飯塚市で雨戸交換工事を行いました。雨戸修理のご依頼から一転、雨戸交換になった理由とは!?

飯塚市で雨戸修理のご依頼を頂きました。台風が過ぎ去った9月下旬の事です。当初は雨戸の戸板が引っ張り出せないので修理をして下さい。とのご相談でした。現場に伺ってみると”木製の雨戸”で修理と言うよりも雨戸その物が経年劣化で古くなっており、さらに戸板を滑らせるレール部分などかなり損傷している状態です。「お客様・・雨戸の修理と言うよりは、一式全部交換された方が良いかと思います。仮に多少戸板の滑りがよくなったとしても、別の劣化している部分が不具合を起こす可能性が高いと思われますよ」

この様なご提案をさせて頂くと「やっぱそうやろね~私のそう思いよった!ほらね、お父さん」奥様が隣で新聞を見ているご主人様と私の向かっておっしゃっています。ご主人様は「も~かなり古いからね~30年以上は建つ建物やから~じゃ~全部替えてもらうか~??」奥様と私の向かってこの様なおっしゃっています。近年毎年台風の強さを増していますので防風の意味でも雨戸はどうにかされたいご様子です。工事をしてもらうなら3窓一緒にお願いしたいという事で、3窓の雨戸交換工事の受注を頂きました。

本日はこちらの現場の施工実績を記事にしました。

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雨戸交換の施工工程

雨戸を交換する場合は既存の雨戸と撤去しなければなりません。雨戸から後付けの窓シャッターに交換する事も出来ますが、窓シャッターの場合はシャッターが収まるシャッターボックスのスペースが必要ですし、現在、戸板が収まっている鏡板の部分の補修工事が必要となりコスト高になる可能性が高いです。総合的に検討して頂き、現在と同様の横引き雨戸への交換をさせて頂く事になりました。

既設の雨戸撤去

飯塚市の現場では正面の雨戸2箇所と、向かって左側の雨戸を交換します。まずは戸板を外して鏡板の部分を撤去して行きます。

上の写真は正面右側の窓です。下の写真が正面左側の窓です。左側の窓にはエアコンのホースが雨戸の全面を通っていましたのでエアコンホースの化粧カバーを取り外して多少フリーの状態にしておきます。

下の写真は建物側面の窓です。地面からは高さがあるので脚立を立てかけて雨戸の撤去作業を行いました。バールとハンマーを使用して3窓の撤去を2名で約1時間30分程度で終えました。

新規雨戸枠の組立

本来であれば倉庫で組み立てて車に載せて搬入するのですが、台風後でかなりバタバタ忙しく、その余裕がありませんでした。その結果、雨戸が載るサイズの車両は別のスタッフが使用中で確保できずに現場で雨戸枠の組み立てを行う事になしました。

現場では組立スペースも限られていますので、1つ組み終わっては取付けて、1つ組み終わっては取付けてと少々非効率な作業になり時間をロスしてしまいました。

雨戸枠の取付け

まずは組みあがった雨戸の枠を所定の位置に取り付けます。この時重要な事は”レベル”です。しっかりレベルがあっているのか水平器で確認しながら枠を取付けて行きます。枠の取付けには付属しているビス・釘がありますのでしっかりと固定して行きます。

取付終わったら綺麗に掃除をし戸板や鏡板の建付け準備を行います。

戸板と鏡板の取付け

まずは鏡板を所定の部分に差し込むように入れて戸袋部分とレール部分の仕切りのカバーを取付けします。その後戸板を建て付けます。戸板は上の部分をレールに差し込みその後に下の部分をレールに乗せます。最後は室内側からロック位置の確認と調整を行い取付工事は完了です。

外壁の補修を行った後にエアコンホースを元に戻す段取りです。

ここまでで16時過ぎでした。外壁の補修は翌日大工さんに入ってもらいます。

外壁の補修を行い完成

補修の方法は様々です。仕上がりが一番綺麗な方法は隙間が開いた部分にモルタルを塗ってその部分を塗装するば違和感なく収める事が出来ます。ただ予算的に抑えたい場合は、サイデイングを上から張る補修の方が簡単なのでコスト減となります。この仕上げもお客様とご相談し「家も古いので安く済む方がいいです。見た目は全然気にしないので」と言うご意向でしたのでサイディング張りでホワイトに塗装しました。

まとめ

最後はエアコンホースも元に戻してコーキングで回りを防水し施工完了です。雨戸交換工事2日で引き渡し終えました。途中何度も差し入れにお茶とお菓子を頂き大変お気遣いいただきありがとうございました。これで台風が来ても窓の被害は最小限に済むかと思います!

Posted by doorrd