太宰府市でペアガラスの交換に伺って来ました。

2019年は台風が九州北部に上陸し大変な被害を出しています。台風発生後の数日間はガラス割れ交換のご依頼で大忙しです。そんな中、太宰府市のお客様より「ペアガラスにヒビが入ったので修理して欲しい」と言うご依頼がありました。

保険を使いたいので取り急ぎ見積りして欲しい。とのご相談です。住宅の火災保険に加入していればこの様な時に修理を行う事が出来るので大変あんしんです。

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【施工前】

ガラスが割れた原因は分からないと言う事でした。状況を見ると小石でも飛んできた様な割れ方をしています。ペアガラスのこの様な(写真)割れ方であれば外側のガラスのみにヒビが入っている状態です。従いまして内側(室内側)のガラスは大丈夫なので外気が入って来たりする事は無く防犯上も直接的に悪くなる事はありませんのでしばらくは安心です。ただいつまでも放置しておくと雨がひび割れの所から浸透し空気層のスペースまで侵入します。また泥棒などは未修理のガラス等で不用心さを察知しますので狙われる可能性は高くなります。早めに交換した方が良いですがごく短期間であれば大丈夫です。

【施工中】

新しいペアガラスをサッシ枠に入替しました。

【施工後】

サッシを建付けました。ガラスの反射が高いのが写真でお分かり頂けますでしょうか?Low-E(ローイー)ガラスと言ってガラスの内側に金属膜でコーティングされています。Low-Eとは低反射と言う意味ですが太陽からの紫外線をカットする効果が最大限に発揮されるガラスとなります。

室外側のガラスに金属膜をコーティングする事により”遮熱”効果を高めます。紫外線を多く取り込む窓には外側に金属膜がコーティングされたLow-Eを選ぶ方が良いでしょう。

逆に、室内側のガラスに金属膜をコーティングする事で、室内の暖房熱を逃がす事無く暖かい太陽光を取り入れる事が可能です。底冷えのする部屋には室内側に金属膜がコーティングされたペアガラスを選択されると効果を発揮すると思われます。

太宰府市のお客様邸では西日が強いので室外側に金属膜がコーティングされたガラスを交換しました。

ペアガラスの修理は現調作業を行ってガラスの構成でお見積り

太宰府市のお客様は「見に来て欲しい」と言うご要望でしたが中には「電話口で金額だけ知りたい!」とご要望のお客様もいらっしゃいます。もちろん単板(普通の板ガラス)であれば縦と横のサイズが分かれば大まかな概算お見積りは可能です。しかしペアガラスの交換を行う場合は”現地調査(現調)”は必須となります。

ガラスの高さと横幅以外に必要な情報があります。「ガラスの構成」と言われる情報です。ペアガラスは単板(透明・型板・網入り・合わせガラス)と単板で作られていますがその間には空気層(乾燥空気・アルゴンガス・真空)があります。お見積りを出す場合は、ガラスがどの種類なのか?空気層の幅は何ミリなのか?このあたりの情報が必要となってきます。

ペアガラス発注に必要な情報

ガラス屋が現調にて調べる情報は

・ガラスのW(横幅)H(高さ)サッシ飲み込みも含んだ発注寸法を確認します

・内側と外側のガラスの種類(Low-Eガラスなのか?もこの時に確認します)

・ガラスの厚み、空気層の厚み(この事を確認し総厚<ガラスと空気層を含んだ厚み>を確定します)

まとめ

本日はペアガラスに関してブログ記事にしました。ペアガラスの見積はガラスのみの交換なのか?グレチャン(ガラスとサッシの間の材料)も交換するのか?仕上がりはコーキングで行うのか?など通常のガラスに比べると少々項目が多くなります。出張見積り無料の業者にまずは見てもらいましょう!

Posted by doorrd