご協力頂きながら進めて行きます。その為に再度細かね現調にお伺いさせて頂きました。こちらの倉庫は市の管轄らしく今回ご依頼頂いた会社様は市から委託を受けて工事を発注されている様でした。

スチールドアの製作日程も決まり実際に工事可能日などが出て参りました。関係者が年内に収める事を希望していました。当社も然り、その段取りで逆算すると2021年12月24日がベストな日程となり施工日が決定しました。カバー工事ですのでドア本体を取り外しミリ単位で製作した下枠をはめ込んで行きます。下枠をしっかり固定してドア本体を設置します。

次の写真は新しいスチールドア本体です。表面に傷がつかない様に全体を養生用ビニールで包んで現地まで搬入されました。

【施工後】

丁番を取付け、ドアノブ等の金物を取付ければスチールドアの建付け完了です。最終的にドア枠回りにシリコン充填を行い完成しました。

スチールドアの取替えるタイミング

スチールドアを交換する事はそうそう多くはありません。公共施設などは安全性や経過年数を考え然るべきタイミングで取替をしますが、民間企業やビルやマンションの個人オーナーは極力”修理”で終わらせたいと考えられる方が大半です。理由は明確にコストです。今回のスチールドア交換2箇所の工事代金は約100万円(商品代、運搬費、設計費、消費税など全て含む)金額だけを考えればかなり高額になります。私個人的な考えでも修理で問題が解決するのであれば修理で終えたいと考えます。

一方で、今後また数十年使用するのであれば時期を見てドア全てを取り替えた方がメンテナンスコストを抑える事が出来る場合もあります。具体的な話し、現在すでに30年程度経過しており、今後も継続して20~30年以上建物を使用するのであればスチールドアの取替えるメリットは十分にあります。次の様な症状が発生した場合ご検討されると良いでしょう。

ドア枠とドア本体が当たる様になった時

ドア枠とドア本体が当たってしまいドアの開閉が困難になる事があります。原因の多くは丁番の不具合または、スチールの膨張によるものです。丁番を取替えたりスチールを研磨する事で一時的に開閉をスムーズにする事は出来ると思いますが、今後先々使用するのであれば取替も検討される時期かと思います。根本的に解決できない事も多く再発の可能性があるからです。

塗装が剥げてスチールに穴があいている場合

中にはスチール製のドア本体やドア枠に穴があいている現場もあります。当社ではパテ補修などで修復する作業も行っておりますが、やはりどちらかと言うと取替時期に差し掛かっていると考えられます。

まだスチールドアの取替タイミングではない故障

各部品の不具合

ドアノブやドアクローザなどドア本体と関係性の低い部品の不具合についてはその部分だけを取替えれば大丈夫です。特にドア本体を取替える必要はないと思います。

まとめ

本日はスチールドアの取替現場の写真とスチールドアの取替タイミングについて記事にまとめました。スチールドアを永く使用する方法の1つとして塗装の上塗りを定期的に行う事が良いと思います。美観も綺麗に保てますので特にマンションやビルにはお勧めですよ。

Posted by doorrd