賃貸住宅の網戸が壊れている(壊れた)!もともと取付けられていない!(破れた)どうすればいい?

窓を開けての換気の時に虫の侵入を防ぐ網戸は持ち家、賃貸 関係なくなくてはならない設備の1つだと個人的には思いますが、人により「網戸なんていらないでしょう!エアコンつけて換気もしないし」とお考えの方もいるかもしれません。

そんな中、賃貸住宅の網戸が壊れていたり、もともと取付けられていなかった場合、または壊れてしまった、破れてしまった場合、だれが修理するのか?費用負担は誰が負うのか?

疑問に思われる方もいらっしゃると思います。本日はそんな賃貸住宅の網戸の困った!を網羅的に解決して行きたいと思います。

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賃貸住宅の網戸が壊れている場合の対処方法。

新しいアパートやマンション等の賃貸住宅に入居した際に、内見では気に留める事の少ない網戸。

内見では設備や間取り、入居した時の家具の配置などを主に考えますので”網戸の状態”まで気にされる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。いざ入居をしてみて「あれ?網戸の動きが悪いぞ」「あれ?網戸が直ぐに外れるぞ」この様に気づく事もあります。

仮に網戸が壊れているのに気づいた場合、3つの選択から行動する事となります。

1.放っておく

2.自分で修理をする

3.管理会社またはオーナーに相談する。

感の良い方ならピンとくるかもしれませんが、この中で貴方がとらなければならない行動は「3.管理会社またはオーナーに相談する」です。

自分が壊したのではないので、「1.放っておく」でも良いのでは?と思うかもしれませんが、知っていて放置する事は、善管注意義務違反を指摘される可能性があります。

善管注意義務違反とは賃貸借契約において、借主が善良な管理者として注意を払って使用し、保管・管理をする義務の事です。網戸がもともと壊れていた事は入居者には関係ないと言う主張の一方、もともと壊れていたと言う報告を怠れば、故意過失で壊した可能性も指摘されるかもしれません。

この様に放っておく事でデメリットが発生する可能性がある以上、早めに相談をするに越した事はありません。

賃貸住宅の網戸が設置されていない場合の対処方法

賃貸住宅にもともと網戸が設置されていなかった場合はどうしましょう?冬の時期に賃貸契約をスタートし春になって窓を開けた時、網戸が設置されていない事に初めて気づく事もあるかと思います。

網戸を設置する場合、入居者負担になる可能性が高いです。そもそも網戸が無いという前提で賃貸借契約が締結されているからです。かといって自分で勝手に網戸を設置してはいけません。あくまでも管理会社またはオーナーの許可を得た上で網戸を設置しましょう。

相談が上手くいけば賃貸人であるオーナーが厚意で設置してくれるかもしれません。

賃貸住宅の網戸が破れてしまった場合の対処方法

しばらく生活をしていると、網戸の網が破れる事もあります。

入居者の故意で網戸の網を破ってしまった場合

入居者の故意・過失による網の破れは入居者が負担する事となります。ただしこの場合も一度管理会社またはオーナーに相談した上で網の張替えや補修を行う様にしましょう。最近では簡易的に修理をする網の破れ補修セットも販売されていますので、その様な補修でも良いのか、全ての網を張り替えなければならないのかも含めて話し合う必要があります。

経年劣化による網の破れ

一方で経年劣化で網戸の網が破れてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

これは賃貸借契約の内容にもよって変わってきます。

そもそも網戸の網の破れは消耗品として捉えられる事が一般的です。電球や水道のパッキンの様な位置づけなので使用している入居者の負担で修理する必要があります。

ただし賃貸借契約の中で網戸の張り替えは賃貸人(オーナー)負担と明記されている場合は勿論オーナーが修理に修理を依頼する事が出来ます。

網戸のトラブルは管理会社もしくはオーナーに相談する事

網戸が壊れている場合や、設置されていない場合、または網戸が破れてしまった場合などを総括すると

網戸のトラブルが発生した時は迷わず管理会社、管理会社がいなければ賃貸人(オーナー)に連絡をし相談・交渉を行う。

と言うのが結論となります。

まずは、放置しない事、自分の判断で勝手に行動しない事。

賃貸のお住いの方はこの2点が特に重要です。

管理会社やオーナーと良好な関係を気づいていれば少額な修理などは負担してくれる可能性も高いです。

まとめ

本日は賃貸住宅限定で網戸のトラブルにどの様に対応するべきか説明しました。網戸は存在は薄いですがいざ無いとそれなりに困る設備です。壊れやすい、破れやすいと言う事で、国土交通省が定める原状回復のガイドラインでは賃貸人であるオーナー負担での網戸修理が推奨されていますが、明確な法律ではないので、そこは賃貸借契約が優先されてしまいます。

今から賃貸に入居をしようか検討されている方は事前に網戸の具合や万が一の修理に関して契約前にしっかりとした取り決めをする事が一番大切です。また、既に賃貸中の方は後々のトラブルを防ぐためにも契約書を見直して認識しておく事も大切ではないでしょうか。

Posted by doorrd