浴室ドアから浴室折戸(中折戸)への交換工事を行いました!

浴室ドアを閉まるとドアのラッチ部分がロックしてしまい、閉じ込められそうで不便な状況にある旨の相談を頂きご対応させて頂きました。浴室のドアは湿気が原因となりこの様なドアノブ関連の故障を起こす事も多く、15年を経過するとメンテナンスを必要とする事も多くなってきます。状態を確認させて頂くとこちらの浴室ドアの修理は難しく交換でご対応させて頂く事でお客様と話しを進めて行きました。

現在のドアタイプよりも折戸タイプの方をご希望されており、浴室ドアから浴室折戸(中折戸)への交換を行う事になりました。

本日は施工写真も交えながら、浴室ドアと浴室折戸のメリット、デメリットについても考えて行きたいと思います。最近浴室ドアの動きが悪く、そろそろ交換を考えられている方はぜひ参考にして頂ければと思います。

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浴室ドアから浴室折戸(中折戸)への交換工事を行いました!

【施工前の写真】

施工する前の浴室ドアの写真

もともと取付けられているドアです。ドアノブの所、サッシにピンク色っぽいテープがサッシに貼られていると思います。これはラッチを機能させない様にテープを貼ってドアが閉まらない様にフリーにしている状態です。テープを外すとラッチがラッチ受けにハマってロックされる事があるので応急処置です。

【工事中の写真】

浴室ドアから浴室折戸に交換する為に作業を行っている写真です。

浴室ドアから浴室折戸に変更するにはカバー工事と言う工法で作業を進めて行きます。カバー工法はあらゆるドア交換で用いられる工法で、ドアタイプからドアタイプでの工事でも、折戸タイプから折戸タイプへの交換でも、この工法で行います。時折デメリットとして下枠部分に少し段差が発生する事があります。この場合は段差緩和材を用いて足が引っ掛からない様に処置をします。

下枠の段差を緩和する為に緩和材を取付けました

【浴室折戸へ交換完了しました】

浴室ドアから浴室折戸へ交換工事が終わった写真

折戸タイプへのドア交換完了です。

浴室ドアと浴室折戸(中折戸)それぞれのメリットデメリットとは?

デザインの好みから機能性、使い勝手まで、ドアタイプと折戸タイプでは多少特徴が異なって来ます。それぞれのメリットデメリットを知る事で自分が使うのに適したドアを選択できると思います。ここではドアタイプと折戸タイプのメリット、デメリットを考えて行きたいと思います。

浴室ドアのメリット

浴室ドアタイプのメリットは何といっても開口部分が広くとれる事です。間口いっぱいの解放感を得る事ができますので体の大きな方や、介護が必要な方で車椅子などと一緒に洗い場に入らなければならない方はドアタイプの方が使いやすいかと思われます。

浴室ドアのデメリット

1枚の扉が大きく開きますのでドアの軌道に物を置く事が出来ません。また今回故障が発生した様にドアのラッチや丁番などは湿気で長持ちないと考えられますので折戸タイプよりも関連した部材が多いドアタイプの方が色々な故障を発生させる可能性は高いと言えます。

浴室折戸のメリット

折戸タイプのメリットは扉の開口範囲を最小限に収める事が出来る事です。比較的狭い浴室(洗い場)に適しています。また子供や夫婦、介護が必要な方など複数で浴室を利用する場合は扉の開閉範囲が少なくて済むので大変メリットを感じると思います。

浴室折戸のデメリット

間口を最大限に使用する事が出来ません。折れ戸を開けて出入りしようとしても、折戸のパネルはバーンと全開に開く事はありません。Vの字になる感じで間口を少し塞いでしまいます。

浴室ドアから浴室折戸(中折戸)に変更するメリット、デメリット

浴室ドアから浴室折戸へ変更するメリットとデメリットですが、前述した各々の良い点、悪い点を総合的に考えると

ドアタイプから折戸タイプへ変更するメリットは下記の点かと思います。

・洗い場の有効スペースが確保される

・複数で浴室を利用した時の出入りが楽になる

・故障する部材が少ない

一方デメリットと考えられる事は下記の点かと思われます。

・介護などで車椅子などを使用される方は出入りしにくくなる

この様に、ドアタイプから折戸タイプに交換する場合、出入りに関してのデメリットは発生するもののそれ以外の点では、特段悪くなる点はあまりないのではないかと思います。

まとめ

本日は浴室ドアから浴室折戸への交換工事を行った施工実例を元に、浴室ドアと浴室折戸それぞれのメリット、デメリットについて考えて見ました。実際に交換をする時には、それ以外のデザイン性、使い勝手などの要素も十分に検討して頂き最終的に判断して下さいね。

Posted by doorrd