ガラステーブルは割れやすい?!テーブルガラス交換費用と適切な厚みやガラスの種類を解説。
お洒落な方が好むのでしょうか、テーブルにガラスが置かれている物やテーブルの天板自体がガラスのものなどデザイン性を重視されたテーブルにガラスが使用されている事があります。見た目も綺麗で使ってみたいと思われる方も多い一方、ガラスが割れそうで怖い!テーブルに物を置く時に気を遣うのが嫌!この様にお考えの方もいらっしゃいます。
今回は万が一テーブルガラスが割れてしまった時の交換費用や新規にテーブルにガラスを設置する時の費用を予め知っておきたいと言う方に向けた記事です。またガラスの厚みや種類についても解説していますので参考にされて下さいね。
テーブルガラス交換費用
一口にテーブルガラスと言っても多くの種類がありますので一般的な透明ガラスについて概算の交換費用を掲載します。
テーブルガラスは5~8mm程度の透明板ガラスが使用されている事が多いです。四方にR加工が施されているか、いないかで、費用が大きく変わって来ます。テーブルカラス交換の内訳は下記の通りです。
・ガラス代(厚みにより異なる)
・小口磨き(ガラスで手が切れない様にガラスの角を取る加工/糸面取りと言う加工方法もある)
・四方R加工(テーブルガラスの四方に丸みを持たせた加工を行う)
・運搬諸経費
・既存ガラスの処分費
この様な内訳になる事が多いです。既存ガラスと新しく持ってきたガラスの交換費用を請求する業者もいれば、諸経費に入れ込んでいる業者もいます。具体的に数字を入れて行きますね。
ガラス代金
ガラス代金の目安 | 寸法(横×縦) | |||
ガラスの厚み | 600×900 | 900×1200 | 900×1800 | 900×2200 |
5mm | 6,000 | 8,000 | 10,000 | 11,000 |
6mm | 7,500 | 9,500 | 11,500 | 13,000 |
8mm | 10,500 | 12,500 | 14,500 | 16,000 |
小口磨き・・・4,000円~8,000円
四方R加工・・・6,000円~10,000円
運搬諸経費・・・3,000円~12,000円
既存ガラスの処分費・・・0円~5,000円
※各項目を足し算して行った価格がテーブルガラスの価格になります。
テーブルガラスを安くガラス屋に作ってもらう方法
上記の価格はテーブルガラスをオーダーメイドで作製してもらう時に必要な費用です。意外と高いのでもっと安く出来ないのか?と思われる方もいらっしゃると思います。全てのガラス屋で対応してくれるかは不明ですが、一番安く済ませる方法は、通常の板ガラスを手が切れない様にサンダーで面取りだけしてもらいR加工も不要な状態で仕上げてもらう事です。そうすればガラス代とちょっとの手間代だけで終わるので半額程度コストカット出来る可能性があります。
テーブルガラスの適切な厚みと種類
テーブルガラスは5mm以上の厚みの物が使用されている事が多いです。それ以下のガラスは少しの衝撃で割れてしまうリスクがあります。分厚ければ分厚い程良いのか?と言われると「もちろん破損のリスクは少なくなります」とお答えできます。ただコスト面では厚みが増すごとに高くなってしまいますのでバランスが大切かと思います。
ガラスの種類についてですが、一般的に使用されているガラスは透明のフロートガラスです。単板と言われる板ガラスで、網入りガラスやペアガラスを使用する事はまずありません。お客様の中には”強化ガラス”が丈夫で良いのでは?とご相談を受ける事もありますが強化ガラスは”角”が弱点で、”角”の衝撃が加わるとガラス全体が粉々に割れてしまいます。また、点の衝撃にも弱く、想定できるガラス割れとして、先の尖ったハサミや工具などがテーブルガラスとして使っている強化ガラスに落ちると、粉々に割れてしまう恐れがあります。その点では8mmや10mmのガラスの方が小さな傷程度で済むかもしれません。
テーブルガラスは割れやすい?
「テーブルガラスは割れやすい?」と疑問を持っておられる方には、「使い方に気を付けないと割れやすい」と言うご回答になります。前述しました様にテーブルガラスは基本的に普通の窓ガラスと同じ単板ガラスが使用されている事が殆どです。テーブルで使用すると言う事はそのガラスの上に色々な物を置くという事になり、固い物や重い物がテーブルガラスの上に落ちてしまうと割れる可能性は高いです。テーブルにガラスが使用されていなければこの様なトラブルはありませんがテーブルガラスを使用される方は”割れる可能性”を考慮して使用を検討する事をお勧めします。
まとめ
本日はテーブルガラスについて目安となる価格やテーブルガラスの厚み種類について記事にしました。インテリアとして大変人気があるテーブルガラスです。あまり物を置かない場所で使用するのであれば是非とも検討してみたいアイテムですね。