浴室折戸(中折れドア)のカバー工事費用について
浴室折戸(中折れドア)は水回り関連商品なので使用している場所がら湿気が多く痛みも早いと言われています。
浴室の折戸は中折れドアとも言われていますが同じ物です。本日は浴室折戸と統一して解説して行きますね。
浴室折戸の対応年数は15年~20年程度です。下のレールには特に戸車的な回転移動する事はなく、
極端に言えば引きずりながら折戸の開閉をしている状態です。
昔の折戸は吊戸状になっている商品もありこの場合は吊戸部分がローラーとして機能しているものもあります。
本日は浴室折戸(中折れドア)について解説していきますね。
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浴室折戸の修理事案
浴室の折戸の修理と言っても多岐にわたります。当社でお問合せが多い浴室折戸の修理・お問い合わせは
1.部品交換(取っ手、戸車に該当する部分、アクリル板)
2.折戸の動きが悪いので見て欲しい。
3.浴室折戸の交換をして欲しい。
この様になっています。
部品の交換に関しましては、取っ手が外れた・割れたと言うご相談や下枠についているガイド(戸車に該当する部品)が破損してしまったのでその部分だげ部品の取り寄せが出来ませんか?と言うご依頼。また、アクリル板が割れてしまったので交換して欲しい。と言うご相談が多いです。アクリル板は以前の物から変わっていませんので交換可能ですが、その他の部品交換はそもそも浴室折戸が廃盤になっていて入手困難なケースが6割以上にのぼります。
部品交換が可能なケースであれば
取っ手の交換10,000円前後
サッシ下部ガイドの交換12,000円前後
アクリル板の交換15,000円前後
※実際のお見積りには現調が必要です。参考価格としてご覧下さい。
折戸の動きが悪いので見て欲しいと言うご相談も概ね折戸下部レール部分が悪くなっているケースか折戸そのものが壊れている事もしばしばあります。
水回りと言う事でサッシが腐食していてドア枠から外れかかっている現場も何度もありました。やはり痛みが早く訪れるようです。
浴室折戸カバー工法
折戸の交換をして欲しいとおっしゃるお客様にお勧めなのは「カバー工事」です。既存の折戸を取り外し、サッシ枠だけの状態にします。
新しいサッシ枠と折戸のセットを持ってきて、既存のサッシ枠に新しいサッシ枠を取付けます。新しいサッシ枠と新し折戸はセットなので
新しいサッシ枠をキチンと取付する事が出来れば、折れ戸を建て込み完成です。
カバー工事の利点は、施工が早い。既存のサッシ枠は撤去しないので大掛かりな工事になりません。当社が行う場合は工具ではサンダーを一部使用しますが、ものの2~3分程度です。他は電動工具を使う事無く収める事が可能です。埃や騒音が発生する事が最小限であるのも浴室折戸カバー工事の利点です。
大掛かりな工事になりませんので、既存枠を撤去する場合と比べ費用も格段に安く済みます。
デメリットとしては、既存の枠の内側に新規の枠を取付しますので上下左右少し小さくなります。現場の状況によりますが、概ね3cm前後コンパクトになるイメージです。
浴室折戸カバー工事費用
浴室折戸の交換費用ですが
カバー工事:7~8万円
大掛かりな枠ごと取替工事:10万円~程度
枠から取替える場合は周りの部分(タイルや木・クロス)も剥がす事になり、場合によっては大工や左官の仕事も発生するためサッシ屋だけで完結出来ない可能性が高まります。他の業者に別途発注する事になればそれだけでコスト高になり費用が嵩むと言う事になります。
まとめ
本日は浴室折戸(中折れドア)について交換費用や発生する修理依頼を考えてみました。
家の中には廊下とお部屋のドアやトイレのドア、玄関・勝手口のドアなど多くのドアがありますが、一番取替のご依頼・ご相談が多いのは浴室折戸です。
中にはネットで安く折戸だけ交換してDIYで取付しようとされる方もいらっしゃいますが、注文する時のサイズの選定が案外難しいと断念され当社にご依頼頂く事もあります。返品が出来ないと思いますのでDIYで浴室折戸の交換をお考えの方はサイズの測り方にご注意下さいね。