糸島市で内窓【LIXIL(リクシル)製】インプラスを取付けしました。価格の比較ポイントも説明!

内窓は断熱性を高めたり、結露防止や防音効果を得る事が出来るインナーウィンドウとして設置される方も多くなって来ています。今回は糸島市で工事を行った現場の施工写真と共に内窓取付に関する見積書の見方、価格の比較方法について解説して行きたいと思います。

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内窓(LIXIL製)インプラス取付【実例】

早速ですが、内窓の取付け画像からです。こちらご住宅では合計で3窓の内窓設置をさせて頂きました。

【内窓取付前の写真】

内窓取付前の写真

取り敢えず枠のみ取付けた状態で。「アッ施工前の写真を撮影してなかった!?」と気づきパッシャと1枚撮影しました。内窓の枠取付は慣れれば簡単です。写真サイズの窓であれば10分~15分もあれば枠取付は可能ですね。枠を取付けたあとは障子(ガラス部分の事を障子”しょうじ”と言います)を建て込み調整すれば内窓取付完成です。

【内窓取付後の写真】

内窓を取付けて調整作業を行っている写真です。内窓は枠を取付けて障子を建て込めば終わりという訳ではありません。窓が快適に使用できる等に主に2つの重要な箇所を調整します。戸車クレセント錠です。少し掘り下げて説明いたしますね。V

内窓の主な調整箇所(その1)戸車

戸車は内窓障子の下に取り付けられていますが、建て付けた状態で見る事は出来ません。「障子を取り外して調整するの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな事は無く、建て付けた状態で戸車の上げ下げ調整をする事は可能です。障子の縦框下部にはプラスドライバーの先端が入る程度の丸い穴があります。この部分にプラスドライバーを挿し込み時計回り(右まわし)で戸車は高く上がります。左まわしで戸車は下がります。一度時計回りで一杯に上げてから障子の戸当たりを確認し傾きの調整をして行きます。戸車は障子左右に取り付けられていますので右を上げて左を下げたりと調整を行い建付けを見て行きます。

内窓の主な調整箇所(その2)クレセント錠

次に、クレセント錠の調整を行って行きます。クレセント錠は窓の”鍵”ですが、内窓にもしっかり窓の鍵は取付けられています。クレセント錠の掛りは本体の位置(上下、奥・手前)と受け側の位置を調整する事によりスムーズ且つ気密性の確保を微調整する事が出来ます。この部分が未調整だと「鍵の掛りが固い」「鍵がかからない」「鍵がスカスカ」等のクレームになります。こちらの現場でもクレセント錠の調整はしっかり行いました。

【別の部屋にも内窓を設置しました】

2窓目の内窓を設置している写真

子供部屋の中窓にも内窓を設置しています。枠の取付けは左右の枠を取付けて、上下の枠を左右の枠に嵌め込みながら進めて行きます。

【子供部屋の内窓設置完了】

出窓のスペースがありましたので楽々内窓が取り付きました。既存の窓の間が狭ければ別途フカシ枠というオプションを使用しなけばなりませんのでその分コスト高になります。こちらのお客様宅ではフカシ枠も不要でしたので良かったです。フカシ枠については後記(価格の精査方法)にも出て来ます。

以上が内窓インプラスの取付実例でした。もう1窓は写りが悪かったので省略します(苦笑)

LIXIL(リクシル)の内窓インプラスの価格の比較ポイント

リクシル製のインプラスと取付けようと考えた時にどこの業者に依頼するかはお見積金額が最も優先される事項の1つだと思われます。その見積の金額について合計金額だけを見るのは少々安直な考えとも思えます。可能であれば2~3社から見積り価格を取得して比較してみる事をお勧めします。その際の項目の見方について説明して行きたいと思います。

見積り項目について

まずは、一般的な内窓の見積りについてです。オーソドックスな項目としては下記4点があります。

商品名

内窓のメーカーや商品名、窓開口部分のサイズ、ガラスの構成などが記されています。

ここでは、メーカー商品名は勿論、ガラスが単板ガラスなのか、ペアガラスなのか、Low-eガラスなのか、その他打合せしたガラスなのかしっかり確認しておきましょう。

そして、最も大切な事は、メーカー希望価格がいくらで、それに対して何割値引きがされているかもしっかり確認しましょう。もし記載がない場合は業者に問い合わせると良いでしょう。

施工費(工事費)

施工費は窓の大きさにより変わる事があります。各窓ごとに記されているケースや”一式”とされているケースがあります。工事費用も業者によってバラバラです。商品代金の割引率は高い反面、施工費に利益が乗っている事もあります。商品代金とのバランスも確認する必要があります。

諸経費

諸経費とは運搬費用や副資材など、商品代金と施工費用意外に必要な費用です。全体の5~10%になる事も珍しくありません。

具体的には、例えば20万円の工事であれば諸経費は1~2万円になる事も十分にありうるという事です。逆に3万~4万になると少し高い印象です。

その他の費用

現場の状況により、それ以外の費用が必要な事もあります。

フカシ枠・・・記事中触れましたが、内窓枠の取付けスペースが確保できないとフカシ枠と言うオプション部材を使用して窓の手前に取付スペースを確保する工事を行わなければなりません。専用部材であるフカシ枠を用いる事もあれば、木で造作する事も可能です。いすれにせよ別途費用になります。

カーテンレールの移設・・・カーテンテールが内窓に干渉する場合はカーテンレールの移設を行う事になりますがこれも基本的に別途費用が発生します。内窓のフカシ枠にカーテンレールを取付けする事も出来ますが詳細は工事店に相談し適切な場所へ取付してもらいましょう。

内窓の見積りで特にチェックするポイント

内窓の見積りで特にチェックする項目としては、その他の費用です。商品や施工費は見積書の比較がしやすいです。しかし、その他のフカシ枠の工事費用やカーテンレールの移設費用は後になって「そういえば、これこれは別途必要なので・・・」と言われ結果的に高くついたと後悔する事になりかねません。商品や工事費用以外の項目についても追加費用が発生しない事をしっかり打合せして見積り内容を比較検討しましょう。

まとめ

本日は糸島市で取付した内窓の施工実例と合わせて、見積り書の比較ポイントについて説明しました。参考にして頂ければ幸いです。

Posted by doorrd