ドアの丁番交換はメーカー不明で特定するのはかなり大変!
ドアの丁番が壊れているので見てほしいと言うご相談で福岡市東区のお客様宅に伺って参りました。築年数は15年程と言う事でした。基本的にドア丁番の修理依頼では音がしたり動きが悪かったりする事が多いのですが、東区のお客様邸ではお子さんがドアにぶら下がった為に破損した模様です。
さて、この丁番メーカーが不明です。どのように対処するのか。。
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ドア丁番の交換は意外と手間がかかる
ドア丁番を交換する場合、最初の問題はメーカー特定です。何気にいろいろな所で陰ながら活躍しているドア丁番ですが取り扱いメーカーは数十社にのぼります。まずメーカーの特定が出来ない事には交換のしようがありません。しかもドア丁番にはメーカーの刻印がない事も珍しくありません。メーカーさえ判明すればどうにかなるのですが(生産中止で入手困難なケースもありますが・・・)。
ドア丁番のメーカーがわかるケース
ドア丁番やドアのメーカーがわかれば丁番の品番を探す事も比較的容易になります。ポイントとしては”サイズ”です。メーカーや問屋さんに問い合わせをする時には写真と共にスケッチをして丁番の大きさや穴の位置など詳しく書き留める事が大切です。写真と共にサイズ感が分かればさらに部品を特定しやすくなります。
ドア丁番メーカー不明の場合の対処法
仮にメーカーが分からない場合は丁番を探せる確率は20%を切ります。
まずは問屋さんに問い合わせを行い今までに取り扱った事がないか、問屋さんの経験値を頼りに何社か聞き込みを行います。その際にも勿論、写真やスケッチを見て頂きますが、、ま~大体分かりません(苦笑い)
そうなった場合はの最終手段は丁番及びドアを加工して納める。
丁番の役割はスムーズにドアの開閉を行う事です。あまりドア丁番のデザインが気に入って堪らない!と、おっしゃる方はいませんね。ドア丁番は同じデザインで!と言われる事も皆無です。従いまして交換する丁番の取付け部分、場合によっては丁番そのものを加工する事により丁番交換を行い、ドアがスムーズに稼働する様な加工を行います。
とは言えかなり大変な作業になるのでお見積り的には正規のドア丁番を探した方が断然お安く作業できます。
まとめ
本日はドア丁番の交換について裏話的な内容の記事を書きました。「そんなもの、同じ部品をもって来て取り換えるだけでしょう!専門家なら丁番を見れば直ぐに代替品が分かるでしょう!」この様なご指摘を受けた事もあります。同業の方に聞いても「ドア丁番探すのは大変だね~」と言ってましたのでどこの業者も苦労しているようです。簡単そうに見えて実は奥が深いドア丁番のお話でした。