筑紫野市の和室ふすまの開閉不具合を原始的な方法で修理。

筑紫野市のお客様より和室の襖の開閉が上手く出来ないと言う事でご相談がありました。あまりPRしていませんが当社のサービス内容にはガラス修理やドア修理の他にも、水まわりの水道修理や床や壁の張替え、いわゆるリフォーム工事も得意としております。

もちろん、襖の開閉不具合もご対応させて頂いていますので、日時を調整しお伺いする事になりました。

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現地に到着してみると比較的静かな住宅街で築15年前後程の住宅が立ち並んでいます。周囲の住宅は洋風作りが多いのですが、こちらのお客様宅は純和風の作りで大変立派に見えました。ご挨拶をし「ご主人様、コチラのご住宅は築何年くらいですか?」とお聞きすると「12年ですね。。娘が生まれた年に建てて今娘が小学校6年生なので12歳です」早速動きが悪くなった襖を拝見。

和室と洋室を仕切る襖です。間口がかなり広いので原因はズバリ梁が下方向に極少しではありますが落ちて来ている事と診断しました。解決するためには、梁を上げるか、襖を削るか・・・2択になります。ただ梁を上げるといってもそもそも調整出来るように建築されていないと無理なので念の為屋根裏を見させて頂く事になりました。。かなり確率は低いのですが、間口を大きくとってある住宅では将来、柱が落ちて来る事を予測して多少調整出来る様になっているご住宅もあります。

車から懐中電灯を持ってきて「屋根裏はどこから見る事が出来るでしょうか?」

「おそらく2階に収納があるのですが、そこから一度屋根裏にのぼった事があるので・・・」

私「・・・??2階からですか?それって2階の屋根裏ではないでしょうか?・・・1階の柱を見たいので1階の屋根裏を見る事が出来ればと思いますが。。。例えば和室の収納部分の天井からとか・・・」

お客様「あ~そうですね。。1階の屋根裏を見た事はないのですが、ちょっと待って下さい」

そうおっしゃると、和室の押し入れに入っている布団やこざこざ品を全て出して下さいました。「これですかね~」ビンゴです。屋根裏に上がれそうです。押し入れの天井板を外して問題の梁の所を探索しました。。ダメですね。調整出来そうなものは何一つありません。木の粉を付けて天井裏から脱出。。1つ目の解決策は消えました。残るはもう1つの解決策、襖の上部を”削る”方法です。恐らく10mmも削れば問題は解決しそうな感じなので再度ご相談し「しかたないですね。ここが空かないと空気の入れ替えもやりずらいし、何かと不便なのでお願いします」と言う事で、なかなか外れない襖を取り外し、車両の作業台の所でサンダーを使用し慎重に上部を削って行きます。全て均一に削らなくてはだめなのでかなり気を使い作業を行いました。

その甲斐もあり1発で最適な”削り作業”ができ、襖はスイスイ動くようになりました。

「さすがですね~ありがとうございます」お客様にご満足を頂きこちらの現場を後にしました。

ご利用ありがとうございました!

Posted by doorrd