【防犯・防災】目隠し可動ルーバーの後付け工事を行いました!窓シャッターの代用としてもアリ!?

目隠し可動ルーバーの後付け工事を行った現場の写真を掲載していますので目隠し可動ルーバーのリアルな感じをお伝えできればと思います。防犯、防災に対してどれくらい効果があるのか個人的な意見も絡めながら記事にしました。後付け窓シャッターが取付け出来ないお宅や、採風・採光をもっと簡単に行いたいお客様に参考にして頂きたいと思います。

それではどうぞ。

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目隠し可動ルーバーのメリット

可動式目隠しルーバーのメリットは大きく2つあります。

目隠し効果

1つ目は何と言っても目隠し効果です。目隠し可動ルーバーと言う名称通りルーバー状の羽が動く事で外からの視界をシャットアウトする事が可能です。これは浴室や脱衣所など衣類を脱ぐなど人目が気になる窓に設置すると安心感はかなり高くなります。また目隠しが出来るという事は室内に明かりを取り込む事も同時に遮断しますので、明かりが入らない方が好ましい部屋などにも利用価値の高い商品となっています。

採風・採光効果

2つ目は採風・採光効果です。明かりを取り入れなくする事が出来る一方、採光の調整も容易にできます。可動ルーバーの閉じる加減で必要な明かりを取り入れる事が可能です。面格子の役割も果たす目隠し可動ルーバーは、窓の鍵をあけた状態で風を取り込む際も防犯上比較的安心して換気を行う事が可能です。もしも、面格子や目隠し可動ルーバーが設置されてなければ、窓を開けっ放しにするのはやはり不安だと思います。

目隠し可動ルーバーの防犯性・防災性

目隠し可動ルーバーの防犯性・防災性について解説します。前述した様に、換気の時など一時的に窓を開けっ放しにする事は比較的安心出来ますが、基本的に防犯性が高いとは言えません。

これは通常の面格子にも言える事ですが、侵入者に対しての視覚的効果は得る事が出来ますし、実際に侵入の際妨げになる事は事実です。しかし一方でアルミ製の格子などは壊す事もそれ程難しくはありません。もともと防犯目的に作られていない目隠し可動ルーバーを過信して窓を開けっ放しで外出するなどはやめた方が良いです。簡易的な防犯効果が期待できる程度だとお考え下さい。

防災性については、目隠し可動ルーバー無いよりはあった方が全然安心出来ると思います。強風の際に物が飛んで来てガラスを割る事を防ぐ役割も十分果たせると思います。ただこちらも防災性をメインで作られた商品ではない以上過度な期待はできません。

ちょっとした強風や比較的小さな台風でのガラス破損被害は回避できる程度のイメージです。

目隠し可動ルーバーと窓シャッターの比較

目隠し可動ルーバーも窓シャッターもリフォーム商品として後付けタイプがあります。窓シャッターと目隠し可動ルーバーの決定的な違いは、製作範囲だと思います。

窓シャッターはリビングなど大きな窓用としても製作出来ますが、目隠し可動ルーバーは大きな窓用として作る事ができません。中窓以下の腰高窓を想定して商品化されています。実は今回施工実績として後記紹介する現場も窓の大きさが目隠し可動ルーバーの製作範囲を超えていたので1つの目隠し可動ルーバーをくっつけて施工しました。この様な、そもそも窓シャッターとは全く用途が別だという事です。

では、仮に目隠し可動ルーバーが製作可能な小窓~中窓で比較した場合はどうなのでしょうか?

私個人的後付けで自宅に設置するとしたら、目隠し可動ルーバーを設置すると思います。

理由は日常的に使い勝手が良いからです。窓の換気の時や、遮光、目隠しをしたい時など日常生活には非常に利用する頻度があると思います。窓シャッターは防犯・防災に関しては力を十分に発揮しますが、日常生活では、就寝前にシャッターを下ろす。これ以外の使用用途はあまりイメージできません。

もっとも、防犯と防災だけに重点を置きたい方は窓シャッターの方がお勧めです。

目隠し可動ルーバーは窓シャッターの代用としてもアリなのか?

いままで記載した事のまとめとなりますが、目隠し可動シャッターは窓シャッターの代用としての機能は簡易的であり、また小窓~中窓などに限定されると思います。

目隠し可動ルーバーはその機能独自の役割があり窓シャッターも然りです。

共通するメリットが多いので代用品としてもアリなのか?と考えられる方もいらっしゃると思いますが、本記事を参考にお客様個人個人の利用するシチュエーションを想定しながら代用としてアリなのか、ナシなのかご判断頂く材料にして頂ければと思います。

目隠し可動ルーバー後付け工事の施工実績

【目隠し可動ルーバー施工前の写真】

どこの住宅にもある居室の腰高窓です。

こちらの窓の横幅が目隠し可動ルーバーの製作範囲を超えており、2つの目隠し可動ルーバーをくっつけて施工しました。まずは正面向かって左側の窓に設置しました。

続いて右側も取付け両方の窓が隠れました。

青いビニール上の物は養生シートなので施工後に外します。

【施工完了】

2つの目隠し可動ルーバーに分けたおかげで、片方だけ開けて片方だけ閉じると言うような使用も出来る様になりました。これはこれで、お客様も「いいですね~こっちの方が便利かも」とおっしゃって頂けました。

両方のルーバーを開けた状態です。

いかがでしょうか。結構いい感じで納まりました。納まりの綺麗さは現調の精度によって変わってきます。しっかり現調ができれば窓のサイズピッタリに納める事が出来るので仕上がりが綺麗ですが、意外に現調が雑、未熟な業者だと窓よりのかなり大きくなり仕上がりが「あれ??」と言う感じになります。

まとめ

本日は目隠し可動ルーバーに関してその効果や窓シャッターとの比較、施工実例などについて掲載しました。 目隠し可動ルーバー を検討されている方は参考にして下さいね。

ちなみに窓シャッターに関心のあるユーザーの方は下記の記事も役立つと思いますのでご一読頂ければと思います。

福岡市南区の後付けシャッター(雨戸シャッター)の取付け工事は2窓6時間で完了です。

後付け窓シャッターを2階の窓に取付しました。ボックス下げ納まりの窓シャッターです!

Posted by doorrd