窓リフォームを検討中の方へ!窓の値段はガラスの構成とサッシの種類で決まります。

窓のリフォームを検討されている方は、いったいどんな窓がどれくらいの値段になるだろう?色々調べてみても良くわからないと言う方向けの記事となります。窓の値段を決める一番の要素はガラスの構成とサッシの種類です。

それでは分かりやすく解説していきますね。

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サッシの種類とは?

そもそもサッシメーカーは新築建築の時が一番大量にサッシが売れるので新築住宅に注力してきました。ただ、今後の市場の動きといして少子高齢化等の要因もあり新築物件の建築件数は減少すると予測されており2019年が88万戸だった建築件数は2021年には74万戸、その後も右肩下がりの推移となる見通しです。そんな中、リフォーム需要は底堅く”リノベーション”という言葉が一般的に認知されてきた様に、機能性の向上するリフォームを求める方が増えて来ました。サッシに関しても従来型のアルミサッシ以外に、樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシなど、より断熱性能の高いサッシの開発が進んでおり、この素材(種類)をどれにするかによってサッシの値段が変わってきます。

通常のアルミサッシが5万円とした場合アルミ樹脂複合サッシは75,000円(アルミサッシの1.5倍)、樹脂サッシは10万円(アルミサッシの2倍)が目安となります。(サッシの材料代のみの価格です)

取付費用や諸経費は殆ど変わらないと思いますのでサッシの種類だけでも約2倍の値段の差が出るという事です。

ちなにみ、窓のリフォームを検討しようと考えられている方は長期的にその住宅を利用する予定だと思われますが、一度窓のリフォーム工事を行えば30~50年は問題なく使用できます。見方によっては断熱性能が向上し冷暖房の電気代も節約できますので、初期費用は高くなりますが長期的視点で考えれば樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシも十分に検討の余地ありですね。

ガラスの種類とは?

窓はここ数年、断熱性能の向上を重点的に研究改良をされてきました。住宅の中で窓の占める面積範囲は大きく、外気温の影響はもろに窓の性能によって宅内の気温に影響を及ぼします。窓ガラスは最たるものでサッシは勿論、窓ガラスの機能性を高めれば高断熱な住宅として過ごしやすい住宅となります。従来は単板ガラスと言われる1枚のガラス板で室内と屋外を仕切っていましたが、最近の新築ではペアガラス(PG)仕様の窓が一般的になってきました。また窓のリフォームとして単板ガラスをペアガラスに交換される方や、窓の内側に内窓を設置して住宅の断熱性能や防音効果を高める工事も人気が出ております。

ガラスには単板ガラス、ペアガラス、Low-e(ローイー)ガラスがあります。(ペアガラスやLow-eガラスの詳しい解説は以前の記事「画像あり|ペアガラスと複層ガラスの違いは何?Low-e(ローイーガラス)の見分け方。」でご確認下さい」

例えば、単板ガラスが5,000円とするとペアガラスは7,500円(単板ガラスの1.5倍)、Low-eガラスは1万円(単板ガラスの2倍)が目安となります。

(ガラスの材料代のみの価格です)

通常はサッシの種類を選ぶ時にガラスの種類も選ぶ事になります。その際に、単板ガラスにするか、ペアガラスまたはLow-eガラスのいづれかの種類で業者に見積りを出して貰う事で窓の材料代が算出されます。

窓の値段(窓リフォーム価格)

窓の値段は工事費も考えておく必があります。ご自身でDIY工事を行うとおっしゃる方のいらっしゃると思いますが、窓リフォームは現調も含めて専門性が高い工事です。ここでは業者に依頼した場合、材料代以外の費用について考えていきたいと思います。

養生代、窓交換工事代、運搬諸経費、設計費、廃材処分費、この様な費用が見積書の項目に乗る事があります。

それぞれ個別の詳細金額については業者に見積りをして頂く必要がありますが、イメージとしては、

掃き出し窓で13万円~18万円程度

中窓で10万円~13万円程度

小窓で5万円~8万円程度

が目安です。あとは前述した様に、サッシの種類、ガラスの種類で多少は前後する事となります。

まとめ

本日は「窓の値段」「窓リフォーム」をテーマに材料の種類による価格差などを記載しました。参考にして頂ければ幸いです。

Posted by doorrd