春日市の玄関引き戸カバー工事を工程解説!

春日市のアパートオーナー様より玄関についてご相談を頂き早速お伺いしました。

自宅の隣の居住スペースを賃貸物件として貸していらっしゃるのですがそこの玄関引き戸の動きが悪い事、網戸がついていないので困っている事のご相談をお受けしました。土台自体の傾きもあり「いっその事玄関そのものを交換出来ませんか?」と言う流れになり、低価格で施工可能なカバー工事により玄関引き戸の交換を受注する運びとなりました。

カバー工事とは?

カバー工事とは既設のサッシを取り外す事無く、既設のサッシを活かして、そのサッシの内側に新規のサッシを設置する工事の事です。

大きなメリットとして、既設サッシを取り外す必要がないので躯体を扱わなくて済み、壁を切ったりコンクリート・タイルの斫りが不要。その為、工事の騒音やホコリ、さらに廃材も最小限で済みます。また工事規模が小さいのでそれだけ工事コストも小さく低価格な施工が可能となります。

デメリットとしては左右上下2~3cm程間口(空間)が狭くなります。

玄関や浴室の折れ戸または引戸で行う事の多い施工方法です。

【施工前の様子】

春日市のガラス屋・ガラス修理・ドアノブ交換・ドア修理・網戸張替え専用ページ

昔ながらの趣のあるご住宅です。この玄関引き戸をどの様に交換して行くのか順番に見て行きましょう。

玄関引き戸交換(障子の取り外し・下枠の撤去)

そもそも土台のレベルも合っていなかったので既設サッシの下枠を取り外す施工設計です。まずは障子と呼ばれる引戸サッシを取り外し、下枠も撤去します。下枠は一部モルタルに埋まっている部分がありましたのでサンダー等を使用して丁寧に取り外して行きます。

下枠部分にモルタル充填、新規サッシ枠のレベル調整

下枠部分にモルタルを充填し新規サッシのレベル及び傾きをチェックして行きます。

写真の撮り方が水平になっていなかった様で、写真では傾いていますがレベルは水平なのでご安心下さい笑。

土間の部分の立ち上がりはモルタルに傾斜をつけて足が引っ掛からない様に施工して行きます。

障子の組み立て

今回はノックダウン方式で部材を搬入しましたので現地で障子にガラスをセットしました。押し縁のガラス入れだったため適寸ガラスカットすれば簡単にガラスのセットが出来ます。

ガラスを入れた後は”片ビート”と言う部材(ゴム)をガラスとサッシの間に取付けガラスが動かない様に固定して完成です。

網戸を建て込みました。

今回、玄関引き戸を新しくする動機の1つが「網戸が無い」と言う事です。付属の網戸を建て込み動きをチェック。大家さん(ご依頼主)や入居者さんも施工を見てましたが網戸が入った時には「お~いいね~」と喜んで下さいました。網戸を開閉すると「滑りも良くて最高ですね~」とご満足。

障子を建て込み玄関引き戸交換工事の完成

既設サッシと新規サッシの間の処理をコーキングや化粧板を用いて行います。最後は障子(サッシ戸)を建て込み鍵の調整や戸車の調整を行い完成です。最終、お客様にサッシの動きを確認して頂き工事完了のご了承を頂きます。

まとめ

本日は玄関引き戸のカバー工事について工程の記事を作成しました。おおまかにはこの様な流れで工事を行う事になります。気になる玄関カバー工事の金額ですがサイズや商品にもより異なりますが25万円前後になる事が多いです。

Posted by doorrd