勝手に取り付ける事はNG?マンションに窓シャッターがない場合に後付けはできるのか？

マンションに窓のシャッターを後付けするときにこのような悩みはありませんか？

「ネットで調べたらマンションにシャッターを後付けできないってみたことがある」

「そもそもマンションにシャッターを後付けすることはできるのか？」

「マンションにシャッターを後付けするメリット・注意点は？」

戸建住宅にはシャッターが付いていることが多く、マンションの窓にシャッターがついていることは多くはありませんが、マンションに住んでいる方であってもシャッターを付けたいと思ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。

そもそも、シャッターは戸建住宅にだけ必要なものではなく、マンションであってもさまざまなメリットがあるものであるため、マンションにだけシャッターを付けない理由は見つかりません。

では、なぜマンションの窓にシャッターが付いていることは少ないのでしょうか？

また、マンションにシャッターを後付けすることはできるのでしょうか？

本記事では、マンションの窓にシャッターを後付けすることは可能なのか？そしてマンションにシャッターをつけるメリット・注意点について詳しく解説していきます。

福岡県の窓シャッター取付はドアードにお任せ下さい！見積り無料。年中無休でご対応しています。詳しくは専用ページをご確認お願いします！

マンションの窓にシャッターを後付けすることはできるのか？

結論から申し上げますと、マンションの窓にシャッターを後付けすることは可能ですが、ご自身の判断で勝手に後付けのシャッターを設置することはやめておくことが無難です。

そもそもマンションの設備は「共用部分」と「専有部分」の大枠に分けることができ、「共用部分」はマンション入り口に設置してあるポストボックスやエレベーター、廊下などの住人が使用することのできる場所のことを指し、「専有部分」は基本的に購入したマンションの今日スペースのことを指します。

マンションを購入した場合の「専有部分」はリフォームすることなどを自由にすることはできますが、「共用部分」に関しては基本的に勝手にリフォームすることができませんが、間後付けのシャッターを取り付ける窓枠の部分は「共用部分」にあたるため、ネットで調べていると『シャッターを後付けすることができない』と書かれていることが多いですが、これは間違いなのです。

というのも、窓枠が「共有部分」に設定されている大きな理由として、マンションの外観に合わない窓や窓枠を設置されてしまうと困るということがあるからなのです。

つまり、マンションの外観を損なわない一般的な後付けシャッターであれば付けてしまっても問題ありません。

サッシメーカーであるILXILや三和シャッターからもマンション用シャッターが発売されています。

・LIXIL（イタリヤ ALC/RC）

・三和シャッター（マドモア台風ガード）

ただし、マンションの管理会社や大家さんによって、窓の部分が共有部分と設定されている場合は何かしらの理由でシャッターを付けてほしくない場合がある可能性があるため、シャターを設置する前にまずは管理会社や大家さんに相談すると安心です。

マンションの窓にシャッターをつけるメリット

マンションの窓にシャッターをつけるメリットは下記の3つです。

・防犯対策になる

・自然災害による被害を防ぐことができる

・騒音対策になる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

1.防犯対策になる

生活安全総務課が集計を行い警視庁が発表した「平成22年中の侵入窃盗（空き巣）の傾向」によると、戸建住宅においての空き巣の侵入手口としてもっとも割合が高かったのは「ガラス破り」からの侵入で約7割ほどとなっているため、窓ガラス周辺の防犯対策は必須になります。

最近は防犯性の高い窓ガラスも誕生していますが、それでも空き巣に破られてしまうことがあるため、さらに後付けのシャッターをつけることがおすすめです。

シャッターを付けることで、まずはシャッターをこじ開けることが必要になりますが、空き巣は侵入までに時間をかけたくないため、シャッターが閉められている窓は侵入されにくくなります。

2.自然災害による被害を防ぐことができる

台風や大雨などの自然災害によって、窓が傷付いたり割れたりしてしまうほど大きなものが飛んできたり、大雨によって窓のスキマから浸水してきてしまったりと、さまざまな自然災害による被害が想定できますが、後付けのシャッターを付けることでこのような自然災害から窓ガラスを守ることができます。

また、自然災害までとはいかなくても雨や風による窓ガラスの汚れもシャッターを付けることで防ぐことが可能です。

3.騒音対策になる

道路の近くや人通りの多い場所に面したマンションに住んでいると、夜間であっても騒音に悩まされることは多いですが、シャッターを締めることで騒音問題を解決することができます。

一般的な窓には遮音性がほとんどないため、少しでも騒音対策したいのであれば遮音性の高い窓に付け替えるもしくは後付けシャッターを設置するなどの対策が必要です。

マンションの窓にシャッターをつけるときの注意点

マンションの窓にシャッターをつけるときの注意点は下記の

・戸建住宅に比べて種類が少ない

・戸建住宅よりも費用がかかることがある

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

1.戸建住宅に比べて種類が少ない

マンションに設置できるシャッターは、戸建住宅よりも種類が限られているため、選択できるシャッターの種類が少なく、好みのデザインや求めている機能性をすべて満たしているシャッターを見つけることができない可能性もあります。

しかし、マンションに設置することのできるシャッターのタイプは、自動シャッター・手動シャッターなど、戸建住宅と同じタイプから選ぶことはできます。

2.戸建住宅よりも費用がかかることがある

シャッターを後付けするマンションが2階以上である場合、シャッターを取り付ける費用とは別に足場代などの費用が追加でかかってしまうことがあります。

ベランダがあったとしても、作業巣ベースが不十分な場合は足場の設置が必要になる場合もあるため事前に相談しておきましょう。

まとめ

本記事では、マンションの窓にシャッターを後付けすることは可能なのか？そしてマンションにシャッターをつけるメリット・注意点について詳しく解説していきました。

マンションであってもシャッターはさまざまなメリットがありますので、ぜひ本記事を参考にして正しくシャッターの後付けを検討してみてください。