後付け窓シャッターを2階の窓に取付しました。ボックス下げ納まりの窓シャッターです!
本日は防災の為に窓にシャッターを設置して欲しいと言うお客様宅での窓シャッター工事の施工実績となります。全部で4窓の窓にシャッターを取付けましたが、その内2ヶ所は足場のなし場所での工事でした。1ヶ所は1階なので全く問題なく、もう1ヶ所は2階でしたがバルコニーがありましたのでコチラも特に問題なく設置できました。
本日は足場のない場所での窓シャッター取付を中心に施工実績を紹介して行きたいと思います。
2階の窓シャッター工事は足場を組むか、高所作業車で行う
バルコニーがある場所では問題なく取付ができる窓シャッターの工事ですが足場もない場所では、別途足場を組むか、今回の作業の様に高所作業車を手配して工事を行う事になります。
お客様目線で考えると「どちらが安くできるのか?」という発想になりますが、やはり状況によってコスト面では現場現場で見積りをだして精査する必要があります。現場によっては足場が組めない場所もあれば、高所作業車でも車両が侵入できない場所や電線などでアームが延ばせない現場もあります。
足場は事前に組んでおく事も出来るので天候にはそれ程左右されにくいですが、高所作業車は雨天で操作する事が出来ないので予期せぬ天候の変化で工事をストップしなければならないリスクもあります。
今回の工事も予報では曇りでしたが、工事スタート前に小雨がパラつき「やばいな~」と言う状況になりました。その後工事開始時間には天候も持ち直しどうにか最後まで工事を終える事が出来ました。
窓シャッターのボックス下げ納まり仕様
窓シャッターには取付出来る条件があります。上下左右メーカーが定めたスペースの確保が必要なのですが、例えば上部の取付けスペースが確保出来ない場合、ボックス下げ納まり仕様のシャッターを使用する事によって取付が可能になります。取付方法は通常の窓シャッターの枠を外壁に取り付ける前にベース材と言う下地枠を外壁に取付、そのベース材にシャッター枠を取付ける作業となります。一手間分作業が増えますが今まで困難とされていた窓にもシャッターの取付が可能になり施主様からは大変お喜び頂ける商品となっています。ただデメリットも1つありシャッターのボックス部分が窓にかかるので少し窓が小さくなった感じはします。窓の開口の確保を優先するか、防災を優先するか判断が分かれる所ですね。
高所作業を使用した後付け窓シャッター工事の施工事例
ますは、窓シャッターの枠やベース材を組み立てて行きます。
業者によっては組み立てられた枠を現地まで運ぶ事もありますが、運搬中の傷や破損を考慮して今回は現地で組み立てを行いました。
高所作業車を手配する時にオペレーターの人員も手配する事ができます。プロの方に操作して頂き上下左右に移動して2階のベース材を取付けして行きます。
ボックス下げ納まりの為のベース材を取付けました。このベース材に今度は窓シャッターの枠を取付けて行きます。ベース材の厚みは40-50mm程あるので、その分外側にふかしている納まりとなります。
後付けボックス下げ納まり窓シャッターの取付が完了しました!
これで少々の台風は安心ですね!暴風から窓を守ってくれます。
その他の場所の窓シャッターの画像
せっかくなので、他の部分の写真も掲載いたしますね。
1階の後付け窓シャッターの施工写真です。こちらもボックス下げ納まり仕様でしたので先にベース材を取付し施工しました。
【施工前】
【施工後】
別の2階窓の写真です。こちらも高所作業車を使って施工しております。
【施工前】
【施工後】
2階の窓にシャッターを取付ける際のコストカット方法
2階の窓にシャッターを取付けるには、前述した様に、足場か高所作業車が必要となって来ます。私共の様なサッシ業者は足場や高所作業車について実際に業者に支払う必要なコストなのでその分施主様に見積りとして上乗せをしますが、サッシ業者の中にはかなり高めに足場コストを上乗せする所もあります。足場屋さんなどにあまり繋がりがないサッシ業者が行う事が多い様ですが、施主様で足場業者を見つける事でコストカットを行う事が可能です。手配や段取りは少々手間ですが、不要な料金の上乗せを防げますのでそれなりのコストカットが可能です。
足場屋さんの手配など面倒な場合はサッシ業者に相見積もりをお願いしてそれぞれの明細を比較し値引き交渉を行うのも有効な方法です。2階の窓シャッター工事費用は高額になりがちなので値引き交渉も意外と受け入れてくれると思います。
まとめ
本日は2階の後付け窓シャッター工事について施工事例など掲載いたしました。何かの参考になれば幸いです。本文で書きそびれましたが、窓シャッター工事は簡単な様で意外と繊細な工事です。価格面ばかりに注目して肝心の施工がお粗末と言う事が無いように業者選びにも注意して下さいね!