スチールドアの動きが悪い!オートヒンジ丁番とは?機能や構造、交換実績を紹介。
鉄製のドアの事を鉄扉(てっぴ)やスチールドアと言いますが、一般のご住宅では珍しいので、ご存じの方も少ないかもしれませんね。施設やビルなどでは防火、延焼を防ぐ目的で設置されている事があります。昨日スチール製ドアの開閉不具合でご相談のあった現場が”オートヒンジ丁番”の故障でしたので、オートヒンジ丁番の交換を行いました。その時の施工実績や、オートヒンジ丁番の故障の症状、構造などについて紹介している記事となります。
スチールドアの動きが悪いのは”オートヒンジ丁番”の不具合だった。
まず前提に鉄の扉であるスチールドアは重いです。一人で抱えながら作業をする事はまず無理なので二人以上の作業人工が必要です。ドアやサッシ修理の工事店は何人の人工で作業を行うかによっても費用が変わってきます。今回ご依頼の現場は初動の現地調査は一人で行い、お見積り後の作業は二人作業で行いました。
現場は店舗の奥のドアでした。伺った時に「このドアなんですがとても動きが悪く閉まるのが遅いんですよ・・重たいしドアを閉めるのに結構ストレスがかかって、、どうにか修理出来ませんか?」とこの様なご相談を受けたのが始まりでした。「なるほど、なるほど、ちょっと見て見ますね」とドアの開閉を行ったのですが、確かに開閉が遅いです。油圧が掛かって重たい感じです。以前に一度交換した経験のあるオートヒンジと判明。前回、初めてオートヒンジの丁番を交換した時は、詳しい先輩に聞いて色々と勉強しました。今回は経験のある部品交換ですので自信を持ってお客様にオートヒンジの故障の症状や構造について説明させて頂きました。
オートヒンジ丁番、故障の症状
1.オートヒンジが故障すると、扉の閉まりが悪くなります。いつもなら手を放すとドアが閉まりだすのに自閉しない症状が出る様になります。
2.異音がし出すようになります。「今までこんな音してたっけ?」と感じたら故障のサインです。
3.扉の動きに違和感を覚える様になる。ガタガタ、グラグラした感じたら故障のサインです。
オートヒンジ丁番の構造
丁番なので、ドア本体とドア枠に取り付けられているオートヒンジですが、通常の丁番とは異なり、上下に取り付けられている丁番の役割が異なります。
スプリングヒンジは扉を閉めようとする働きをし、ダンパーヒンジはその閉まる扉のスピード調整を行う働きをします。
・スプリングヒンジ
自閉機能とストップ機能が内蔵されたヒンジで、扉が閉まるのに必要な機能を担っています。このスプリングヒンジが故障すると扉の閉まりが悪くなります。
・ダンバーヒンジ
扉が閉じる速度を調整する機能があります。スピード調整を目的としたヒンジです。
異なる2つのヒンジが機能する事によりオートヒンジはドアの開閉をスムーズに行います。
オートヒンジ丁番の交換施工実績
【施工前】
お客様曰く、建物は30年を経過しているそうです。恐らく当初から取付られているのではないか?とおっしゃっていました。写真で見た感じでもオートヒンジが歪んでいるのが確認出来ますね。
【オートヒンジの新旧比較】
写真の上が新しい物で、下が古いヒンジです。油漏れの痕跡もあります。
【施工中】
オートヒンジの交換には重たいスチールドアを取り外す必要がありますので二人以上の作業となります。
【施工後】
新しいオートヒンジ丁番と取替完了しました。ドアの開閉もスムーズになりお客様もご満足して頂けました。
まとめ
本日はオートヒンジ丁番と言う、一般の方にはあまり馴染みのない部品交換の施工実績やオートヒンジの機能・故障症状について説明しました。ドアの部品にこんな複雑な構造の物があるんですね~とお客様も不思議がっていらっしゃいました。そもそも重量のあるスチールドアをいかにスムーズに開閉出来るのか考えられて作られたヒンジです。ドアの開閉頻度にもよりますが、ドアクローザやフロアヒンジ同様に15年~20年で故障する事が多い様です。もしあなたの回りでオートヒンジが故障した場合は、結構大変な物が壊れたのだなとご理解下さいね。