室内ドアや引戸を修理するにはどうすれば良い?建具修理業者の選び方など解説します!
室内のドアやクローゼット扉、間仕切りの横引き引戸などを全般的に”建具”と言います。
ドアの建付けや交換修理に関しては基本的に建具屋さんや大工さんに依頼する事になると思います。賃貸住宅にお住いの方からは引っ越し前にドアや建具につけた傷を修理してくれないか?と問い合わせが多くなります。傷や小さな穴の修復はぺリア作業になりますので、これはこれで若干ジャンルが違いますね。
本日は日常何気なく使っている室内建具について、その修理方法や各種情報について記事にまとめました。
室内ドアや引戸が不調だな~修理が必要だな~とお思いの方は是非参考にされて下さいね。
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建具修理に適した業者の選び方
ドアや引戸の建具を修理する時はそのジャンルに適した業者さんに相談する必要があります。
何故か?
見当違いの業者に相談すると、知識不足・技術不足の為にしっかりした修理をしてくれなかったり、自社で出来ないと断ってくれれば良いものを、外注に下請けさせて、マージン収益を得ようとする業者もいます。この場合は下請け業者に直接依頼出来れば1万円の出費で済んだものが、最初に依頼した業者がピンハネするので1万5千円の請求をされる事態になります。
近年はインターネットの普及によりネットで集客するだけの会社が非常に多くなっています。
たいていの場合、集客業者がネット広告を出し、その広告を見た一般のお客様が集客業者に電話→集客業者は地元の修理業者を手配。この様な流れになります。
もちろん集客業者は修理業者がお客様から受け取った売上の一部を手数料として修理業者に請求します。したがって修理業者はその分も上乗せしお客様に修理代金を請求する事となります。
建具屋以外の室内ドア・引戸の修理業者
室内ドアや引戸、クローゼット扉などの修理は建具屋さんに相談する事を思い浮かぶと思います。
建具屋さんは電話帳やネットで探す事が出来ますが、前述した様に、集客業者も「地元の建具屋さんを紹介します」との触れ込みで広告を出しています。しかし実態は本当に建具屋さんなのか不明です。個人のDIYが得意な”おじさん”が業者として訪問してくるかもしれません。
しっかりと経験と営業実績のある建具屋さんを探すようにして下さい。
そして、建具屋さん以外にも室内ドアや引戸の修理を行う業者がいる事も忘れてはいけません。
室内ドアや引戸の修理に関係してくる業者は
・建具屋
・リペア業者
・金物(鍵屋)業者
です。
症状別の修理業者の選択方法
修復(リペア)業者と建具屋とは全く違います。さらに鍵屋も全く違いますね。ここでは、症状により依頼する業者の選択について解説して行きます。
例えばドアの修理を業者に依頼する時に、「傷・小さな穴・へこみ・割れ」この様な症状を修理修復するのは修復(リペア)業者の仕事になりますので、建具屋に相談しても対応出来ませんと言われます。
逆に、ドアや引戸の建付けが悪い、引戸の動きが悪いという事であれば建具屋が調整や交換をしてくれます。
さらに、金物系の丁番やドアノブドアクローザーに関しては鍵屋が対応する事になります。
もちろん、金物を建具屋が修理調整する事もあるかと思いますが、リペア業者が建付けや丁番の交換をする事は、殆どないです。
建具屋 | ・ドアの建付け調整 ・ドアの交換 ・引き戸の建付け調整 ・引き戸の交換 ・建具の修理全般 |
リペア業者 | ・ドアや引戸の傷補修 ・小さな穴や傷の補修(パテ埋め、塗装) |
金物(鍵屋) | ・丁番交換 ・ドアノブ交換 ・ドアクローザー交換 上記の調整等 |
建具修理の費用について
ドアや引戸の修理・補修・交換についてか下記の通りです。
もちろん業者によっても結構幅がありますので必ず事前の見積もりをとる様にしましょう。
ドアの建付け調整 | 8,000円~12,000円 |
ドアの交換 | 6万円~15万円 |
引き戸の建付け調整 | 8,000円~12,000円 |
引き戸の交換 | 40,000円~60,000円 |
建具の修理全般 | 8,000円~ |
ドアや引戸の傷補修 | 15,000円~30,000円 |
小さな穴や傷の補修(パテ埋め、塗装) | 20,000円~40,000円 |
丁番交換 | 12,000円~18,000円 |
ドアノブ交換 | 12,000円~20,000円 |
ドアクローザー交換 | 18,000円~25,000円 |
まとめ
本日は建具(ドアや引戸、クローゼット扉)などの修理業者の選び方を中心に解説しました。集客を行っている会社ではなく、自社でお仕事をされている業者を見つける事が安く、確実に修理が出来るポイントです。職人気質の方にはぶっきらぼうなイメージがありますが、腕が良い職人さんも多いので、バランス良いお付き合いをしましょう。