賃貸(アパート、マンション)退去時の自己負担を安くする方法

春先(2月~3月)と秋口10月頃は人の動きが多くなります。要は引っ越しシーズンです。

2月から3月にかけては大学生や新社会人などで通学・通勤に適した場所に引っ越す方が多くなりますし。9月から10月にかけては会社の移動が行われる時期です。”転勤”と言うやつですね。

本日は引っ越しに伴い、現在お住いの賃貸(アパート・マンション)を退去する際の原状回復をお得に行う知恵を解説しています。

引っ越しが決まった時は速やかに行動して退去時の自己負担を極力安くしましょうね!

北九州市のガラス屋・ガラス修理・ドアノブ交換・ドア修理・網戸張替え専用ページ

原状回復とは

借主の責任

賃貸物件で引っ越しをする予定の方は、この「原状回復」と言うフレーズを聞く事になります。原状回復とは今まで住んでいたお部屋を経年劣化以外の自分の過失で行った破損や汚れを元に戻して部屋のオーナーに返す事をいいます。

原状回復ではオーナー(管理会社)の主張と借主(あなた)の主張が異なる事が発生する可能性もあります。原状回復問題は賃貸住宅のトラブル原因となる事が多いので国土交通省では原状回復に関するガイドラインを設けています。

具体的にはクロスの劣化などは借主が直す必要はありませんし、画びょうの極小さい穴も許容範囲。冷蔵庫の裏の汚れも借主負担はありませんが、

例えば、画びょうよりも大きな釘の穴や、テレビボード等のキャスターで発生した床の窪みは借主負担になる事もあります。何が大丈夫で、何がダメなのか良く知る必要がありますね。

退去時の自己負担を軽減するには

コストダウンの方法

例えば、当社はガラス交換やサッシ・ドアの修理を専門に賃貸住宅の退去時の修理をする事も少なくありません。そんな観点から退去時の自己負担を軽減する方法をお教えしますね。

保険の活用を検討しよう!

賃貸住宅に入居する際に多くの方は借主用の保険に加入する事になります。この保険は実は契約内容や保険会社によっては大変充実した内容だったりします。例えばガラス割れですが、”網入りガラスの熱割れ”(網入りガラスに自然とヒビが入る現象)は、結構な保険会社が保険適応としています。また、水道管の凍結による破損や、転倒したために起こった設備の破損も適応としている保険会社もいます。

または、台風による損害は多くの保険会社で一般的に保険対象として認められていますので突風によるドアの破損なども状況によっては保険で直せます。最近ではドアの鍵の紛失も保険適応としている会社もあります。ただしその場合は1回までしか適応できないなどになっている様です。

自分で修理業者を探す!

退去時に管理会社経由で修理をする事が最も楽でスムーズに事が運びます。ただし、管理会社お抱えの業者でもしかしたら管理会社に手数料が支払われる為、相場よりも割高になっている可能性も否定できません。まして、管理会社と取引のない修理屋は特に相見積もりも出来ないので、そもそも相場程度の修理代金かすら分からないのではないでしょうか?

そう言った意味でも、ご自身で2~3社から修理見積りを取る事をお勧めします。

まとめ

本日は、賃貸住宅退去時の原状回復自己負担を軽減させる為の方法について解説させて頂きました。保険適応かを考える。自分で修理業者を探して相見積もりをする。

この2点です。

ただ、それを行う為には、かなり早くから行動を起こさなないといけません。引っ越し数日で全てを終わらせる事はできないので、退去日の最低でも1ヶ月以上前から行動して下さいね。

当社へお問合せされる方でも、3日後に引っ越すので早く修理をして下さい!とおっしゃる方は毎年いらっしゃいますが、もともと引っ越すの繁忙期なのでご予約で埋まっている事も少なくありません。最終的にすぐに動いてくれる業者(管理会社も含め)が一番高額だった!なんて事にならない様に注意しましょう。

Posted by doorrd