宗像市で雨戸交換を行いました。残念ながら後付け窓シャッターは取付出来ない窓でした!
宗像市のお客様より台風通過後に雨戸が壊れたので修理をして欲しいとお相談がありました。1階部分の雨戸と2階の雨戸が強風に煽られて破損しています。幸いにも火災保険に加入されているので保険で修理が出来そうという事。「保険の担当には連絡したので、写真と見積り書を頂けますか?」とご相談がありました。当社では保険での修理も数多くご対応していますので「承知しました」と書類の準備をさせて頂きました。
保険請求と同時に修理方法等についてお話しさせて頂きました。お客様としては以前から現在お使いの横引きの雨戸タイプは重たくて交換したかった。出来れば自動の窓シャッターに交換してもらえないか?と言うご要望でした。ただ保険での修理の場合は原状回復が原則なので基本的に窓シャッターへの変更は難しいとお伝えし、さらに窓シャッターを取付けするにもお客様のお宅の窓には取付幅がなので窓シャッターの取付けは窓からリフォームしないと出来ない事をお伝えし「昔ながらの造りなので仕方ないわね」と現状と同等の雨戸に交換する方向でまとまりました。
雨戸交換にする?後付け窓シャッターに変更する?
雨戸の不具合で雨戸を交換される時に検討するのが、同じ様な雨戸にするか、後付けの窓シャッターにするかです。最近は雨戸より窓シャッターの方が人気があります。窓シャッターでは自動で開閉する商品もありご高齢の方には力が必要なく大変喜ばれる商品です。ただ、宗像市のお客様の様に既存の窓のタイプにより簡単に窓シャッターが取付け出来ない事があります。上の写真は実際の現場ですが、欄間付きの窓のため上部が窓サッシとなっており最低でも欄間部分をリフォームしないと窓シャッターを取付けする事ができません。(最近では取付スペースがあまり必要ないリフォームシャッターもありますが、それでも厳しいです)本格的な窓リフォームを行えば窓シャッターも取付可能ですが、雨戸から窓シャッターに交換する簡単な施工では少々厳しいケースですね。
戸板の高さが問題に・・・。三和シャッター工業製で対応しました。
こちらの戸板って結構大きい(背が高い)です。一般的な雨戸の戸板は欄間部分まで覆わない物が普及しており欄間部分まで全て覆う雨戸はLIXIL製では無いと言われました。そもそも、既存の雨戸も結構古いタイプだったのでどこのメーカーかも不明で、当社で取扱量の多いLIXIL製品を材料屋さんに調べてもらったのですが適合できる物が見つからないと言う回答でした。では別のメーカーは、、、、という事で”三和シャッター工業製品”で取替が可能という事になりました。
雨戸の交換工事
【1階雨戸施工前】
1階の雨戸の交換を行います。戸袋の鏡板がないので、レールを取替えて戸板を建て付ける工事になります。写真は既存の戸板を取り外した写真です。
【1階雨戸施工中】
戸板が走るレールを取付けて行きます。
【1階雨戸施工後】
1階部分の雨戸が綺麗に取付出来ました!
【2階雨戸施工前】
2階の雨戸も破損していましたのでこちらもレールと戸板の交換を行います。
【2階施工中】
既存の戸板レールを取り外している写真です。上下のレールを取り外します。
【2階施工後】
新しいレールと戸板を建て付けて工事完了しました。
工事時間は1階、2階合わせて4時間程度で完了です。既存の雨戸よりもかなり動きが良くなった様で、「これぐらいスムーズに動けば、シャッターじゃなくても動かせます。また今度お金が貯まったら窓全部リフォームしてもらおうかしら」とおっしゃってました。
まとめ
本日は宗像市で行った雨戸交換工事の内容を紹介しました。近年では大型の台風が近づく事が多くなってきています。防犯対策としても雨戸や後付けのリフォーム窓シャッターが密かに人気商品です。実際のご相談から現地調査→お見積書作成→発注→納品→施工の流れで進みますが概ね2~3週間の期間が必要です。気になってらっしゃる方は早めにご相談を頂くと台風前に工事が出来ると思いますよ。