スチールドアの補修作業を行いました。パテ埋め塗装で綺麗な仕上がり!福岡
福岡市でスチールドアの補修工事を行いました。
お付き合いのある業者様からのご依頼で築古ビルのスチール製ドア枠が腐食して穴があいている状態です。何度も同じような現場経験がございます。
そもそも何故スチールドアは腐食するのでしょうか?鉄はそもそも
極簡単に説明すると、まず経年と共に塗装部分が剥げてきます。スチール(鉄)の部分が酸素に触れる事になるので酸素による酸化現象が起こり、酸化鉄となります。
まずこれが錆びの状態です。さらに環境中の電気化学反応により腐食して行くと言うプロセスです。今回はそんな経年劣化で腐食し穴があいてしまったスチールドアの枠を補修しました。
器用な方はDIYでも補修可能かと思いますので参考にして下さいね。
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スチールドアの補修作業工程
腐食しているスチールドアです。
ドア枠の下部が左右とも腐食して穴があいている事が確認出来ます。そもそも鉄骨造のビルなのでドア枠は溶接しているのが一般的です。
なので腐食して穴があいてしまっても基本的に倒れてくる危険性は少ないです。とは言え丁番付近のスチール腐食であればドアの滑落も考えられるので
早めに補修作業を行うに越したことはありません。
作業工程としては、
1.ブラシなどで余分な塗料などを削ぎ落し、下地を綺麗にします。
2.専用パテで穴を埋めます。
3.パテの形を整え固まるまで待ちます。
4.塗装の為の養生をしっかり行います。(塗装屋さんに言わせれば塗装の仕事は養生8割といってる方もいらっしゃいました)
5.下塗り・中塗り・上塗りを行い乾けば完了です。
ブラシでスチールを綺麗にしパテ埋めを行います
塗料のカスやスチールの剥げかけたものは最初の段階で綺麗に落としておく事が大切です。パテを充填する部分よりも2回り程広めにブラシを掛けます。
サンドペーパーを併用すると良いでしょう。
パテを多めに充填しカッター等を使用し形を整えます。ある程度固まったらサンドペーパーで表面を整え塗装の為の養生を行います。
スチールドアの塗装
塗料はスチール用の塗料で下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りでしっかり塗装出来ます。最後は養生を取り外し作業完了です。
まとめ
本日は築古ビルのスチールドア、ドア枠補修について施工実績を紹介しました。古いビルやマンションでそのまま放置されているスチールの穴も結構見かけますが、やはり見た目も良くないですし管理が少々ずさんなイメージも持たれてしまいますね、ちょっとした補修作業で見た目が結構かわりますのでオーナー様、管理会社様でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。