サッシ面格子の取付実績。面格子の取付費用や面格子の防犯効果も検討。

防犯の事を考えて面格子の取付けを行って欲しいと言うご相談がありました。

コチラのお客様は実は2回ほど泥棒被害に会われたらしく、防犯カメラや防犯ガラスも導入されています、ご家族にはまだ赤ちゃんもいらしたので、やはり防犯が一番気になるのだと思われます。

面格子はリビング腰高窓とトイレ、洗面所の小窓に取付する事になりました。リビングなどには一部シャッター式雨戸がもともと設置されているので雨戸を閉めれば防犯上問題ないとお考えです。

【施工前のリビング腰高窓】

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面格子に防犯効果はあるのか?

結論から言いますと「防犯効果はある!」と言う事になります。その理由ですが、泥棒の侵入経路として一番多いのは「窓」です。これは公然の事実ですし、実際に「警視庁住まいる防犯110番侵入犯罪の情勢(平成29年)」によりますと、29,947件の泥棒被害の内、ガラス破りによって侵入された件数は38.2%となっています。無施錠が45.4%なので、鍵を掛けていない事と、ガラスを割って侵入する割合だけでも実に全体の83.6%を占める泥棒の侵入行動となっているのです。これは年度によって多少の割合の変化はあるものの、概ね毎年この様なガラス破りや窓からの泥棒侵入が大きな割合を占めます。

さらに、泥棒が侵入を諦める目安として侵入までに時間を要す状況、もしくは時間を要した場合に泥棒はその家の侵入を諦めます。時間にすると5分がその時間と言われていて、侵入の作業に5分以上かかる時は泥棒が退散する可能性がグッと高くなります。

侵入しにくいと思われる事!

例えば防犯カメラが設置されている住宅への侵入は泥棒目線で考えると「顔がばれると困る」と言う心理的な圧迫をかけます。と同時に「防犯意識が高い家だ」と言う印象も与えます。面格子がされている住宅を見て、面格子を突破して侵入しようと思う泥棒がどれだけいるでしょうか?

「なんか侵入するの大変そうだな~」と思われる事でしょう。

泥棒が泥棒に入る前には必ずといって良いほど”下見”をしています。泥棒と気づかれない様に、サラリーマンの格好や作業員の格好でターゲットの住宅の人の出入り(在宅時間や不在時間など)回りの環境、容易に侵入出来るか?をチェックしています。この時に「この家はパスだな」と思われる事が何よりも大切なのです。そして、実際に泥棒が侵入しようとした時に5分以上の作業が必要な防犯をしていれば、そう易々と泥棒を寄せ付ける事はなくなります。

面格子は、泥棒の心理的にも侵入作業のしづらさでも効果があると考えられます。もっとも一か所だけでは別の窓から侵入しようと思いますので、ある程度の窓に防犯の対策を行う事が重要です。

面格子取付費用(材工含む料金)

面格子の価格帯ですが、

トイレなどの小窓は3万円程度

洗面所は3.5~4万円程度

中窓は4~6万円程度

面格子の取付け場所や具体的なサイズにより変動しますが概ねこの様な

価格帯になります。

面格子の施工

【面格子取付の施工中1】

面格子に足を取付します。面格子本体とサッシを固定する為の部品です。

【面格子取付の施工中2】

面格子にも「ひし形」「縦型」の面格子があります。防犯性ではひし形のタイプが良いと思われます。縦型の面格子でかなり強い力で引っ張れば格子が取れてしまいます。ひし形も同様ですが、縦型よりも取れにくい構造となっています。

【面格子取付完了】

角の青い部分は傷がつかな様に養生ビニールが貼っていますので、この部分を取り外し完了します。

出窓ですが3面バッチリ防犯対策が出来ました。

まとめ

本日は防犯の為、面格子を取付た施工実績を紹介しました。

正直面格子の取付け依頼は年間でも10件前後のご依頼ですが、1件のお客様から複数個所に設置して下さいと言われる事が多いです。

面格子は壊れたから取付のご依頼が入る事は殆どなく、やはり防犯の為に新規に付けて欲しいと言うお客様からのご依頼となります。最初は現地調査でお伺いし、受注後にオーダーメイドのサイズで作製します。納期までに最短で5営業日を目安に時期によっては日数が前後するイメージです。

Posted by doorrd