福岡市西区の単板ガラスをAGCアタッチ付きペアガラスに交換しました。

福岡市西区で通常のガラスからペアガラスに入れ替える見積りをして欲しいと言うご依頼を頂きました。

お話しを聞いて行くと最初に建てたハウスメーカーに相談しペアガラスへの交換見積りを出してもらった所、結構な高額だった為、当社に相見積もりのご依頼と言う事だとおっしゃってました。当社でも結構な数の相見積もりを行いますが半数以上受注させて頂いていますので相場よりもそこそこ安いと思っています。

そもそもハウスメーカーが当社の様な地元のガラス店に依頼されますので中間マージンが不要な分、相見積もりであれば当社に軍配が上がる構図です。

お客様のご要望でペアガラスの種類は日本板硝子のスペーシア(空気層の部分が真空状態になっている最も機能性の高い。。お値段も高いペアガラスです。)とAGCのアタッチ付きペアガラス(以下、アタッチペア)アルゴンガス入りです。見積りの結果AGCのアタッチペアを当社にて施工依頼を頂きました。

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アタッチペアのメリット

AGCのアタッチペアの特徴は何といっても施工性。例えばスペーシアだと基本的にコーキングでの収まりになりますのでその分工賃も割り増しで必要となります。ただアタッチペアだと商品をサッシに”ガチャ”と嵌め込めばコーキングもグレチャンも不要なので施工は非常に簡単です。

アタッチペアのアタッチメントは何故必要か?

通常ペアガラスの場合は、【ガラスの厚み+空気層+ガラスの厚み】この様なペアガラス構成になります。

例えば3mmの透明ガラスでペアガラスを作る場合

【3mm+空気層6mm+3mm】この構成の総厚は12mmです。3+6+3=12なので。

で、住宅用のサッシの溝幅は何ミリでしょうか?比較的多く使用されているサッシの溝幅は9mmです。勿論それよりも広い溝幅もありますが既存の住宅では9mm開口のサッシが使用されているケースが圧倒的に多いです。

その場合は、サッシの溝幅9mmに対して厚さ12mmのペアガラスは入りませんね。。なので12mmのペアガラスにアタッチメントを付ける事によりサッシに差し込む部分を細くして既設のサッシでも使用出来るように開発された商品がアタッチ付きペアガラスと言う事なんですね。

【施工前】

西区のお客様邸では1階・2階と合計5窓(合計10枚)の単板をアタッチペアに交換しました。写真のお部屋は2階寝室なのですが、微妙に立ち上がった柵で結構苦戦しました。窓ガラスの手前にはベットがあります。窓の外側は30~40cm程のスペースがあり人ひとり立つ事が出来るのですが、なんせ2階なもので動きも制限されます。ふたりがかりでどうにかサッシの取り出しに成功し交換を始めました。

【施工中】

上の写真がAGCアタッチ付きペアガラスです。ガラスの縁がブロンズになっていて、その先が黒色になっています。ブロンズは既設のサッシの色に合わせてチョイスします。外側の黒い縁がサッシに差し込む部分で固い樹脂系の素材です。サッシに組み込む時は木で叩きながら組んで行きます。先に記述した様に、グレチャンやコーキングを使用せずに気密性を担保する必要があるのでかなり”ガッチガチ”に組み込まれている状態です。

【施工後】

アタッチペアに限った事ではありませんが、ペアガラスには室内側・室外側・上下と決まりがあります。特にアタッチペアではアタッチ部分がガラス部分に比べて細くなっています。中心で細くなっている訳ではなく片面に隔たって細くなっていますので裏表を間違えるとクレセントの部分で不具合が生じる事になります。上下の間違いは刻印がなされているので素人目でも分かるようになっていますね。

まとめ

本日はAGCアタッチペアの施工現場福岡市西区の実例を記事にしました。最近では結露対策や断熱目的で内窓やペアガラスなど機能ガラスを導入されるご家庭も増えて来ました。色んな商品が出ているので多方面に情報を集めてベストな選択をお手伝い出来ればと思う今日この頃です。

Posted by doorrd