ドアクローザー付近の異音(バキッ・ギー・カチカチ)の原因と改善方法

ドアクローザーは玄関ドアや勝手口ドアに設置されている部品でドアのスピード調整やドアを開いた時にストップさせる役割があります。このドアクローザー付近からバキッギーカチカチと言うような異音が発せられる事があり、耳障りの悪いこれらの音は大変不快で、「故障かしら?」と不安を感じさせる症状です。本日は、ドアクローザー付近から発生しているバキッギーカチカチの原因を理解しその改善が見込める処置について解説していきたいと思います。

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異音の原因は主に3つ

ドアクローザー付近から発生する異音の原因は主に3つあります。複合的に発生している可能性もありますので慎重にチェックする事が必要です。

ドアクローザ本体の取付けネジの緩み

ドアクローザー本体を固定する為のネジが緩んでしまい異音が発生する事があります。「ネジが緩んだだけで異音が発生するのか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるので掘り下げてご説明しますね。

少しネジが緩んだぐらいでは勿論異音は発生しませんが、ドアクローザー本体が動く程度の緩みになってくると話は変わってきます。ドアクローザー本体が取付けられているドア本体とアームを介しドア枠に取り付けられているブラケットはドアの重量により負荷を大きく受けます。そのため、ドアクローザー本体が動くとバキッと音を立てる事があるのです。

ブラケット部分からの異音

ブラケットと言う部分の周辺から異音が発生する事があります。赤い四角で囲ったあたりがもっとも可能性が高い部分です。ブラケット取付部分の緩みは前述しました様にドアクローザー本体のネジの緩みと同じように負荷がかかる部分なのでバキッギーと言う音をさせます。ブラケットとアームの取付け部分は、カチカチと言うような音をさせる事が多いです。

アーム部分の劣化・不具合

最後はアーム部分の劣化や不具合によって起こる異音です。ネジなどの緩みも勿論ですが、古くなった為に接続部分から異音がしたり動きが悪くなったりする症状が発生します。ネジを締めれば解決する事もありますが、経年劣化の場合は修理が難しく交換が必要な事もあります。

ドア丁番部分からの異音

ドアクローザー周辺で異音がするといえば、丁番の劣化も考えられます。丁番が劣化すると、ドア本体とドア枠をしっかり留めておくことが出来なくなり、隙間などあくと軋む様な異音を発生させます。

異音の修理方法

ネジが緩む事により発生している異音は増し締めすれば症状は治まります。ただ、経年劣化の状態であればまた直ぐに緩み元の状態に戻る事も。そうなるとやはりドアクローザーの交換を行う以外方法はありません。

また、緩み以外で該当部分から異音がしている場合は、グリスシリコンスプレーなどの潤滑剤を異音がしている部分に施す事で症状が治まる事があります。増し締めでもダメな場合は一度試してみると良いです。

異音修理を業者にお願いすると直してくれる?

異音がしている場所の特定から修理を自分で行おうとすると結構大変そうなので、業者に修理をお願いしようと考えられる方もいらっしゃると思います。業者は異音の修理をしてくれるのでしょうか?

もちろん対応してくれると思います。

ただ、異音の修理はドアクローザーの使用年数がかなり経過したご住宅で起こるのでドアクローザー本体交換を勧められる可能性は高いと思われます。修理だけおこなってもまた悪くなる可能性が高いからです。

まとめ

本日はドアクローザの異音について記事にしました。バキッと大きな音がしたり、ギーと気味の悪い音などその発生の可能性が高い部分の紹介と、改善策を解説しています。「最近玄関ドアの開け閉めの時に気になる音がするな~」とお感じの方は本記事を参考の上、点検して見られては如何でしょうか?ドライバー1つで症状が改善する事もありますよ。

Posted by doorrd