画像あり|ペアガラスと複層ガラスの違いは何?Low-e(ローイーガラス)の見分け方。

ペアガラスや複層ガラス、さらにLow-e(ローイーガラス)について調べている方向けの記事です。そもそも複層ガラスとペアガラスは何が違いのか?ペアガラスを調べているとLow-eガラスっていうワードが出てきたけれど違いや性能がイマイチわからない方。この記事で解決できますのでご安心下さい。画像付きでご説明します。

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ペアガラスと複層ガラスの違い

ぺガラスの写真です。

ペアガラスとLow-eガラス違いは何?

答えは「同じ物」です。ペアガラスと複層ガラスは同じ意味で使われている言葉です。ただ厳密に少々言葉足らずと言えますので詳しくご説明しますね。そもそも複層ガラスの種類の中にペアガラスが含まれ「同義語」として使われますが、複層ガラスには「トリプルガラス」と言われる3枚構造の複層ガラスもあります。

ペアガラスは2枚構造のガラスで、トリプルガラスは3枚構造のガラスでという事です。従ってペアガラス=複層ガラスですが、トリプルガラス=複層ガラスでもあります。トリプルガラスは一般的にあまり普及が進んでいないので複層ガラス=ペアガラスと言うイメージが強いです。

Low-e(ローイーガラス)って何?

次にLow-eガラスについてご説明します。構造はペアガラスと同様にガラス2枚の複層構造です。ただし、複層構造の内部ガラス面に特殊な金属膜がコーティングされており通常のペアガラスよりも紫外線による放射を軽減させる事の出来るガラスです。

Low-eガラスを設置する事により、強い西日に対する遮熱効果が期待できます。また冬場寒いお部屋の断熱にも効果があり、夏冬の冷暖房の効きもかなり違ってくると思われます。遮熱を優先する場合は、金属膜が外側のガラスの内面にコーティングされます。断熱を重視するのであれば内側ガラスの内面にコーティングされます。

ガラスの性能に順位をつけるとすれば、1位がLow-eガラス、2位がペアガラス、3位が単板ガラスとなります。もちろん価格も順位が高いほど高額です。

Low-eガラスって何?の答えは

ペアガラスに金属膜がコーティングされた高機能ガラス。という答えになります。その効果は前述した通りです。

画像あり。Low-eガラス(ローイーガラス)の見分け方

通常ペアガラスとLow-eガラスを写真で比較しています。

先日、実際にお客様のお宅に設置した写真です。左側が通常のペアガラスです。左側のガラスにヒビが入ってしまったと言う事で、取替のご依頼がありました。お客様に「現在使用されているガラスはLow-eガラスですが同じLow-eガラスにされますか?それとも通常のペアガラスにされますか?」とお尋ねした所、こちらの部屋は特に西日も当たらないので価格が安い通常のペアガラスで大丈夫です。」との事でした。従いまして左側の写真が通常ペアガラス、右側の既存の窓のガラスがLow-eガラスです。この右側のガラスを良くご覧ください。汚れているのか、曇っているのかちょっと変な柄になっています。これは恐らくLow-eにコーティングされている金属膜が剥がれているものと推測されます。右側の窓ガラス(青で囲っている部分)の右側が金属膜が剥がれている状態で、左側が正常なLow-eガラスの状態です。

通常ペアガラスと比較するとちょっと反射している様に見えませんか?これがLow-eガラスの大きな特徴です。通常のガラスよりも鏡の様に反射して見えます。その事により室内が見えにくいガラスとも言えます。

さらにズームで比較してみましょう。

比較写真を拡大しより分かりやすく表示しています。

通常ペアガラスの方はガラスで反射しているとは言え電気の明かりやカーテンが見えますが右側のLow-eガラスの方は殆ど中の様子が見えません。Low-eガラスは色を選ぶ事が出来ます。メーカーにもよりますが、「ブルー」「ブロンズ」「クリア」「グリーン」などがあり「遮熱」を重視するのか、「断熱」を重視するのかにもより選択できる色味は異なります。

まとめ

本日はペアガラスや複層ガラスを調べている方、Low-eガラスについて詳しく知りたい方に画像付きでご説明いたしました。遮熱・断熱・結露防止など様々なメリットがあるペアガラス及びLow-eガラスですがやはり価格は一般のガラス(単板ガラス)に比べ高額です。最近ではサッシは既存のものを利用してガラスだけペアガラスに変更できるリフォーム商品もございます。ペアガラスやLow-eガラスは導入時費用がかかりますが冷暖房費用の軽減など経済的なメリットもありますので比較検討する事をおすすめします。

Posted by doorrd